えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

夏の終わりに

2008-08-31 14:58:08 | 航海日誌

降り続いた雨もやんで奇妙に静かな週末
新聞に目をやれば8月31日 夏休みの最終週の日曜日。どおりで路地に子供がいないわけだと納得したわたくし
子育て世代の親御さん方ご苦労様です

夏休みの宿題の監督は家内の仕事、夏休みの工作はわたくしの仕事
子供たちが小学生だったころには、今年は何をつくろうかしらん、と子供以上にワクワクしていた えいちあーる亭 亭主
力作だった握る動作を表す手の模型より、年下の娘の学年に合わせて作った磁石のシーソーの方が高い評価で・・・
展覧会の会場で「残念やったね」と佳作の手首の模型を眺めるわたくしを笑顔でからかう家内に
なんか、むくわれたような思いがしたことを不意に思い出した

今年の夏は、開通したばかりの東海北陸自動車道に行ってみたミーハーな えいちあーる亭 亭主
天候の不順なこともあってトンネルの中を走っていただけの印象が強くやっぱり高速は北陸道で十分。と断言するわたくし

金沢の料理店で食べた食事は産地だけあって刺身ひとつとっても別物
子供たちは普段そんなに好きでもなかった甘えびを三杯も注文、さらにタコよりもイカのうまさに驚くわたくし
恵まれた環境にいるとそれが当たり前になってしまう。食材に恵まれないことも幸せを知るひとつのきっかけかも
でも、コメはうちのほうがうまいと、負け惜しみのように思った えいちあーる亭 亭主


帰りがけに、ここまで来たんだからと東尋坊まで足を伸ばすことに
海岸沿いの銀座通りに並ぶ みやげ物屋の呼び込みの声に一世代前と変わらない風情を感じて不思議な気持ちに・・・
思ったほど高さのないがけを眺めながら自殺の名所らしいけどこんな痛そうなところで飛び込むのはイヤだなと息子
途中自殺を止める看板が出ていたらしいけれど歩くので精一杯の私の目にはアウトオブ 眼中でした(笑)

帰り際、車を止めさせてもらったことでもあり東尋坊のとっつきの土産物屋で買い物
干物の土産をいくつかと、おいしそうなイカ焼きを買って帰る事に。「こちらでお召し上がりですか?」の声に
「持って帰ります」と答えるわたくし。エアコンの届かない店の入り口でコンロに向かう30代の若いきれいなねぇちゃんを見て
この暑いのに悪いことしたな。とちょっと後悔。

車に戻ってパックを開けると串の変わりに爪楊枝が何本も
つつんでもらった後、よく考えたら車で走りながらかぶりつくしかないなと思っていたわたくし。
イカ焼きは全部輪切りにしてあって食べやすいサイズに、持ち帰るのかを聞いたのはこのひと手間のため
このこころづかいがうれしくて、心優しく帰途に着いた えいちあーる亭 亭主でした

(屋号を覚えていないのが残念だけれど、東尋坊のみやげ物屋街の左側のとっつきの店。行かれた時はぜひ御贔屓に)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百万本のバラ

2008-08-26 21:11:44 | きいてきいて

小さな家とキャンバス 他には何もない
貧しい絵描きが 女優に恋をした

大好きなあの人に バラの花をあげたい
ある日 街中の バラを買いました

百万本のバラの花を あなたに あなたに あなたにあげる
窓から窓から見える広場を 真っ赤な薔薇でうめつくして


ある朝 彼女は 真っ赤なバラの海を見て
どこかの お金持ちが ふざけたのだと思った

小さな家とキャンバス すべてを売ってバラの花
買った貧しい絵描きは 窓の下で彼女を見てた

百万本のバラの花を あなたは あなたは あなたは見てる
窓から窓から見える広場は 真っ赤な真っ赤な薔薇の海

出会いはそれで終わり 女優は別の 街へ
真っ赤なバラの海は 華やかな彼女の人生

貧しい絵描きは 孤独な日々を送った
けれどバラの思い出は心に消えなかった

百万本のバラの花を あなたに あなたに あなたにあげる
窓から窓から見える広場を 真っ赤な薔薇でうめつくして

リフレイン


百万本のバラ(仏蘭西情歌)���  歌 加藤登紀子

1984年発表 といわれてもこの頃すでに長男が生まれ 日本経済発展のため 家庭の幸せのためと
日夜がんばっていた えいちあーる亭 亭主には(アー、うそくさい) いつ頃覚えた曲なのか記憶がない不思議な歌

曲が気に入って歌詞を理解し始めた頃と思うけれど いて座で、博打打ち的性格のわたくしには
最初、想いびとへと、すべてをささげたアプローチなら結果が見たいじゃないか。窓の下で見ていてどうする!!!
すべてをささげたのならば射止めるためにあらん限りの努力をするべきだ。

