降り続いた雨もやんで奇妙に静かな週末
新聞に目をやれば8月31日 夏休みの最終週の日曜日。どおりで路地に子供がいないわけだと納得したわたくし
子育て世代の親御さん方ご苦労様です
夏休みの宿題の監督は家内の仕事、夏休みの工作はわたくしの仕事
子供たちが小学生だったころには、今年は何をつくろうかしらん、と子供以上にワクワクしていた えいちあーる亭 亭主
力作だった握る動作を表す手の模型より、年下の娘の学年に合わせて作った磁石のシーソーの方が高い評価で・・・
展覧会の会場で「残念やったね」と佳作の手首の模型を眺めるわたくしを笑顔でからかう家内に
なんか、むくわれたような思いがしたことを不意に思い出した
今年の夏は、開通したばかりの東海北陸自動車道に行ってみたミーハーな えいちあーる亭 亭主
天候の不順なこともあってトンネルの中を走っていただけの印象が強くやっぱり高速は北陸道で十分。と断言するわたくし
金沢の料理店で食べた食事は産地だけあって刺身ひとつとっても別物
子供たちは普段そんなに好きでもなかった甘えびを三杯も注文、さらにタコよりもイカのうまさに驚くわたくし
恵まれた環境にいるとそれが当たり前になってしまう。食材に恵まれないことも幸せを知るひとつのきっかけかも
でも、コメはうちのほうがうまいと、負け惜しみのように思った えいちあーる亭 亭主
帰りがけに、ここまで来たんだからと東尋坊まで足を伸ばすことに
海岸沿いの銀座通りに並ぶ みやげ物屋の呼び込みの声に一世代前と変わらない風情を感じて不思議な気持ちに・・・
思ったほど高さのないがけを眺めながら自殺の名所らしいけどこんな痛そうなところで飛び込むのはイヤだなと息子
途中自殺を止める看板が出ていたらしいけれど歩くので精一杯の私の目にはアウトオブ 眼中でした(笑)
帰り際、車を止めさせてもらったことでもあり東尋坊のとっつきの土産物屋で買い物
干物の土産をいくつかと、おいしそうなイカ焼きを買って帰る事に。「こちらでお召し上がりですか?」の声に
「持って帰ります」と答えるわたくし。エアコンの届かない店の入り口でコンロに向かう30代の若いきれいなねぇちゃんを見て
この暑いのに悪いことしたな。とちょっと後悔。
車に戻ってパックを開けると串の変わりに爪楊枝が何本も
つつんでもらった後、よく考えたら車で走りながらかぶりつくしかないなと思っていたわたくし。
イカ焼きは全部輪切りにしてあって食べやすいサイズに、持ち帰るのかを聞いたのはこのひと手間のため
このこころづかいがうれしくて、心優しく帰途に着いた えいちあーる亭 亭主でした
(屋号を覚えていないのが残念だけれど、東尋坊のみやげ物屋街の左側のとっつきの店。行かれた時はぜひ御贔屓に)