えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

リップバン・ウィンクル

2013-02-06 18:42:17 | 航海日誌
スカポン白川の総裁前倒し辞職のニュースに沸く東京市場はわたくしのシナリオでは参院選あたりで到達予定のリーマン・ショック直前の高値に本日到達 困ったもんだ。

詰め腹を切らされるような退任を市場がこれだけ材料として歓迎するなか、辞職するいじめられっ子の風情のスカポン白川。無念さもあろうが、この3年間、円高を放置された挙句に海を超えざるを得なかった企業、空洞化する国内製造業から締め出されてリストラされていった数十万、数百万のサラリーマンの悲哀を思えば万死に値すると言い続けて来た えいちあーる亭 亭主。石を持て追われるような終わりの風景を招いたのは因果応報。3年の間、街の姿も知らず部下にかしずかれて無駄飯を食い続けてきた裸の王様。憎しみをこめて死者を鞭打とうとするわたくし、覚悟はあるつもりだが。。。 これからものうのうと暮らしていく事であろうこと、ただ ただ許せん! あえて再び言おう。いい死に方だけはしてくれるな。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

徒然

2013-02-03 19:23:00 | 航海日誌


アベノミクスに沸く株式市場の中で輸出採算型企業や株高のメリットを受けた金融株の上昇と低迷する家電産業の株価の凋落を見るとまだこの国は斜陽の中にあると見るわたくし。円安はEUやアメリカが最悪期を脱したゆとりで円安を許容したに過ぎない。ユーロの皮をかぶったマルクで大儲けしてきた独逸のメルケルだけが抗議するのはその証左。売れる商品を作り出せない電器メーカーに円安のシークレットシューズをはかせたところでつんのめるのが関の山。銀行株にいたっては新規の融資先を開拓したわけでもなくただ手持ちの保有株の資産価値が増えただけのこと、低金利でどれだけ国民の資産を掠め取ったことか。金利を上げろ話はまずそれからだ。

アップルの減産がそのまま国内の減益材料になる今の市場こそ誰かに寄りかかって生きるこの国の体たらくを如実に示している。でも、その中身はこの国の部品無くしては成立しない製品であることも確かなわけで。「安かろう悪かろう」そんな謗りを受けた挙句にこの国の部品無くしては製品が成立しない。パクリが横行する今でもパクれない技術がこの国の最後の砦。この国の技術で何が出来るか、というより何がしたいかを問い続ける企業。坂の上の雲に届かぬと知りつつも歩みをやめぬこの国の力であって欲しいと思う えいちあーる亭 亭主

柔道界では立場もわきまえず据え膳に手を出した挙句の小股すくいに1本とられた金メダリスト(これは高くついた)かたや大人の選手を相手に張り手やケリを出した監督。立場が下の相手への見くびりあなどり。強く見せることで自分の立ち居地を確保したかった下心が透けて見えてこれの事象が今の会社や社会に蔓延していることを図らずも示すことになったアタ花と見るわたくし。本物のちからといじめとも見える弱さのハザマでゆたっている時間はもう残り少ないと思う えいちあーる亭 亭主 アベノミクスの株高を税収、賃金の上げに結びつけることが出来るか。参院選後は族議員の跋扈する旧来の自民党が顔をのぞかせるはず。覚悟を示すためにもTPPの農業案件に一刻も早く手をつけてこの国の再生のために必要な農業改革を前にすすめないとやり直せないところへ落ちてしまう危険地帯により近づいたように思える昨今の日本。

終戦直前の戦時国債レベルにまで積み上がった赤字国債、危機対応の国債整理基金10兆円から7兆円を取り崩してまで見かけの発行額を減らしたアベノミクスiに一抹の危うさを感じた えいちあーる亭 亭主 この株価の上昇がサイゴン陥落の米軍ヘリでなければと 繰り返す歴史の狭間で思い悩むわたくし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂崎幸之助商店