そんなふうにも思ったわたくしも、よる年波には勝てず?
手の届かない想いへの自爆的で一途な恋もゆるされるのかもと、むしろそうした恋のできる男でありたいとも思ってみたり

月日は流れて、子供たちも大きくなりkinkiの光一くんにはまった家内に連れられて休日の夜はカラオケ
家内の歌うは硝子の少年、子供たちの歌うアニメソング、そして真打? えいちあーる亭 亭主の百万本のバラと
しあわせな夜はふけていきました。

でもあの頃この歌を誰のために歌っていたのかあいつはおそらく気づかないまま・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

闇が深くなるのは

2008-08-24 22:37:12 | 航海日誌

NYも200ドル近く上げたことだしぃ、
今日は気分よくデビュー当時の泉谷しげる(あれでもフォーク歌手だったんだよ)の記事でも書こうかしらん と
トーストをかじりながら中日新聞に目を通す えいちあーる亭 亭主

一面を流し読みした後、三面記事からページをさかのぼって2面にたどり着いたとき
蟹工船ブームの見出しに若いやつは読みたい本のひとつも自分で選べんのかい、と毒づきつつ読んでいく間に
さらに眉間のしわが深くなるわたくし

自民党と共産党の参議院議員がインタビュー形式で最近の若者の現状について語っているわけだが
義家とかいう教師くずれのコイズミチルドレン 腐れ外道コイズミの薫陶の結果、   
こいつ何様のつもりだ"! と怒鳴りたくなるコメント。選ばれたつもりの自分が高みからアリが蟻地獄でもがくさまを
うすら笑いをうかべて眺めているような臭みを感じた えいちあーる亭 亭主

格差の底辺でもがいている若者が這い上がれないのは若者の自己責任
いわく「労働が苦しいならそうでない仕事に就くために、今手に入れられるものが何かを考えなくてはならない」
若者は楽な仕事を血眼で探している、とでも言いたいのか、就職前にどんなスキルが必要か分かって就職するやつは少ない
やりながら教えられて覚えて行ったんだ本当の実もないくせに高いところからモノをを言うのはやめろ

自分が逃げ切ったつもりでえらそうにものを言うやつは許さん。
仕事に就いたところで派遣では人生が積み重ならないというこわさを分かってモノを言っているのかこのボケと
教師くずれのコイズミチルドレンをののしるわたくし

さらにいうなら大まかな方向を決めて社会に出て来た若者たちに職業教育を施すのは本来、企業の仕事であったはず
採用以前に自社に必要なスキルを身につけた人材を欲しがるようになったのは職業教育の手間と時間すらコストと考える
奥田やお手洗いの経営手法、カンバン方式で下請けの儲けに手をつっこんで、あげくのはてには労働者の給与からも
かっぱいだカネでようやく収益2兆円企業 笑わせるんじゃねぇ  雇用を守れとか、かっこうつけて言っていても
結局どこよりも早く 大量の派遣労働者を切り捨てた情のない会社

対して共産党参議院議員 大門 実紀史氏   (自身の記録のため記事の主文を掲載する)
ー 非正規雇用の増大など若者の現状をどう考えるか。「ある意味で、戦後一番ひどい状態だ。賃金や労働条件は昔、ひどいことがあったが、将来設計が立たない、閉塞感がすごい時代になった」 -なぜそうなったのか。「市場経済が野放しになっている。資本は儲ける本能があるので、青年がどんな状況になろうと、リストラされた中高年が自殺しようと、どこがで歯止めをかけないと、どこまでも儲けを追求する。」 - 冷戦構造の終焉で、資本主義は勝利に酔った。「1991年にソ連が崩壊すると社会主義はだめだ、もう自由にやったほうがいいという新自由主義的な風潮が台頭した。日本でも99年くらいから労働の規制緩和が始まり、企業は非正規雇用で人件費を抑えるなど、儲けのためには何でもありになった」 中略 -状況を改善するにはどうしたらいいのか「原則自由化した労働法制を、元に戻さないといけない。そもそも非正規雇用や派遣労働はイレギュラーな手法。正社員が日本経済も企業も支えるんだと言う方向に発想を転換しないと、経済も企業もだめになる。加えてこれだけワーキングプァが増えているから、先行きの明るさを示さなければいけない。この数年間で削った社会保障を元に戻すことが重要だ」

共産党じゃないけど同志!とハグしたくなるようなインタビューに心を救われた思いの えいちあーる亭 亭主

      教師くずれの外道義家は今日 えいちあーる亭 亭主を敵に回した

こんなんが議員でいられるこの国って? ただの自己チューのヤンキーじゃねえか・・・・  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相場雑感

