えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

ユニクロ

2013-04-30 18:42:36 | 航海日誌
3連休明けの東京市場はいつもなら賭場を待ち焦がれた株ジャンキーの勇み足で高く始まったものだったが、為替が円安気味なのと週末の引け味が悪かったせいでTOPIXは徐々に下げていって10時あたりで本日安値。そこからゆるゆると上げ始めた板にどうにもじれったくなって高値掴みの玉を手始めに買値付近から直近高値まで手仕舞いの玉を並べた えいちあーる亭 亭主。じりじりあげてくる板に信用全力全株手仕舞いと安堵したのもつかの間。年初来高値を超えた板はさらに加速、あっさり当初のシナリオだった1000円を超えて1010円台へ。最後の3000株を持ちこたえていればノートPCがチャラになったのに、と地団駄。「利があれば売るべし」「利食い千人力」と自分を慰めてみるものの、終わってみれば東証の主力銘柄の下げと個別物色の吹き上げ相場、どの銘柄を持っていたかで明暗の分かれる1日。でも、逃がした尻尾はでかかった。

最近、努力のかいあっておなかのまわりがすっきり見えるようになった えいちあーる亭 亭主。昨年の夏、こじゃれた花柄のハーフパンツを試着してみたらぽっこりしたおなかがベルトラインに乗っかるていたらく。あわてて試着室を出たわたくし。最近はやりっぽいジレを着てもおなかのあたりが開くことなく着こなせることでちよっとうれしい気分の えいちあーる亭 亭主。

それはさておきユニクロの柳井社長、世界共通の労働単価を目指す。たしかにわたくしも同じ人間が働いてもミャンマーでは中国人の5分の1の給与。生活レベルを上げて製品を買ってもらうためにも賃金を上げるべき、労働の対価はいいかえれば誰かさんの人生をカネで買い取ることだ。それをこともあろうに100万円の価値しかないと言い切る姿に成功者の驕りを感じたわたくし。会社をひっくり返せば社会。人と人のつながりの営みが会社の原点。猫も杓子も恥ずかしげもなくフリースを着たあの時からやつは社員に目配りする目を失ったに違いない。人が作ったものを、その労働の価値を認めようともしないで安ければ売れると思っているのか。なめるな ! ユニクロを着て外に出るほど恥ずかしいことはない。人が安さだけにつられると思うな。人生の何分の一かを費やしてたぐるミシン担当の、その労働力の評価を正してこその世界企業。人の働く価値を評価して、誰かさんの人生の価値を認めてこそ次の時代を開くカギになりそうなそんな気がする えいちあーる亭 亭主。。。。
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前略 道の上より

2013-04-23 17:36:35 | 航海日誌
「Seii in may and go away 」5月に売ってどっかに逝っちまえ 有名なアメリカの相場格言  日本ではゴールデンウィークを挟んだ連休の前後で相場つきがガラリと変わる5月を控えて主力株には手仕舞い売りの匂いのする中、隙間狙いの循環物色で賑わう出遅れ銘柄。さらにはパズドラひとつでどこまでも上げるガンホーの板は17%高。ネットゲームの移ろいやすさを身をもって知る えいちあーる亭 亭主に出る幕はなし。株式分割で10分の一になった株価が今まで手が出せなかった勇者を呼び込む相場。亡者のカネの取り合いとも見える板にこういう相場もあるんだと参加する気はさらさらないがただ経験値を高めたことでよしと思ったわたくし。

所用で自転車をこぐ道すがら、満開のハナミズキの花の、春とはまた違った初夏も近い命の勢いにあの日から13年目の春を迎えた えいちあーる亭 亭主。あの日のやわっこいどこまでも上っていけそうな空と日差しの表情を思い出しながら、いつもよりの濃い目のロックグラスにゆたうみなもの流れをながめながら こんな日もありか と思ったわたくし

都 どうしてるかな?
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横顔

2013-04-20 20:17:41 | 記憶の横顔
失うことで 
見失うことが出来なかった?

