信用無限回転相場

アップル株の下落のニュースに弱含む電子株の横で火柱のように立ち上がる陽線チャートはマザース銘柄。今年から始まった信用無限回転の1分間6000発みたいなバルカン砲相場。新興市場の賑わいとはいえある日突然昇天する銘柄もかくれているわけで。経常利益がプラスで借入金が少なそうでまだ噴いてなさそうな株を探してチャートをチェックしてそれから四季報で内容をチェックして。まぁ、この新興市場の爆騰の中いまだ動かない株にはそれなりのわけがありそうで結局2.3日で方針転換。とりあえず新高値を取ってきた板に大引け近くで乗ってみて翌日1日こらえてみる戦法でおそるおそる参戦してみるわたくし。先日巻き込まれたバイオ株の乱高下で火だるまになったくやしさを胸に突撃したかいあって本日3.4つの銘柄がSTOP高付近で大引けを向かえて、東証1部銘柄ではまず見かけることのない20分足の長大な陽線が連続する威力と感動。著名なブログあたりになると1日の取引高が億単位にもなろうかという信用無限回転相場の片鱗を体感したわたくし。明日のことはわからないけれどメイドのみやげに今日を忘れないようにこれを記す。

わたしの名前は フェローネよ

バイオ株の乱高下を横目でにらみつつ　この相場はわたくしのための相場ではなかった、と久々に自分に言い聞かせる　えいちあーる亭　亭主。吹いた株やチャンスが全部自分のものと思う浅ましいこころが次のちゃぶつきを呼ぶ。思えば昨日はライブドア家宅捜索の記念日。その前の年の年の瀬は一晩寝たら枕元に札束が積まれているようなサンタ相場、なつかしいようなそんな相場つきだったわけで。その後、取りそこなった儲けを追いかけるこころがその身をアリ地獄のような地の底にさそう長い長い下げ相場の中で、しぶとく生き延びてずいぶん強くなったような気がするわたくし。

強気な発言を続けることで維新の会を立ち上げた橋下氏。民主党を離党した議員を手っ取り早く引き込んで政党化したことで　何やってんの?　と?マークがつき始めて。第三極をただの議員の数の多寡と勘違いしたことで決定的に立ち居地を見失った挙句あつかいづらい青少年の自殺に対するどこか婉曲な新聞報道につられてヒステリックな性根をさらけだしたハシシタ氏。無様なコメントを矢継ぎ早につぶやくのに気をとられて結局立ち居地を貫くひとつの柱も持てなかったと見る　えいちあーる亭　亭主。この国の最も重要な局面となるであろう参院選までに姿を消していてくれればとおもうわたくし。

本日の下げの中、チャート的な日数に望みを託していくつかの板に突撃して深押しがないのに一息ついたとき、何の脈絡もなく頭に浮かんだ昔々のアニメのセリフ。「わたしの名前は　フェローネよ」わたくしが中学生かそこいらのころ、ムーミンとかの時間帯で放送していた。たしかアンデルセン物語?　アンデルセン童話の氷姫の物語だったと思うけれど恋人の居る村人を好きになってしまった氷姫がさまざまな試練を与えても別れない二人に怒ってせめて体だけでもと氷の宮殿に亡骸をつれてきて「わたしの名前は　フェローネよ」　そう言って亡骸を抱きしめる　たしかそんなラストシーンのせりふ。徒然の日々にしおりのように訪れた記憶のかけら

色即是空 NEXTなう

本日は昨日のバイオ銘柄にもてあぞばれたような１日。まぁ詳細はツイッターで(笑)　電子株の動きがさえない中、日電波と比べてチャートに上抜けた感じがなかったPBR１倍割れの中でも0.7を誇る?新電工。昨年600円を越えたあたりでこのあたりで許してやるとばかりリリースしたら翌日から上がる上がるいきなり700円を超えていったときのくやしさったら。それでも今日750円を超えてくれたので並べておいた板たちは順々に買われていって取りそこなった分をなんとかカバーしてくれて。この素直さ、イビデンも少しは見習えとチャート画面ををそっとつついてみる　えいちあーる亭　亭主