2008-08-22 22:10:49 | 株のお話

日経平均は7月の直近安値をあっさりと割り込んで下落トレンドへの転換が鮮明に
昨日の下げの反動でいったんリバウンドもあるかもとも思えた銀行株は外国証券アナリストの
ざーとらしい格下げのレポートに寄付きから急落、下値抵抗線をめぐる攻防は積み上がる信用買い残の崩れもあって
一気に大幅下落。皆様いかがお過ごしでしょうか

基本的に金融株の反転なくして地合いの改善はないと見る えいちあーる亭 亭主
ディフェンシブっぽい塩漬け銘柄の上昇基調はうれしいけれどこのまま戻り基調が続くとも思われず
さりとて、手放すにはまだまだ安すぎる こまったもんだ

東証1部銘柄の上げ下げは銘柄数では拮抗、その割には指数の下落がきついわけで
まして、場中の新興不動産銘柄の値動きはプラスマイナス10%を超える荒っぽさ博打場以外の何者でもない
さらに今日は金曜日と言うこともあって引け後に何が出てくるか分かったもんじゃないと手仕舞い売りに押されてマイナス圏へ

今年最低水準の出来高に見えるように現況の市場参加者の質の悪さが浮き彫りになってくる
いっぺん落ちるところまで落ちてみないと整理できないはず、まだしばらくは手出しは無用と思う えいちあーる亭 亭主

先日倒産したアーバンで問題になったBNPパリバと経営者をめぐる怪しすぎる取引に対する
その後の東証や、金融庁の無関心な対応を見て株式市場にあいそをつかした投機家がかなり多いと見るわたくし

あの日以来市場の雰囲気から何かが抜け落ちたような気配がしてならないわたくし

アーバンの倒産記事を書いたあたりからしばらくこのブログの閲覧件数が2桁ちがったこと
外資系証券のえげつなさやこの国の企業の経営者のあさましさを理解したことで、今日の銀行株の格下げレポートも
アナリストの所属する証券会社が信用買い残が膨らんだのを見て売り玉をしこたま仕込んだところで
今日のレポートの提示になったんだろうとの声がしきり・・・

チェック銘柄の板を見ていても少しでも上がったら売って利益を出したいと身構えている様子がよく分かるありさま
貯蓄から投資への掛け声で動いた人もこの市場のうさんくささに辟易して資金を戻しているように思えてならないわけで
社会正義の確立した亜米利加でも金融関係にはあれだけの詐欺師がひしめいていたのを考えれば

ぬるい政府に名ばかりの検査機関しかないこの国では自己責任のお題目でどれだけの人がはめられたことか
でも、負けるもんかと心に誓う えいちあーる亭 亭主でした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多数決で良案をつぶす

2008-08-21 21:37:16 | 航海日誌

日経平均は続落、亜米利加の住宅公社への資本注入とかで下げを理由付けてみるものの
直近の安値を抵抗線に踏ん張る銀行株を眺めていると上値を押さえられつつ次第に下がってくる高値と
反発を期待する勇者の買い支えで抵抗線付近で水平移動する安値のチャートを見るにつけ
三角持合下離れ、ことによっては3月安値を下回って大底を確かめに行くシナリオも選択の範囲に・・・

お盆を過ぎたとたん吹き込んだ秋風にほくそえむわたくし
先月の電気代にびっくりの えいちあーる亭 亭主 投資で結果が出るまではと前場はエアコンを我慢する日々
6月中旬に手仕舞いしてから突入のチャンスを待ったもののあぶなくて手も出ない相場 チキンなえいちあーる亭 亭主

銀行株のじわじわ下げてくるチャートの高値にあらわされる閉塞感はそろそろピークに到達しそうで
ここで踏ん張って上昇に転ずるか、それとも底割れとなるのか、週末から来週にかけて目が離せない状況となりました

閉塞感と言えば、エテ公の就任以来なにさらしとんじゃい、と言いたくなる政権運営というより漂流政治
漁船の一斉休漁への対応の速さは逆に農水族の書いたシナリオに支持率欲しさにエテ公が乗ったとしか考えられないわけで
そんな局所的で姑息な対応を考える暇があったらガソリン税の暫定税率の解除を7月前半の時点で公布したほうが
夏の大イベントであるお盆の消費喚起にどれだけ貢献したことか

暫定税率を解除したところで直接、票にならない
票にするにはひも付きのカネ、誰が動いてそのカネが誰のところへ渡ったかが明確にならないと意味がない
だから漁船への支援は今度の選挙で票になる。農業支援も所詮この動きにあせった議員の指示にすぎないわけで

民主主義の最悪の局面 数の論理がまかり通るこの国の政治もある意味閉塞感が臨界点に到達したような気がするわたくし
100人の勢力なら51人の賛同を、さらにそのうち26人の同意を得ることができればすなわち100人の意見になる
派閥に属して落ちてくるカネを口をあけて待っている議員が多すぎる。

それどころかこっそり大陸まで集金に出かける議員に至っては国賊としか言いようがないわけで・・・・

      多数決で良案をつぶす 民主主義はあてになりません

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諸君?

