サンクコスト効果

ながかった4月相場もようやく終了。
みなさまいかがお過ごしでしょうか

4月単月の実現利益では120万の黒字、でも含み損がその倍はある。
デイトレのショートフックでちまちまポイントを稼いだのに
2461ファンコミの急落を買い向った私に会心の一撃がクリティカルヒット
よこたわる　えいちあーる亭　亭主　(涙)

スウィングをあきらめてデイトレに切り替えた判断までは正解だった。
5分足をにらみつけ、また一方では株価ボードとニュースの更新に目を配り
神経をすり減らすようにして少しずつ積み重ねた幸せに気がゆるんだスキに

またしてもあの悪夢が、
LDショック直前の最悪のタイミングで参加したファンコミ
一銘柄で過去最大の損失をこうむった口惜しさを忘れかねて

今思うと、この銘柄については正常な判断ができなくなっていた私。

下値抵抗線と下げトレンドのラインが収束しそうに思えて、
ここまでくれば反発もあるよね。と信用全力勝負に出た　えいちあーる亭　亭主に
北斗百裂拳炸裂　爆下げ!　　ヒデブッ!　　(ここまでくると笑うしかない)

そういえば、かつて読んだ本の中にありました。
損したくない心、と取り戻したい心が掛け算になると損に損を重ねる。
こうした心理をサンクコスト効果というそうです。(Sunk=埋没したという意味)

なんとしても取り戻したいほどの損失を未経験なゆえに陥った罠
納得のいかない爆損が紡ぎだす損失の連鎖　うん、ゆるすまじ

サンクコスト効果の呪縛を理解しつつも生涯をかけてリベンジを誓う
えいちあーる亭　亭主でした　

(こーゆうのも死に至る病といいます)

そこにいたこと

人の行けない時期に行くことが私の特権、
とばかりに旅に出た　えいちあーる亭　亭主　　でも、この旅行は失敗でした

何をしにきたんだろう?
気晴らしに買い物をしてから、遺跡や美術館が見たいと思って来たのに
見覚えのある噴水や彫刻のそばで何かを探したがっている私がいました。

あの日、あの街角で・・・
十数年前の思い出をトレースするようにおとずれた街で
自分の求めていたものに改めて気がついた私。

寂しさを埋めるつもりなら、ここにそんなものはないよ。
こころの中で誰かがつぶやく
そんなことはわかっていた。それをのぞんだ旅行でもなかったはず。

あるいはむこうの老夫婦が
あまりにさりげなく手をつなぐ姿に当てられたのかもしれない。
ただ十数年前には幸せそうに笑っていた女がそこにいたということ
そしてそれを知る私が、今ここにいるということ
そう、いまはそれだけでいい

私が抱いて生きようとしたものはとうに決めていたはず

ただ、私が手にできなかったものをあきらめるには
まだまだ、時間が必要なようでした。

破と壊のあいだで

日経JQ平均は一目均衝表の雲の上限で下げ止まり反発のようす
みなさまいかがお過ごしでしょうか

日経平均の上げと比較しても新興市場の引きずる痛みが見えてくる今日この頃。
朝一番のわんだほーな下げに拾いたくてしかたがない　えいちあーる亭　亭主

しかし、これ以上の建て玉は現物株を担保にする必要がある。
かってその形で2回挑戦。その結果いずれも日経平均大幅調整、
しかも回を追うごとに痛めに、もはや日経平均のトレンドをつかさどる私。

ひょっとしてこれは恒例の春の調整局面が早めに訪れたのかも
そこへうかつに手を出して止めを刺してはいけないと思いあきらめました。
終わってみればマネックスショック以来のチャンスカード。
でも、私が出動していたら急落していたかも・・・

前場、おもったほどあせった投げもなく推移する4849エンJPN
昨日の終値にひしめく350程度の売り板、おそらくこの3日間の高値掴みのみなさん
71万を越えたあたりから花びらの落ちるように10株15株単位で指値を下げてくる。
さすがの終値にひしめく売り板も後場寄りを過ぎれば100株程度の葉桜。

