えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

徒然

2015-11-25 22:10:58 | 航海日誌
新興市場に動きがなくなって仕方なく小遣い稼ぎの小ロット多銘柄にシフトしていた間に発見したいくつかの銘柄に集中投資出来たのもおそらく今日まで。いずれの板も天井近しないしは首つり天井なチャートを形成して来たのを見て本日手仕舞い。資金に余裕が出来ると次が欲しくなってパチモンを掴んだあげく痛い目に合うはめになる、学習する えいちあーる亭 亭主。

あっちのチャンスこっちの吹上げどれもがみんな自分のモノと思うからうまくいかない。そんなところからこころに焦りが入り込んできて判断が捻じ曲がる。見ていたけれど入らなかったのならそれは自分のための相場じゃなかった 禍福は糾える縄の如し 正眼に構えて肩の力が抜けた時、はじめて竹刀は自在に動く。

夏の終り、ドラッグストアでいつものクールバスクリンが品切れだったので同じくブルー系のバス○マンを2缶購入。使ってみるとその違いがまさに手に取るようにわかるわけで。初めて使ったバス○マンは本体が金属製のため、ぬれた手で触るとすべる滑る危うく浴槽に落としそうになったが俊敏にキヤッチ。オレの反射神経まだまだ捨てたものじゃないんじゃねぇのとほくそ笑むわたくし。

同じ楕円のケースながらかたや防水紙仕様ですべることもなく手になじんで横幅も手を自然に開いた感覚にすっぽり収まる。一方のバス○マン、金属ケースの滑りやすさは先に書いたが横幅の太さも相まってしっかり掴まないといつ落としてもおかしくない。ケース1つとってみても材質はむろん人間工学的発想なのか使う人の手を思っての発想なのかその根元にあるものはおそらく同じ。使う人のことを考えて作ればこうなる。

バスクリンの透明感のあるオーシャンブルーが我が家の夏の風物詩 もちろん気分転換に蛍光色を感じさせる定番のバスクリンも。バス○マンも水色のお風呂にはなるのだけれど、一番近い言葉でいうなら絵筆を洗った後のカップの水。どうみても透明感がない。ケース1つ作るにも心使い気遣いはあらわれるもの それはそのまま製品につながるわけで。

今日の鶏肉はおいしかったとか、今日のコロッケはおいしかったとか、食べて分かるばかりじゃない。手も口ほどにモノが分かる。同じような製品を買うとき手当たり次第でかごに入れるんじゃなくて、手に答えを聞いてみるのもアリだなぁと 先週ようやく使いきったバス○マンを 秋の定番 薬湯に切り替えて もみじ色の湯を楽しみながら あいもかわらず株も買う前からよしあしがわかればなぁと思案にふける えいちあーる亭 亭主


- 文中の評価は個人の感想です購入(投資)の判断はご自身の責任において(笑) -
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思案橋ブルース

2015-11-06 03:56:02 | 航海日誌
昨年の10月 消費税10%反対派への制圧射撃だった黒田バスーカ2にもかかわらず2%を先延ばしし2016年政治決定で補完したものの怪しさの漂う今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか 折しも郵政株祭りも伝って日経平均は19000円台回復 降ってわいた株高で年末2万円。返す刀で消費税率アップになだれ込むため高級商品が売れていると読売や産経の提灯記事で平成元禄のひとつも語られる春は近いか?

そんな中、労働者の人口構成で パートや派遣社員の比率が40%を超えたきたニュース。詰み重なるスキルが望めなければ生涯賃金が横這いの可能性もあり、豊かな中間層に支えられてきたこの国の消費は間違いなく彼らが作る消耗品を消費するだけの閉塞空間になる恐れがある

翻って見れば、たまたま、米国経済の立ち直りのタイミングで民主党から政権奪取に成功した幸運。スカポン白川が70円台までに突っ込むまで放置した円高是正 QE3でかってのドル札の発行枚数の3倍のドル札が世界を席巻していた中、何もしなかった円は希少価値で買われ続けたわげて。ジークフリート線の80円台を割り込んだとき日本の理解ある企業の堪忍袋の緒が切れて。この国の産業の空洞化に目をつぶって海外展開に走ったのはほんの4年前。

遅ればせながらアメリカのまねをする黒田氏の対抗策は日本銀行券を刷りまくってさらに国債を毎月買い入れる(自社株買いのようなもの)介入しない中央銀行総裁スカポン白川の3年がどれだけ国力を海外へ押しやったか スカポン白川にいい死に方だけはしてくれるな!と呪文のようにつぶやくわたくし


ここに至ってアベノミクス(黒田バーズーカによる円安の是正。アメリカの経済状況好転 いいかえるならアメリカの円安の承認)ぬらりひょんアベがアベノミクスと手柄顔に差し上げたものは黒田バズーカによる日本初のQE 2 の派生効果であることは明白

黒田バズーカで稼いだ2年の猶予をせめてその身で感じたであろう腐れ外道コイズミの施政の社会改革の評価を検証して次を目指してくれるなら
腐れ外道の次に行けたものを先回コイズミ政権をついだ第一期安倍内閣と同様、引き継ぐことはできなかったわけでこの3年黒田バズーカが稼いだ時間的猶予を最優先この国の経済から軍事へミスリードした責任はいずれ破滅的な状況で問われることになると思った えいちあーる亭 亭主

思えば郵貯で10年預金すれば元金が2倍になった現在の高齢者に属する世代が体感したレバレッジは老後を支えるシステムとして機能したわけだが、その高齢者が65歳を迎えて最後は葬式代を意識した残高で消費をするなら郵貯をはじめとして預金残高は急速に減少する。言い換えれば急速な金融資産取り崩しの流れが加速する。元本が引き出されて国債を支えてきた銀行預金が縮小。国債は国民貯蓄で安泰といった共同幻想に目が覚めた時、チャンスに牙をむいた外資の対応。さらにいうなら国民の積み上げた貯蓄をいつも平然と犠牲にしてきたこの国のいつものあっけらかんとしたスタンダードな対応を思いつつ 円資産を持つことの得も言われぬ不安を語ってしまう えいちあーる亭 亭主でした
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