2008-08-20 00:49:03 | 航海日誌

昨日わけもわからずとりあえずあげてみるっぺ
といった感じで140円ばかり上げてみたものの、明けて今日はチンチロリンの倍返しよろしく300円の下げ
金融株の上離れを待った投資家諸氏もフライング気味に上げた板に飛び乗っては見たものの
下がったとはいえ抵抗線は割っていないしと思案六法の悩ましい一夜となりました
皆様いかがお過ごしでしょうか


ニュースを見れば次の選挙でまた議員で飯を食いたいというより
こんなうまいポジションをを手放してなるものかと地元に持って帰る予算の争奪戦で4兆5兆円キボンヌ
こんな夜は、エテ公の顔を見るとTVに飛び膝蹴りのひとつもかましたくなってくるわたくし

こういうことをエテ公のHP(あるのか?) とか政府機関のHPに書き込むと逮捕されちゃうからここで小さく言ってみる
(劉羽選手へのやっかみ半分の投稿とさして差がないような気がしてきた情けない えいちあーる亭 亭主)


まぁ、ある意味こうしたことも民間にカネを流通させる必要悪だったのかも、と帰し方を思うわたくし

この10年バブルがはじけたとのうたい文句で社員の給与、ひいては雇用にまで手をつけて
必要以上に労務に関わる費用を削りまくった結果、ちょっとぉーなにー儲かってんじゃないのよぉ、と味をしめて
削れるものはとことん削りまひょ、とばかり雇用形態の劇的変異を目論んだトヨタの奥田とキャノンのお手洗い会長
腐れ外道コイズミも許せないが、こいつらは末代まで祟るべしと思うわたくし 死んでいった人の多くもおそらく・・・

少子化は背中を押してくれる近所の世話好きなおばさんたちが絶滅したせいもあるけれど
誰かを好きになって思うことはこいつを一生食わせてやれるのか? 男としてはそれが最優先事項

そんな男の覚悟を後押しできるだけの企業であって欲しかった。

戦後最長の景気上昇とはいっても国民の生活の豊かさを示す指数は過去の数分の一
結局、企業が収益をしこたまため込んだあげくようやくのことで国際企業と胸を張る影で国民の暮らしは疲弊して逝った

資本論の公式の第一段階、一回転目で収益を取り込んでしまえば次の資本の回転も同じ規模にとどまるわけで
というより、根本的にこの国の国民の労働の価値、言い換えれば売り渡した人生の価値の再評価
個人の人生の価値をもっと大切に評価すべき局面にあると思う えいちあーる亭 亭主

何度でも言う、人生の積み重ねた経験、暮らしへの思い入れも評価することなく
所属する登録社員の上前を跳ねる女衒商売がオモテ家業であっていいわけがない。人材派遣会社なんぞ
すべて即刻解散すべし。さらに人が生きた時間、その仕事に携わった時間の蓄積を評価できない企業なんぞつぶれるべし

むしろ、その先にこそこの国の未来を感じる えいちあーる亭 亭主

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

~ 夜が来る ~

2008-08-18 16:09:09 | きいてきいて

夜が来る
原曲 人間みな兄弟


ロンロンディラン シュビィラレイ

オゥ ディエイディーオー ロンゾンディラン シュビィダディ

ア ロンゾンシュビィラロン

 

ア ロンゾンディゾン シュビィラドン

 

ラリィイー ホォラァレィ ヘエィ

ロンゾンディゾン ァ シュビィダロン ロンゾンシュビダロン



ロンロンディランシュビダレン  ディロォディラーレィ

ヘェイ ロンゾンディロンシュビィダロン

ア ロンゾンシュビラレィー

ア ロンゾンシュビラレィー


作詞 作曲 小林亜星    歌 サイラズ・モズレー
(どこを探しても歌詞が落ちていないので聞き取りのサンプリング あしからず)

ごぞんじサントリー・オールドのテーマソング 昭和42年のTVCMとして登場 モノクロの画面に
日が落ちてあわただしい旅籠の戸間口 (あのエプロン掛けの仲居さんの数の多さ) 旅館というには熱気がありすぎる
暗くなり始めた街道から旅籠の玄関に向かいカタコトノ日本語で「スミマセーン」と声をかけるコート姿の外人