あえて直近の強力なサポートライン付近で売らなければならなかったところに
信用の影を見るえいちあーる亭　亭主。　危機とチャンスは紙一重。

心よりいでて　形に入り　形よりいでて　心に入る　　(たしか世阿弥)
形のいくつかは身についたかも、でも形からいでる時、おそらく無能な私に破は選べない
やっぱり器をこわして　壊

逃げちゃだめだ X 2

新興市場本日は後場日経平均の下げにつられるように痛めの下げ
みなさま以下かお過ごしでしょうか

急落するエンを見ると出動せずにいられないエンJPN救助隊のような私
下げ止まりを見せた73万円台でキャッチ、次の一手を考える間にさらに急落するエン
すかさず前回下支えた株価あたりへ指値する私に追いすがるように強烈な下げ
ノーポジはたった1日あっという間に残高を膨らませるえいちあーる亭　亭主　

さらに、大負けしたままなのがくやしくて2461ファンコミの動向をうかがう間に
前回安値が急速接近、チャーンスとばかり信用買い10株636000円指値しておく。
一瞬で売り込まれました。こうあっさりと割り込むようでは明日の追証の投げも心配。

GWに備えて持ち高の調整を図ったのにまたしても信用全力勝負!
ここで押さえたからにはGW明けの相場回復に照準を定めて耐える。
日経平均も560円程度の調整あと下げてもせいぜい200と見たえいちあーる亭　亭主

買いにくいところを買う、いつもそうしてきた。
逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ・・・
また，くりかえし言ってみる私。

おいてかれてもうた

最近は、銘柄ごとの選別が一層顕著になってまいりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか

おととい手放した4849エンJPN
やはり手持ちがないとさびしいので売却したちょっと下の価格で指値しておく。
75万前後をさまようエンに欲しいけれど怖くて買えない、さようならエンとつぶやく私。
することもないので前場席をはずしていて、もどってきたらなんと約定していました。

そうかー、お前もさびしかったか。と
行方不明になりかけた愛犬が戻ってきたような気持ちで喜ぶえいちあーる亭　亭主
こうなったからにはしばらく様子を見て現引きしようと心に決めていました。

後場、さらに高値を探るエン、
76万手前の攻防に、直近高値はすでにクリアした。しかしピッチが早すぎる。
あの60万の戦場ははるかかなたに、山高ければ谷深し、のことわざが心をよぎる。
5分足が下げ始めた時、下値でまた買いなおせばいい。そう思って売りました。
そうです。売ってしまいました。

75万を割ったら即出動すべく板を見つめるえいちあーる亭　亭主
しかし今回のチャンスの女神にはきっちり前髪しかありませんでした。
株価は77万台突入。マジでここのあとは上場来高値達成までは手が出せない。

おもえば昨年この株に参入したのも上場来高値接近をみて、
だめなら売ればいいでも、越えたらきっとすごいぞ、といううぶな冒険心で乗った銘柄。
いっときは猛烈な投げのさなか心中覚悟で買い向かったほどのめり込んだエンだったのに
いつの間にか守りに入ることが多くなってしまった。

相場の下落の影におびえる私は水鳥の羽音に逃げ出した平家
あのLDショックの痛手はとうに癒えたのに、その怯えをどこかでまだ引きずっている私
まだまだ修業が足りない　こうして投機家はさらなる修業のたびへ・・・


PS 時折遊びにいく三十路OLの赤裸々投資日記さんのブログで面白いテスト発見

日経マネー投資力検定の成績： http://www.toushikentei.jp/
●受験日　2006年4月15日
●点数　72点／100点（平均67.1点）　
●偏差値　53.2
●マネー検定2級
●知識レベルの高い投資家です。実戦で、自分の強みを磨いてください。
●得意な分野は　チャート力と感応力
●不得意な分野は　ありません
●分野別得点　ニュース力：13　基礎力：13　銘柄力：11　チャート力：17　感応力：18

ペンタゴンチャートでみると感応力18.チャート力17が突出した形
やはり私の投資タイプは直感と読み　　　やっぱりばくち打ちやないかい (笑)

君去りし後

本日は2時前あたりからの先物につられた新興、東証の
いずれもまだら模様の上げ、今日おいて行かれた株の運命やいかに
みなさまいかがお過ごしでしょうか

ライブドア売買最終日ということでライブドアの株券を1枚記念に持っていてもいいかな
そう思った人も少なくないらしく4500万株の出来高。いずれ額に入ったり表装された
ライブドア株が平成元禄の記念碑としてネットで売られることになるんでしょうか。

