えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

降り積もったもの 流れていったもの

2018-09-23 13:27:30 | 航海日誌
東京オリンピックの金メダルを作るとか言う携帯電話回収事業の一環でPCが対象に含まれていたのを知って
寝室の一角を占めていたノートPCを含む5台を処分して断捨離ハイな気分になったえいちあーる亭 亭主

食器棚の上に並ぶ箱を開けてみれば電子レンジ用の蒸し器、いただき物の高級トレイ、揚げ物用の瀟洒な深鍋etc
使えるものは使ってあげないと、気に入ったものに囲まれて暮らす。そんな暮らしの片鱗に触れたような気がしたわたくし。

家の内外の棚やもの物置をひっくり返せばあの頃からの雑貨が、食器棚の何割かが入れ替わったり
物置の棚の空いたスペースに防災用品をセットしてみたり、箪笥の中の服も思い切り整理してみたり・・・
無駄なもの、当時は自分たちの趣味に合わなかったもの、今、自分の趣味に合わなくなったもの
整理していくうちに自分の人生を整理しているような気分になっていた えいちあーる亭 亭主

悪く言えばほこりの様に降り積った人生のかけら

働き方改革で雇止めの憂き目にあった派遣社員のニユースを見るたびに5年勤めたら退社、
若いうちは次がすぐにみつかるとしても年を取れば選択肢も需要も狭まってくる。次の仕事につながるものがなければ
またイチから始まるわけで ひと一人の仕事に対して積み重なるものがなくなってはや20年ほどたとうとしているわけで

腐れ外道コイズミの派遣社員容認から積み重ねることができなかった世代がはや不惑に手が届く時代
終身雇用で年を重ねれば給与がそれなりにもらえた時代との断絶があらわになってくるオリンピック

ぬらりひょんアベがこの国の終局を見届ける覚悟があるのかないのかは知らないが
総裁選でまだ総理をやるといっているなら腐れ外道コイズミの後を引き継いだ第1次政権のように
歴史は繰り返すんじゃないか と、本気で心配するわたくし。

降り積るものもなく空っぽの世代。娘の言う「自己中心」の人が多くなってきてホント疲れる
そうした言葉を聞くたびにそいつらの子供が大人になるころこの国はどういうことになるのか
どこかで逃げ切りを目指す えいちあーる亭 亭主も人の子 その日のために備えてやることが出来たら と願うばかりで

流れていったもの 流されていったもの その違いをわきまえたとしても詮無い時代に立ち至った と
切れた糸を手繰りながら蓮池の周りをめぐる気分の えいちあーる亭 亭主
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂崎幸之助商店