なんかブルースっぽいボーカルに、さびのあたりでコードストロークで主張するギターが気になって
40年近い歳月が過ぎてもウィスキーを注ぐ音に続いて奏でられるこの曲とあの画は忘れられない
あの頃はそれ以前のトリスのCMのせいもあって大人ってかっこいいもんだ 大人は酒を飲むもんだ、と
辛いようなしびれるような味、そしてのどが熱くなるのをこらえてグラス一杯のウィスキーをみんなでまわし飲む
妙に背伸びしたくなる年頃に輪をかけていたものでした

思い出してみれば、あの頃夕飯は家族全員そろって。
お気に入りのおかずを姉に取られないように自分のお皿に持ってきて(笑)
夕食の後は夜の永さを知ることもなく次の朝に続いていたような気がする

こどもはこどもらしく、おとなは大人らしく居られたあの時代
あの時代にあって今の時代にないものは幾つもあるけれど 本当に大切なものとは何だったんだろう


      恋は遠い日の花火ではない  フッフッフ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アーバン逝く

2008-08-14 14:55:15 | 株のお話

昨日民事再生法手続きを申請 倒産した8868アーバンコーポレーション 
昨年サブプライムが表面化するまで2000円していた株価は最終日62円 ご愁傷様

連日売り買いともにの値幅鳥でおお賑わい
倒産のうわさに 逝くのか、逝ってしまうのかと面白半分にウオッチしていた 人の悪いわたくし
解散価値を示すPBRは0.13あたり、ひょっとして倒産を免れたならと勝負に臨んだ投機家も数多くいたようで
普通、倒産のニュースは金曜日の場が引けてから、週のど真ん中での発表では逃げようにも逃げられなかった
2ちゃんねるや掲示板の煽り記事で思わず買いに入った参加者の多くは一網打尽

逆日歩3円の適用を受けての売り方の買戻しも有りか思ったが狼狽売りが多くて寄り付きそうにもない。

しかも、倒産の発表のドサクサ紛れに直近の第三者割当増資に関わる犯罪的なウラ条項の存在が発表されたわけで

時系列に話を進めて行こうと思う  (今日は長くなります)

6月26日深夜 BNPパリバを引き受け先に300億円のCB債を発行するとのIRを発表
(だいたいこうした突拍子もない時間にIRを出す企業はろくなもんじゃない 遅かれ早かれご臨終のことが多い)
300億円の増資 新株一株単価を344円に設定

7月10日300億の入金があったとするIRが出て286円まで上げたものの翌日からまた急落
でもパリバの344円の新株価格が意識されてパリバは344円以上の価値を読んでいるとの思惑で
200円あたりを1週間ほどもみあったけれど力尽きて下落基調を強めた

事件サイトによれば
7月18日発行の大量保有報告書(報告義務発生日7月11日)あたりからBNPパリバの思惑が見えてきたようで、
BNPパリバは7月11日CB債 権利行使によって8720万株を取得、即座にBNPパリバ・アービトラージを経て
BNPパリバ証券東京支店へ引き渡した(引渡し価格200円)。

さかのぼること3日前 (証券取引の決済は4日後)
パリバ証券東京支店は7月11日アーバンを2344万株カラ売り14日には1377万株のカラ売り
主力の11日の株価は始値が253円高値は268円10日の入金を確認して沸き立つはずの日に
この上値の重さが市場に水を差してさらに下落基調継続 倒産に至る

パリバ東京支店には11日と14日のカラ売り価格から引渡し価格200円を引いた差額が転がり込む寸法で
さらにパリバ本体は株価が600円台だった5月頃からカラ売りを仕掛けていたもようでホワイトナイトが
売り本尊だったという笑えない仕掛け

ここで分らないのがパリバの払い込んだ300億円
どうカラ売ったところで行使価格344円からの下げを埋められるものでなし、2年先の償還を考えているのか
アーバンは2年先まで持つのかといった思惑が博徒のような個人投機家を巻き込んでの最終章へとなだれ込む

ベベン ベンベン さあハリセンの音も高らかに

ついに民事再生手続き発表と同時になぞは明らかになった (ここコナンっぽくネ)
財務基盤強化の為とされた300億は隠蔽されたスワップ契約に基づいて入金後即座にBNPパリバに返却されていて
アーバンはその契約に基づいた株価の上下によってチビチビと営業日ごとにカネが振り込まれるだけのこと
倒産までに入ったカネは90億程度。しかもご丁寧にこの契約による営業外損失は58億 なにやってんだか?