ふり返ってみればライブドアショックは
やはり煮詰まりかけていた市場の調整のきっかけに過ぎなかったようです。
3月初旬までのBOXを抜けた日経平均の上昇を横目に4849エンJPNひとすじの私。

本日先回高値あたりに1000円単位で地雷のように仕掛けてあった信用返済売り、現物売りが
順次炸裂、約定を知らせる電子音が鳴り捲り、そして株価は75万越えへ
おもわぬ早い時期に売れたのはいいが俺を置いてどこへ行く、とすこしむくれる。

久しぶりのエンJPNノーポジ。
しかし、ここまでくるとある程度深押ししてくれないと怖くて買えない。
しかし現物は確保しておきたい私。

ふくれあがったキャッシュポジションを頼りに
ライブドアの去りし市場でどんな絵を描こうかと、
この週末が楽しみになったえいちあーる亭　亭主でした

もうしわけないが気分がいい

日経平均３日続落　手持ちの新興株上昇。すこし気分いいかも
みなさまいかがお過ごしでしょうか

ゴールデンウイークを２週間後に控えて
３度目の正直に備えんものと持ち高を絞る　えいちあーる亭　亭主

しかし、習性とはおそろしいもので注目銘柄が下げると買わずにいられない私
昨日ディトレに走った5801古河電工、さらに4109ステラケミファ、4847インテリW等々
翌日に持ち越すリスクを避ければ何とかなる相場。

朝、大勢が判明するまでに一天地六で信用買い参入。
一押し二上げを旗印に、この上はあるのか?どこで逃げるか?胃の痛くなるような日々。
おもえば5日から7日程度のスイングでものになった昨年までの相場が懐かしい。

しかし、最近の板は翌日へ持ち越すと何が起こるかわからない。
今日のこの値が明日もあるのか?といった不安が先に立ってにわかディトレの日々

2年続けての調整を前にあちこちのブログもポジションの調整を、全株現金化も視野にと
なにかライブドアショック直前の雰囲気に似てきた感もある
2度あることは3度あるのか?あるいは市場は裏切るもののたとえ通り新展開を目指すのか

ただいえることは、キャッシュポジションのみがあらたな切符を手に出来るということ
すでに手持ちの切符は天国へいざなうのか、地獄への片道切符になるのか

なやましさに拍車をかける日経平均の下げ
買い向かうのか、手出しは無用か　

ままよ思案六法、今日もディトレに走るえいちあーる亭　亭主でした

思えば遠くへ来たもんだ

日経平均は2000年7月以来の高値到達
みなさまいかがお過ごしでしょうか

おもえばこの日付は私が株式投資に足を踏み入れた忘れられない月
最初の銘柄は忘れもしないソニーでした。12000円くらいしていたんですよあの頃
ビギナーズラックで30万くらいの利益が出てちょっと得意っというかんじでした。
なくすわけにはいかないお金。つぶれない会社を、ちょっとは知ってる会社をって
私が値嵩株を好きなのはこのあたりに端を発したようです。

その後はインターネット関連の銘柄を集中的に手がける。光ファイバーから半導体
さらには道(インフラ)を作っても儲かるのは道の上で商売する人。と思いあのソフトバンクへ

悪戦苦闘の日々でしたがデーター通信の環境が激変していく過程を
リアルタイムで体験できたことは新しい文明の黎明に立ち会うような感動でした。
ソフトバンクはその後乱高下を繰り返し相場の心構え、読み、進退、はらのくくり方
いま私が相場に居られるすべてを教わったような気がします。

あのころはこの7月を過ぎても坂道を転がるような下げ
買っては投げ、買っては投げ、取引を小口にとどめていなかったら奈落の底へ
でも、そんな中にも上げる株はあるもので、
なんとか息をしていたあの頃がなつかしく思い出されました。

ここまで上げてこの先どうなるんだ?といった声も聞こえる今日この頃
昨年の９月頃にもこんなことがあったような・・・　勇者の為の相場パートⅡ?
LDオートのCMのようにカイテン、カイテンでくるくる回ってみましょうか。
思えば遠くへ来たもんだ。