－ イブX3の夜に －
昨日の夜、３年ぶりに古巣の支店を訪れたわたくし。
受付を済ませたあと、いつのまにかショールームを点検するような目で見回すわたくしになつかしい声で呼びかける人が
あだ名は麻呂、公家っぽい顔の新入社員だった頃の面影はそのままに、心配された頭髪の生え際が踏ん張っている様子に
おたがい禿げなくてよかったなぁと憎まれ口を叩くわたくし。聞けば２年前にこの支店の店長に
客を見逃さない目配りと、腰の軽さはあいかわらず。なにも所長が動く前に部下に指示したら?といいかけたわたくしも
最後は部下に言うよりも自分で動いたほうが楽だった事を思い出して彼もどこかで苦労しているんだろうなぁと思ったりした。
そうして話している間に○○さんが来てると、伝わったらしく集まって来た面子を見て驚くわたくし
入社から１５年世話になった支店にいたメンバーがやたら多い。なんだここは、あの店の吹き溜まりかと笑うわたくし
どの顔も幼さの残った新入社員の頃を知っているものだから結婚したり、子供が何人といった話を聞くと
そうかぁ、と孫を前にした、じい様の気分にも似て・・・
そんななか、私の先輩もまだまだ現役、ひとわたり話が済んで先輩と外へ出る。
私がやめた後の会社の事などを聞きながら、後輩が直属上司というものなんかなぁと話せずじまいだったけれど
定年まであと２年ちょっとになったけれど、会社に迷惑というか、採算が取れないと思ったらいつでもやめる覚悟でいる
と彼は言った
正直、麻呂が店長と聞いた時に先輩の事を考えて心のどこかがきしんだわたくし
おのれの立ち位置をわきまえてなお覚悟を腹に据えた先輩の強さによかった、と思いつつ
あの頃、何もかも投げ出した自分の弱さを振り返ってみるわたくし
思わぬところで旧知に出くわし、おのれの過去が満たされたものであった事を確かめた後
自らの選択を間違ったものにしないためにも、あらためて今日を生きていこうと思ったわたくし
クリスマスも程近い夜にベツレヘムの星はまたたいた
節目の１万５千円を背に背水の陣の日経平均
NYは２５ドル下げて帰ってきたけれどシカゴ日経平均先物が１万５２００円で引けたことだけを頼りに
１００円程度上昇して始まり乱高下の挙句、まさに首の皮一枚の１円高１５０３１円で終了。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか
２週間ほど下げ続けたDeNAのリバ鳥に参戦したえいちあーる亭 亭主
下げの途中で積みあがった信用残の大きさに勝負はディないしはオーバーナイトのみと心に決めて
昨日高いところ(涙)と 大引けで仕込んだ４株で勝負。昨日の高値５６万６千円が越えられない板を見て
迷った挙句５５万８千円でリリース。忘年会の会費はもらったとほくそ笑むわたくし
その後急落するDeNAをさらにロックオン。前場５４万あたりで反転するのをみて再度打診買いを入れるも
後場寄付きからさらに急落するDeNA。５０万を切るなら損切り、踏みとどまるなら突撃のシナリオで板を見つめる
しかし、寄り付きまもなく利確した４株をまだ持っていたら大変な事に・・・(やりにくい株になったなぁ)
でも、まだ流れは我にありとお題目のように唱えながら下げ止まりを待つ
５０万円台に突入した時はさすがに損切りを考えたがひらめいたシナリオに賭けると踏ん張る
戻り始めたところの５１万円でさらに３株、涙目で突入。終わってみれば陰の抱き線
ボラが大きいのは好きだけれど下げだけ大きいのは勘弁して欲しいと思った えいちあーる亭 亭主
勘弁して欲しいといえば厚生労働省。 
薬害肝炎訴訟の政治判断で夜を徹してもと力んだ挙句に、昨夜は早々にお床入りされたと聞く舛添厚生大臣
明けて今日は政治決断の会見の後、原告団を避けるように遁走、お里が知れる一幕と相成った模様。
大臣が大見得切ったんだ。みっともねぇまねさらすんじゃねぇ
年金にしても薬害にしてもそれが問題になった政権に非難が集まるのは政治の論理らしいけれど
薬害エイズにしても肝炎にしても必ずメーカーと癒着した役人が存在するわけで
役人の責任は問えないというけれど、これはあきらかに犯罪のレベルだと信じて疑わないわたくし
民間なら賞味期限をいじったくらいのことで社長や専務の首が飛ぶご時勢、人の命に関わる業務に対して
責任が希薄なまま放置すればこんな問題は何度でも起きる。役所なんぞ身内での責任の所在を問うために
書類を作成処理した人の印鑑が必ず押される。
行政の責任と問題をぼかしてしまうからドブネズミのやりたい放題になってしまうわけで
今現在、天下りを繰り返しつつのうのうと楽隠居している当時の責任者の責任こそが問われるべき
役所の責任者の責任は身内のためだけにあるわけではない。未必の故意の殺人者こそ裁かれるべきだ
まぁ、同じように社会保険庁
現役の若手をいじめてもかわいそうなだけで、名寄せの元となる原簿があるのなら薬害肝炎ではないけれど、
つき合わせの出来ない名簿の時期が明白ならその時期にその原簿を担当した人間が誰か必ずわかるはず、
３０年くらい前らしいからおそらく退職ないし退職間際の職員だろう
恩給の支給停止ないし、退職金の一部凍結をうたって当時担当した原簿の整理確認をさせるべきだ
汚れたりしていても他人が読めない文字も書いた本人なら読めたりするわけで・・・
何千億円もつまらないことに国民の税金を使う前に
間違えたやつ、サボっていたやつにこそやらせろといいたい えいちあーる亭 亭主