300億が見せ金であったことを知らない個人投機家は資産増強で倒産は回避されたと
パリバの怒涛の売りにめげることなく買い支えるわけで、このあたりからの参加者が大勢被害をこうむった模様
8720万株を1株100円程度で仕入れてカラ売りしまくったパリバの収益はいかほどになったやら 
さらにアーバンの倒産で契約終了となったパリバはもう支払いの必要もなく丸儲けと相成りました


そうなると次に分らないのがアーバン側が何故こんな不利な契約に応じたのかであるが
7月に入って社長が金融機関に担保として差し出していた株券が担保権を行使されて市場で売却されて
16.6%の持ち株比率から4.03%へ低下、筆頭株主不在の会社となったわけで
本来なら会社の存亡に関わる一大事 まともな会社ならM&Aのターゲットに

しかもこの借入金が房園社長の個人名義の都内の土地建物の購入に流用された挙句
その売却を急いでいたとの業界関係者の話が出てくるに及んで推察されるのは・・・・

BNPパリバに対するCB債発行新株予約権の契約のウラであのスワップ契約を締結していた時点で
すでに社長は経営を放棄していたとしか考えられない。さらにいうなら上記のように房園社長が個人資産の売却を急いでいた
という情報とあわせれば資産隠しのための時間稼ぎにBNPパリバが乗ったとしか考えにくいわけで

担保を取っていた金融機関、ドサクサ紛れにカラ売りでしこたま儲けたBNPパリバ
現金化した資産を隠すのに全力を挙げてきたであろう社長

やったもん勝ちのこの国のシステム
アメリカなら間違いなく長期の実刑を喰らうであろうこの事案もおそらく商取引としてお咎めなし
泣くのは個人ばかりということか、倒産覚悟で突っ込んだ修羅場 投資単位も小さいだろうし株は自己責任というけれど
2時30分あたりで200万株の買いに1億5000万株の売り 売りが多すぎる・・・


こんな会社が堂々の東証1部銘柄 どうなってるんだ

本日新興不動産銘柄は軒並みSTOP安に張り付いたまま討ち死に
アーバンの倒産は織り込み済みとか言っていたけれど株式市場への不信感が増すのは織り込んでいなかったらしい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

規制緩和と寄生虫 2

2008-08-13 13:38:49 | 航海日誌

- 副題 -  ちよっとこいコイズミ


新興市場指数は底をつけたかに見えた週末の安値を越えて上場来安値更新
マザース指数は2006年1月のライブドア強制捜査頃のピーク2800ポイントから6分の1の460ポイントへ
投機家はたまったもんじゃないわけで・・・

あの頃、詐欺師は株券を刷ればつかまることはないと書いた えいちあーる亭 亭主
IP電話サーバーの詐欺でつかまったのは近未来通信だったか? 2.3年程度の損益計算書があれば
赤字でも上場申請できた時代 上場さえできれば新規上場株がもてはやされたあの頃、
IP電話、情報通信関連銘柄の新規上場ということになれば訳もわからない投機家がハイエナのように
群がってくるから巨額の創業者利益を手にできたものを、ペテン師と詐欺師のちがいの見本となりました・・・・
つかまるのがペテン師、捕まらないのが詐欺師 

グッドウィルの折口なんて立派すぎるほどの悪党なのに

ペテンといえば腐れ外道コイズミの構造改革
今日の中日新聞12面の論説記事で財政赤字解消をうたったコイズミ改革のウラで膨れ上がっていった
赤字国債の検証記事1998年当時394兆円だった国債借入残高が直近2007年3月には834兆円と倍増
財政赤字縮小のスローガンにとことんだまされていたわけで

規制緩和は悪党の跳梁跋扈を許してこの国の道徳にとどめを刺しただけでなくだけでなく
企業減税、所得減税を進めるあまりこの10年の歳入不足を招いて税金である国庫を食いつぶしたわけで
国のカネを大企業や福井日銀総裁のような富裕層のサイフに流し込んだあげく、今のような
福祉や医療にすら金が回せなくなるほどの財政の劣化を招いた。


どう責任取るつもりだ この腐れ外道がぁ!