素直といえば行って来いのニンテンドー。先回の上げの御報謝とばかりWii Uを買ったわけだが、暮れと正月に帰ってきた息子夫婦がゲーム好きでキャアキャアワァワァと騒がしいこと。でもうまいから見ていて楽しいし、一人になって難しいのは出来ないから簡単なのをやってみるのだが目がやたら疲れて(笑)　正月に来た時には自分のうちのゲーム機ではやれないはずのマリオカートを買ってきたあたり「ちょうだい!」ってことかなぁ。でも、時折次男坊が部屋へ持って行ってるみたいだし娘もやるときあるし・・・と悩みながらニンテンドーの下げを見ていたわたくし。8500円を割らずに下げ渋ったのを見て突撃したものの昨日の全面高の中もたもたと小動きの板を見てもっと動きのいい板に乗ればよかったとブーたれてみたり、考えてみればこの株はよそが元気なときは死んだふりをする板。2万円から始まって6万円そして今に至るのを見てきた　えいちあーる亭　亭主　底割れしないのなら待つべしと今日を迎えて。いきなりのユーロ高にニュースを探っている間に急騰する板にせめて信用で3つか4つ乗せておけばよかった思うのも後の祭り。昨日突撃したバイオ株の対処に気をとられていなかったらとダブル、トリプル後悔しきり。なれない株に手を出したバチ。ちょっと最近にない一日の成果に慰められながら色即是空　どこか枯れた心境で連休明けのシナリオを考える　えいちあーる亭　亭主。とりあえず連休明けニンテンドーが9000円を割らずにいてくれたなら息子夫婦にもWii Uを我が家にはWiiコントローラーを(笑)

大阪では名門バスケット部のキャプテンの自殺、顧問の体罰?　体育会系のそれも常時優勝候補の学校ならきついのは当たり前、と我が家では判断が一致するところ。おかしな教師が増えたとはいっても一生懸命になればなるほど手は出る。公立高校とはいえ18年、部を預けられて実績を作り続けてきた顧問のプレッシャー、その顧問を卒業生でもある後輩の副顧問が意見できるはずもない。違和感がとこにあるかと考えると叩かれたくらいで死んでしまう今の子供か、とも思ったがどうやらそうではないらしい。ニュースではキャプテンになった学生は互選ではなくて立候補だったそうな。自殺の前日、体育教官室で顧問と面談した際に「つらいならレギュラーをはずれるか?」と問われてさらに「なんでキャプテンやってるんや?」と聞かれて「進学のためです」と答えたとのこと。合否判定のいささかの有利さのためにバスケット部をうちの部員を利用するのか!とわたくしならその場で足腰の立たぬくらい蹴りを入れているかもしれないわけで。その場で体罰を与えなかった冷静さは評価されてしかるべき。。。

本音を話したことで楽になればいいものを、進学に追い詰められたこころがもうだめだとつぶやいたのか。進学のために仲間を利用しようとした心を恥じたのか。死ぬる覚悟が出来たのならいかようにでも道は開けたものを・・・　　　追い詰めたものが誰かだけは問うまいと思った　えいちあーる亭　亭主

色即是空

連日値上がり率ランキングで賑わったサラ金関連が前日の高値を抜けられない前場の板に信用で手がけている銘柄の伸びの鈍さも手伝ってこのもどかしさはいったん手仕舞い?　と身構えるうちにアイフルやアプラスが下げに転じ大引けまで下げ続けて２割近い下げ。株ブログを見れば昨日まであがる度に空売りを仕掛けてきたものの当面の上値と思われた節目を越えてあげた板に観念しての手仕舞い。積み上がったカラ売り残高の圧力と追証の不安に負けた。もう一日持っていればと無念のコメント。売り方が踏みあげられて相場は終わる。コントロールできなくなった玉を抱えたとき破局はやってくる。悪魔に見透かされているようなタイミングでそれはやってくる。かってエイチアール亭　亭主に何度も訪れた危機を振り返りつつ合掌するわたくし。

たまたま安値になったのを見つけたカルビーも目標の7000円に届くのは難しそうでしばらくは三角持合いとみて戻ってきたところで手仕舞い。手仕舞いするとその場で回復する信用枠の誘惑に勝てず朝、ラジオで話題になっていたバイオ株がSTOP高で押し合いへし合いなのをみて周回遅れのラストチャンスか安倍ちゃん祭りの最後に咲いたアダ花かはわからないが明日1日勝負してもバチは当たりませんようにとお願いしつつ突撃する　えいちあーる亭　亭主