さぁ どうなんだろ?
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花筏 (はないかだ)

2013-04-14 18:00:45 | 航海日誌
週末、使い慣れたチャートが証券会社のマシンメンテナンスとかで開けなくて、面白そうとダウンロードしておいたアニメを見たり昔はまった小説を引っ張り出してきたり。人として大切な時間を取り戻せたようなおそらくは錯覚に浸る えいちあーる亭 亭主。

キングボンビー野田首相の解散宣言以来この国を代表する企業群の右肩上がりの株価上昇を振り返りながら主戦場であった電子部品株の一天地六の博打相場との違いの意味を探るわたくし。電子部品株は高値の一日をはずせば1割2割の下げは当たり前。値動き命での値幅鳥の修羅場。方やアベノミクスで賑わう金融不動産株は銘柄の誤差はあってもステージが上がったところでもみ合った後またステージを一段切り上げての高値もみ合い。流入する資金の太さと鷹揚さが電子部品株とはまったく別世界になっていたわけで。六道で言う修羅道、餓鬼道の世界から解脱した思いで「いつもこうありたいものだ」と某格闘ゲームのセリフをつぶやいてみたりする えいちあーる亭 亭主。

マネタリーベースを2倍に! 資金供給量と日本語で書け!とカタカナでニュースを流したがるマスコミのうっとおしさに苛立ちながら、スカポン白川がバレンタイン緩和後の円安の流れが怖くなったのか会見で火消しに回った挙句 次の日銀会合で資金供給量に変化無しとわかって相場は急落。1ヶ月足らずの賞味期限しかなかった前回の金融緩和。やってる方向は同じことなのに先に3倍ものドル資金供給をして円を希少価値の円高に追い込んだあげく亜米利加の景気が先によくなって来たので日本の経済回復はメリットになる。と、もろ手を挙げての歓迎ムード。スカポン白川もブレずにもう半年踏ん張れば潮目も変わって惜しまれつつ身を引けたものをと ふと時世時節を思う えいちあーる亭 亭主

異次元の緩和に御用経済学者が破綻すると声高に吠えているけれどカネは天下の回り物 以前書いたフランスの経済小話のようにいったんカネが回れば不都合な借金が回りまわって返済されていって実体経済が本当に動き出す、そんな局面の大転換を目にしているのかも。株高でメガバンクの収支も急激に改善、来期からはバブル以降一銭たりとも払ってこなかった税金を払うようになるだろうし、破綻寸前だった年金機構も資産価値が上がって健全化すればきっと破綻してもらえなくなると思って払わなかった若者も年金を払うようになる。

思えば腐れ外道コイズミあたりから発覚した年金消失を発端に地に落ちたこの国への信用がようやく息を吹き返しつつあるようにも思えて、回り舞台のような浮世の様にツキのなかったスカポン白川は今なにをおもうのやら。

花筏を目で追いながら川底にたたずむ石もまたわれならんかと。。。
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金色夜叉2nd

2013-04-10 16:50:45 | 航海日誌
昨日の日経平均の下げを受けて風向きが変わりそうな かぶせ線っぽい昨日までのチャートに保有銘柄のチャートをすべて5分足に切り替えて寄付きを待つ待つわたくし。寄り付き妙に強含む電子部品株が手放した価格を超えてきたので再度突撃、さて主力の銀行、不動産株はどうなった?と目を凝らせばさらに勢いよく上昇していく板に電子部品株の戻りがホンモノなら余力も考えないと、と思って高額な不動産株はあきらめて相性がよくて安い三菱UFJに突撃。

終わってみれば寄り付き将軍様のテポドンのように一直線で高値を取りに逝った不動産株は失速した挙句長い上髭をつけて下落。明日下げるようなことになれば売りたくてうずうずしているホルダーやカラ売り投機家のエジキになりそうなチャートを横目にしぶとく高値引けを迎えた三菱UFJの健闘をたたえる えいちあーる亭 亭主。貧乏投機家が報われることもある。

XPのサポート終了のニュースがようやく新聞に載った本日。電子部品銘柄の堅調な動きはようやく企業PCの代替需要に目が向いてきたのかなと期待させるわけで、半年前から粘着してきた七転八倒が報われる日も近いのかとほくそ笑んでみたり(笑) それにしても企業の対応の遅さというか切羽詰らないと動かないその場しのぎな経営者にブーたれてみるわたくし。日足チャートで見ればいずれも怖いほど高いところではあるけれど月足の10年チャートでも眺めて理由付けするしかなくて、下がりそうになったら飛び降りて、飛び降りた値段を超えていくのを見てまた飛び乗ったりと、乱高下する板の動きについていくしかないわけで、もう熱海の海岸で寛一に足蹴にされるお宮状態。♪ダイヤモンドに目がくらみ ってか