今度の選挙でも自分たちがまだ議員でいられるようにバラ撒きをしたがっている奴ら
しかもそのカネは誰のところから誰のところへ渡ったか、わからないといけないひも付きのカネ
景気対策なんぞ片腹痛いわ 議員なんぞ金輪際もう要らない 

ネットでアンケートをとって後はサイコロ 議員よりカネもかからず、まともになるんじゃない

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

規制緩和と寄生虫

2008-08-11 19:17:46 | 航海日誌

NYの上昇を受けて急騰した日経平均
個別銘柄を見れば高寄りした始値近辺でのもみあい、崩れずに終値を迎えたのは幸甚というべきだけれど
金融株の値幅の狭さ、と上げの鈍さ。不動産株にいたってはSTOP安続出


先日泣く泣く損切した4314ダヴィンチは今日でその売値の半値を割り込むありさま
8868URBANに至っては年初1500円の株が67円のSTOP安売り気配、年初から95%の割引
不動産株も銘柄によっては引け成りで買って寄り付き成り売りで取れる板もあるけれど倒産懸念がぬぐえない
今の相場では丁半賭博より分の悪そうな大博打、抜ける金額に比して紙切れになるリスクが大きすぎる


円安にしたところで不景気そうな日本に対してドルが評価されているだけのことで
ダメな円安の声がしきり 巣ごもり、ひきこもりで景気に対処する庶民の苦労もそ知らぬ顔で居座る貧乏神

いざなぎ越えとか言われた好景気が後退時期に入ったといわれても景気のいい話なんか全然なかったんですけど
寄生樹には宿主が枯れるまで養分を吸い尽くす馬鹿な木があって   
同じようにリストラで味をしめた企業が収益を再配分することもなく労働の対価をコストと考える愚に走ったことで
この国を支える大地とも言うべき国民生活がやせこけて再生産不可能なほどに枯れてしまった

まず寄生樹のような企業、寄生虫のような人材派遣会社を本来の会社組織に再編しないことには
この国の再生は難しい。さらに農耕民族の風土に間違った成果主義をはびこらせたことで崩れた人間関係は
どう立て直せばいいのか。世代がぐるりと一巡するまでこの荒廃は続くはず

失われた10年の次に訪れた10年を後世の歴史家はなんと呼ぶんだろう

      女衒、口入れ屋ともいう仕事、やってて恥ずかしくない?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身も心も

2008-08-10 14:03:40 | きいてきいて

犬の遠吠えひとしきり激しく  
身体起こして 時計を見れば夜はまだまだその色を変えずに
月の明かりが 手元を照らしている

言葉はむなしいけど ぬくもりなら信じよう
涙は裏切るけど  やさしさならわかちあえる身も心も身も心も 
ひとつに溶けて 今 俺の腕の中で眠る人よ



サイレンかすかに 遠くから響いて  
夜の帳の幕引き係 眠りのその中で 聞き分けたのだろう  
頬をすりよせ胸にすがりつく人

月日はうつろいやすく やすらぎなら信じよう
愛とは 呼ばずあなたに いとおしい そう 打明けよう



身も心も身も心も ひとつの命 今 俺の腕の中で夢見る人よ
身も心も身も心も ひとつに溶けて 今 俺の腕の中で眠る人よ



「身も心も、アルバム・バージョン」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド from album "身も心も" 1977年

Lyrics; Yōko Aki, 阿木燿子
Music; Ryūdō Uzaki, 宇崎竜童
Basic Arrangement; Dow...

youtube#video

 
「身も心も、アルバム・バージョン」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド from album "身も心も" 1977年

Lyrics; Yōko Aki, 阿木燿子
Music; Ryūdō Uzaki, 宇崎竜童
Basic Arrangement; Dow...

youtube#video

 


身も心も   宇崎竜童とダウンタウン・ブギウギバンド1977年アルバム「身も心も」をリリースこの頃のダウンタウン・ブギウギバンドは
わたくしの中でミナトのヨーコ・ヨコハマ ヨコスカのようなキャロル似のコミックバンド程度の評価しか受けていなかったわけでこのアルバムがリリースされるあたりでわたくしたちは結婚  
(そこ、引かないように・・・)さらに数年がたち子供が生まれてそんな頃になっても アイシテル と言うよりも好きだと言うほうがしっくりくると思っていた
川の字になって眠りながら赤ん坊を抱き寄せて眠るあいつを見るときのせつないほどの充足感その気持ちを言葉にするなら いとおしいと言う言葉になるのかなとぼんやり思っていた
しばらくして仕事の途中のどこかの喫茶店で聞こえてきたこの歌、いつもなら聞き流しているはずなのに妙に耳になじむな。と思ったのは今も覚えているそれがこの曲との出会い 
胸に響くメロディと 想いをなぞるような歌詞自分の内なる思いを誰かの歌で呼びおこされるような感動山口百恵が宇崎竜童と阿木よう子に関わって一皮向けたのは知っていたけどご
本尊の宇崎竜童の歌がこれほどたったとは・・・・こうしてこの歌も 生涯を通してのお気に入りとなりましたでも、いとおしいなんていえない私は また、好きだっていうんじゃなかろうか?