死刑! ゴメン思いっきりふるかったりする・・・ (ガキデカ)
年金問題
突然返位したあべちゃんの呪い炸裂の今日この頃
みなさまいかがお過ごしでしょうか
言った本人が逃げちゃってるもんだから
言いたい事もあるだろうけど、公約にボケをかましちやぁいけねぇよ
まぁ、だぁれも3月に終わるとは国民全員、カケラも信じてはいなかったはず
むしろこの総選挙近しの思惑ムンムンのこの時点でさらしたことに拍手したいわたくし
おりしも、昨日発表された今年の漢字は 「偽」
賞味期限なんぞ設定に無理があっただけと思う えいちあーる亭 亭主
べつに食べても毒じゃないし と 小さい声で言ってみる・・・
ミートホープにしても船場吉兆にしても
自分の力量を信じきれずに素材に頼ったことが敗因
プロの創意工夫が間違った方向を向いたことで破局は約束されたことで
食卓の科学をなめてはいけない
肉の産地がどうあれ、吉兆のブランドを支える板前の力量さえあれば
鹿児島牛であろうが十分商売になったはず。自社の板前の人材よりも肉の産地に
価値を見た役員の招いた破綻。まぁ、ここは人間として腐りきっていたから結果オーライなわけで
だいたいが、吉兆の商品をプラスチックケースに入れた段階でブランドを放棄したというわけで
入れ物を高級にしないでカネが取れると思ってるの? あんたばかぁ? という有名なセリフをひとつ
ミートホープの社長は記事を見る限り、彼は肉のプロフェッショナル
ダンボール肉饅ほどのインパクトはないにしてもどうすればうまくなるかは知り抜いていたらしい。
ここはうまい商品が作れるくせにひたすら低価格にこだわったわけで、北海道だからなのかなぁ・・・
粗悪な材料にこだわらず、うまさを武器に高価格を追求すればついてくる客は当然いるはず。
高けりゃうまいと思うぼんくらもミシュラン東京の大騒ぎを見るまでもないけれど、客すべてがバカじゃない
おいしいものにカネを出す客はいくらでもいる。おのれの持つ価値を見誤ったあげくに
「偽」 死んでも死にきれまい・・
「偽り」というならサブプライムローン
返済能力のない借り手に対する詐欺的な融資に始まって
もともと融資を審査して回収まで管理するはずの金融機関が最新の金融工学の結晶とか銘打って
証券化したことから借金で膨らんだ投機的な資金が食いついたことで際限のない広がりに・・・
ピーター・リンチいわく クレヨン1本でで説明できない事業に出資すべきではない
えいちあーる亭 亭主いわく 説明のややこしいところには必ず嘘がある。真理はいつも単純だ
結局のところ亜米利加の詐欺師の尻拭いに世界経済が揺らいでいるわけで。
詐欺師もここまで来れば桁が違う。でもシティなんぞも売るための在庫としてこの種のローンを持っていたことで
CEOの首は飛ぶわ、アラブ資金の資本参加を要請するわの大騒ぎ・・・
在庫として持つということは、これを信じていたんだわなぁと 許せるような気がするえいちあーる亭 亭主
思えば昨年から今年の夏にかけてウオール街は史上最高のボーナスに沸き立っていたわけで
いまさら、亜米利加の金融関係者がどれだけ首になろうがトーゼン。むしろ貸したカネ返せよと言いたいわけで
そんななか、昨日の世界的な金融機関の電話会議のなか亜米利加はサブプライムローンの債務保証への出資を
3大メガバンクへ依頼したらしいニュース アングロサクソンという奴はどこまでもノーテンキに出来ているらしい
というか・どこまで日本というものをなめているんだと怒る えいちあーる亭 亭主
そういえばFOMCが0.5％下げてくれると思っていたのに0.25％になっちゃったとばかり400ドル近く下げるダウ平均を
みて亜米利加ってただの駄々っ子じゃねぇのと思い至ったわたくし・・・
あまりのあほうらしさに来年の仕事始め、9.11みたくウオール街へ突入してくれないかと思う えいちあーる亭 亭主
ねぇ 松内3等海佐 死して護国の鬼とならん 知ってる? ダボがぁぁ・・・ !
こぼれ松葉をかきあつめ・・・・
♪ ウィスキーの小瓶を 口に運びながら
涙と思い出をさかなにして
酔いつぶれてしまいたいなどと
思ってるこの僕を
あなたが見たら子供のようだと
きっと僕を笑うでしょうね
列車の窓に 僕の影が映る
なんて惨めな 姿なんだろう
戯れだと思っていた 恋に
打ちのめされてしまうなんて
こうして誰もが 大人になってゆく
そんな話をどこかで聞いたっけ
人間同士の辛い別れという劇を
僕が演じてる
***ウィスキーの小瓶***
作詞：作曲 みなみ らんぼう
この曲、最近○○さんが 晩酌の後よく爪弾いている曲です・・・
どんな想い出に浸っているのやら・・・・・ フフフ・・・
ブログのお友達 (先方は迷惑な おもっているかも) hiziyサンのページにアップされていた記事に
サンバのリズムではじくように弾いていたあの頃が走馬灯のように思い出されて・・・
伝えられなかった思い、伝えそこなった思い。そしてはじかれた想いすらも、熟成していく時が癒してくれると
何かの本に書いてありそうだけれど、それはちがうと思う えいちあーる亭 亭主
人生は行動しないものに、何も与える事はない。そして、むき出しの人の思いはきっと誰かに伝わる。
誰かを愛した。誰かに愛された。その想いこそが人生を豊かに彩るはず
hiziyさんちの○○さんもきっと満たされた思いで今もギターを弾いているに違いない