ネバーエンディング・ストーリー

ドジョウの解散宣言からもうすぐ２ヶ月、昨年のバレンタイン緩和の円安レベルと期間を考えればそろそろ気迷いの始まりそうな時期。今週に入っての大き目の押し目を期待したわたくし、バレンタイン緩和からの下げは日銀の金融緩和が口先だけだったことがバレて外資が逃げたことによる下げ。２週間後には日銀による金融決定会合が予定されているがスカポン白川には日銀の独立性を貫く信念も根性もないと見る　えいちあーる亭　亭主。その気力があるなら安倍ちゃんとの会見後に数値目標をどうこうなんぞと口走る必要はない。外国人はスカポン白川がバーナンキなんぞのバンカーレベルと勘違いしているに違いない。あれは簡単にころぶ。今度の金融緩和が本物となれば２段目のロケットに火がつこうというもの、お祭りの先に来るものはまた次のお話。

板が薄すぎて(売買高が少なすぎる銘柄)とても突入できない板がつぎつぎにSTOP高に張り付くという怪しい新興市場の狂乱を眺めながら今年から始まった信用取引の規制緩和の威力に小さくファイティングポーズをとってみるわたくし。昨年までは信用口座に１０００万入れてあれば３０００万円までの取引が出来る。昨年までは１日で額面３０００万の取引をすればそれで終わりだったけれど午前中２０００万の取引をすると残りの枠は１０００万、でも午後寄付きでその２０００万を手仕舞いすればまた、３０００万の枠が復活。大引けまでもう一勝負できるわけで、スキャルピングと呼ばれる回転売買がしやすくなった市場は２桁３桁の銘柄が乱高下。丁半賭博の博打場の様相を呈してきた市場に自己責任とはいえいつか事故る人もでるはず。鉄砲とかの昔の証券業界用語を思い出しつつ回収などのダークサイドが表に出てくれば面白くなるのにと思った人の悪い　えいちあーる亭　亭主。博打好きの血が騒ぐのはご愛嬌ということで。。。

稲妻はサーチライトへ

大発会の東証の出来高が証券会社のメンテナンスで紹介できないのは残念だけれど前場中途のアナウンスでは３兆円に届きそうとか。上下の過熱感の指標でもあるボリンジャーバンドが大納会の段階で１σを超えてきた手持ちの電子株がさらに窓を開けて上昇。当面の目標と決めた上値にはやばやと届いたこともあって寄り付きで処分。株価に対して高所恐怖症ぎみの　えいちあーる亭　亭主。もらえるものはもらっておこうと信用で張った板を前場で手仕舞い。驚いたのはいつもなら売買が成立した瞬間掛かってくる電話での約定通知が４０分ほど遅れていたこと。自動音声対応がこれだけ遅れるとは約定していないんじゃないかと下げ始めた板にあわてて残高を確認してみたりして、日経平均の息の詰まりそうな高値に買い向かっている人がこれだけ多いとはと、現物株は米国の雇用統計をはさんだ週末をはさんで持ち越しを決めた　えいちあーる亭　亭主。

チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」では　稲妻がきらめくその一瞬に市場に居なければならない　はずだったのに２ヶ月近くも稲妻がきらめき続ける市場にそろそろ売りも頃合と信用口座へカラ売りの資金をチャージするわたくし。ファースト・リテーリング(ユニクロ)の３本の陰線を確認したら突撃のサイン。これでもかと売り募った個人投機家を地獄に蹴り落しつつ高値を取ってきたユニクロに在りし日のＧＳユアサを思い出す　えいちあーる亭　亭主。下げたと見せてN字を描いて上昇するチャートは行くところまで逝くまでは手出し無用。２万１千円あたりの押し目にカラ売ってほくそ笑んだものの一瞬でカチあげを食らって。タイトな逆指値が効いてなんとかかすり傷で逃げたわたくし。来週から始まる安倍ちゃんとマスコミ+派閥議員との戦い。期待であげて現実で売るのセオリーを胸にリベンジを誓う　えいちあーる亭　亭主でした。