コメント (2)
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4月のお雛様は

2013-04-05 10:08:36 | 航海日誌
昨日午後の黒田日銀のサプライズのニュースを受けて、先週売り越しに転じた外国人投資家がもう一度日本株の見直し買いポジションになってアベノミクスの2段目のロケットに点火するんじゃないか?などとお気楽なコメントが掲示板を彩るなか安らかな眠りについたわたくし。チェック銘柄の寄り前の板はいずれも10%を超える勢いでどよめいているありさまに今日はいったいどうなるんだとうれしいやら身構えてみるやら。主力銘柄に値がつくのに10分程度もかかる寄り付きの怒涛の上げに一時600円近い上昇となった日経平均。先に寄り付いた板が始値を高値に値を下げてくるのを見て銀行株の信用の買い玉を成り行きで寄り付きにぶつけて決済。返す刀でこの高値でも買値に届かない高値掴みの電子株を損切り。寄り付きを高値にさらに値を下げてきた板を見て下値で難平した玉も手仕舞いして帳尻合わせ。ポジションが軽くなったところでようやく一息ついた えいちあーる亭 亭主

株を始めたころから相性が悪くて少しもいいことのなかった不動産銘柄の15%を超える上昇を横目で見ながらあれもこれも自分のものと思うあさましい心が貧乏神をつれてくると自分に言い聞かせて。ふと気がつけば銀行株のチャートは高値をとった後下げてきて高値での大きめの陰線。信用分は知ったら仕舞いとばかり手仕舞いしたものの現物はこの先の成長をなんたらかんたらと御託をならべていたら今日の高値に届くのにどれだけかかるのか心配になってきたわたくし。日銀の目いっぱいの対応でここから半年1年は結果を見るために必要となれば為替しだいでは今日が当面の高値になる可能性が、、、雇用統計に将軍様ジュニアの誕生日も接近してきて風雲急を告げる相場に長居は無用と思っても現物には甘いわたくし。とはいえ昨日の安値から本日寄り付き高値までの値幅は1200円近くチャールス.エリスの言う雷鳴の轟く市場に参加できた幸運にまずは感謝すべきか。

戦力の逐次投下を避ける 兵法の基本に徹した異次元の緩和。これがあの「遅すぎる、少なすぎる」と世界中のバンカーから揶揄された日銀の金融緩和かと思えるような緩和策。総裁就任からの時間を踏まえて今回はお披露目、実際の政策が出るのは4月末との観測からの日経平均の調整を催促相場として正面から受けて結果を出したわけで。驚きはこの緩和策が全会一致で決定したこと。黒田総裁の調停能力もさることながらスカポン白川による居心地のいいデフレ継続を支持した理事と同じメンバー。節操のなさをなじるよりも無能に近い飾り物ということが露呈した総裁副総裁を除いた関連理事の存在。思えば政権交代直前、民主党の反対でつぶれた武藤日銀のタラレバ。インフレが怖くて怖くて円高を放置したスカポン白川と民主党の3年で積み上がったバラ撒きによる財政負担と5年を無駄に過ごした挙句、金融緩和レースでは周回遅れの位置にある出遅れ日本。世界が出口戦略に向かう時出口が塞がれないか心配の種はつきない えいちあーる亭 亭主でした
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禍福はあざなえる縄のごとし

2013-04-04 18:16:15 | 航海日誌
日経平均の乱高下に振り回された3日間、本日の前場たまらずに投げた人、黒田日銀を信じて突撃した人の悲喜こもごも。終わってみればプラス280円の高値引け、ザラ場の値幅は560円弱 リーマンショックの頃の1日1000円の下落を髣髴とさせる値動きに出来高はなんと3兆円超え。かくいう私も持ち高を膨らませた挙句の下げを見て持ち高をコントロールできなくなったときに訪れるあの悪魔の訪れの予兆なのか?と、みぞおちがしめつけられるような思いで前引けを迎えて。気分転換に暖かくなって気になっていたキッチンの流し台の排水溝の汚れをスチールブラシで清掃することにした えいちあーる亭 亭主。三角コーナーもこの際と流し台に水をためて漂白剤を1本流し込んで後場を待つわたくし。1時半ごろ黒田日銀の報道が流れる中、何をどう判断すればいいのかわからないもんだから値動きを追う間に銀行や不動産が動き出したのを見て追撃するわたくし。

戦いすんで日が暮れてプラ転で終わったとはいえ半端じゃない残高に膨れ上がった口座をチラと眺めて、場中で流れていた将軍様が日本海側へミサイル設置のニュースに15日の誕生日までは静かにしてくれとつぶやきながらキッチンの掃除の仕上げに。いろいろなことがあって風水でいう気の流れのようなものがあるような気がするようになった えいちあーる亭 亭主。先日もネットで見かけて買ったピカチュウの人形セットが届いてから相場がうまく回らなくなったように思えて、届いたときに なんだぁ といったガッカリ感を感じたこともあって3日目にはあえなくゴミ箱へ。そこから妙に相場のリズムがあってきたわけで、より一段と家へ入れるもの、中にあるものに対して注意するようになったわたくし。流し台の水栓をはずして側面を洗い流しながら よっぽど悪いものが溜まっていたのかも、1時間で効果抜群だったもんなぁ と浅川マキを鼻歌で口づさみながらビールを手にした えいちあーる亭 亭主でした

昨年の衆院解散の混乱の中、一番出たかったご当人だったが減税市議の「人としてどうよ」といったあきれた事案に始まり素人なのは仕方がないとしても議会で発言しようともしない減税市議の無能さが表ざたになってきて今の国政復帰はムリと見て次に向けて旗を振ったトノサマガエル。政治塾を立ち上げて減税日本をぶちあげたものの流行の第三局のフレーズに煽られてオタオタ。投票日直前にあろうことかオザワの未来の党へ所属候補を丸投げした挙句全員討ち死にの悲惨な結果を招いた。無職では政治屋の鮮度が落ちるとばかり市長選に本日立候補。市長市会議員の報酬を期限付きで一時的に下げたもののその手腕は思いつきと市職員のアイデアのパクリ。結局調子がいいだけのビジョンもないその場しのぎの姿勢にようやくナゴヤ市民も気がついたようで。維新の会より早くメッキがはがれたことで地域政党の実態と市民による政治参加への資格が問われた実験場となった減税日本とナゴヤ。思いつきでこの国の舵を取ることのあやうさをこの市長選の結果が出してくれると思うわたくし。そろそろ族議員が息を吹き返してきたようだが国を売る議員がいるということを学んだ経験は大きいわけで、腐れ外道コイズミの後は難しいと思ったが民主の後なら誰がやってもOKなわけで。石破氏もやりたかったろうがここで総理になったアベちゃんのツキに乗っかって楽させて欲しいと願う えいちあーる亭 亭主 来る参院選挙では第三局を蹴散らして民主党にトドメを。。。
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春告げ鳥

2013-04-02 11:44:18 | 航海日誌
本日、寄り付き日経平均は全面安の投売り状態の中、大方の銘柄に初値がつくころには300円を超える下げ。いくつかの高値掴みの銘柄の損金が頭をよぎる中、すべてのチャート表示を5分足に切り替えて底値を探るわたくし。背筋の寒くなるような下げとはいえ下げ渋る銀行株におそるおそる難平の信用買いを入れてすかさず本日最安値の値段に極めてタイトな逆指値を仕掛ける えいちあーる亭 亭主。銀行株の反転が明瞭になったことに気をよくして、一旦利確したもののこの相場でさらにあげていった株を高値付近で掴み直したとたんに反落した銘柄ども。一度は利が乗ったこともあって損切が遅れて深みにはまった板に難平買いを仕掛けたあげく気がつけば最近にない信用の取引残高となった管理画面をちらと眺めて、将軍様やヨーロッパ方面でせめて来週くらいまでは何事もありませんようにとお祈りをしてみる えいちあーる亭 亭主

明け方、NYや為替の状況が気になっていつもより少し早めに目が覚めてPCをいじっていると大きな声で「ケキョ」 ん?と思って顔を上げれば「ホー ケキョケキョ」 もう2.3年にわたって我が家の庭に訪れることのなかったウグイスがまたやって来た。いつも調子の外れた声で早朝から騒いだ挙句うまく鳴けるようになった頃には姿を消すウグイス。おそらく先回訪れたうぐいすとはまたちがって代も変わっているだろうと思いつつも、よく帰ってきてくれたと思うやら、またあのへたくそな声に起こされるのかと思うやら一足先に春めいた庭に訪れた春告げ鳥。大きな変動のなかったNYを眺めながらトリさんにもわたくしにも幸あれと願う えいちあーる亭 亭主でした
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坂崎幸之助商店