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花咲かじいさん

2008-08-09 12:33:53 | 航海日誌

週末の日経平均は前日のNYの急落を受けて
いきなり13000円割れの展開から後場プラ転するや急騰とディトレ日和の一日
皆様いかがお過ごしでしょうか


前日のAGIの決算を受けて下げは織り込み済みと思っていた えいちあーる亭 亭主
しかし、100円を超える上げがあろうとはお釈迦様でも気がつくめぇ

ただ相場の指標と見る金融株がオーバーシュートとはいえ
いったん抵抗線を割り込んだことで思いっきり疑り深くなったわたくしトレンドが見えるまではここは辛抱 
とはいってもトレンドが見える頃には遅いのだけれど

結局終値は抵抗線近辺でのもみ合い 一夜明けてNYは大幅高となやましい休日
なやましいといばインドネシアからの介護福祉士、看護師の来日       
重労働で給与が安いから日本人のなり手がいないので外国人で補完する
お手洗い経団連会長の薫陶はこんなところにまで行き届いているようで

労働力をコストと考えることで安い労働力を求めてアジアをさまよった愚をさらに繰り返すつもりらしい
機械は性能以上のことは出来ない、しかし、ひとはレベルアップすることかできる。助け合うことができる
そうしたことで昨日できなかったことが今日はできる。

今回訪れたメンバーは初回と言うこともありおそらく選りすぐられたその道のプロ
言葉の違い、外国人ということで下働きとして扱われないかがものすごく心配なわたくし
処遇にたいして彼らのキャリアが発揮できるか、さらにそれを評価できる人材がいるかどうか

単一民族の気楽さでここまで来た日本は経験のない人種差別を意識する局面
ただ同じ国内で労働賃金の二重価格は長続きしないはず、より安いレベルへ擦り寄っていくことになる


近所のおせっかいおばさんが姿を消して、背中を押されての出会いの機会すら失なったヘタレ世代
腐れ外道コイズミが派遣を全面解禁したことで、暮らすのでいっぱいいっぱいになった適齢期の世代の
ウワマエをはねた利益で国際企業としての体面を保ってきた輸出産業 (どことは言わない奥ゆかしさ(笑))


外国人労働者を使い捨て、コストダウンとして扱う事がこの国の将来にとってどれだけ悪影響を及ぼすか
3.4年で国家試験に合格しなければ強制退去の施策はどうみても受け入れるつもりはなさそうで、
外交合意をカタチだけ実施してみせる思惑が丸見え、どこのどいつだこういうことを考えるのは!
優秀な人材が集まらなくなったときこの国はアジアの吹き溜まりと化すはず

人が暮らすために提供する人生の切り売り、労働の対価をもう一度見直すことからしかこの国は救えない
砂漠に水をばら撒いたところで砂が濡れるだけのこと・・・・

      枯れ木に花を咲かせましょう エテ公には無理な話で・・・


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Johnny B Goode tonight

2008-08-07 23:49:20 | 航海日誌

Way down in Louisiana close to New Orleans
Way back up in the woods among the evergreens
There stood a log cabin made of earth and wood
Where lived a country boy name of Johnny B. Goode
He never ever learned to read or write so well
But he could play the guitar like ringing a bell

Go go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Go Johnny go, go
Johnny B. Goode

He use to carry his guitar in a gunny sack
And sit beneath the trees by the railroad track
Oh, the engineers used to see him sitting in the shade
Playing to the rhythm that the drivers made
People passing by would stop and say
"Oh my, but that little country boy can play"

His mama told him someday he would be a man
And he would be the leader of a big old band
Many people coming from miles around
To hear him play his music till the sun go down
Maybe someday his name would be in lights
Saying Johnny B. Goode tonight

Johnny B GoodeChuck Berry

バック ツゥザ フューチャーで話題になりかけた チャックベリーの ジョニービーグッッド
原曲は1958年全米8位入賞のヒット曲 いくらなんでもそれは知らない えいちあーる亭 亭主

はじめて聞いたのはキャロルのナンバーとしてだった。お気に入りで聞いていた頃
大学の友人が輸入版のチャックベリーのレコードを探してきたときの衝撃 なにこれ・・・

キャロルのファンには悪いけれど歌謡曲とロックンロールの違いに打ちのめされた感がありました
一流のポップスを聞いていて思うことはひとつの音ひとつのコードを確実に伝えるティクニックを必ずわきまえていること
あのだだっ広い大陸で評価されるには基本から抜け出るだけの自由さが、それを支えるだけの練習が必要なこと・・・

幸いにも今、You Tubeという情報ソースを得てライブ映像に接することの出来る環境はまさに外部記憶装置の時代
マニアな話は横へおいておくとして、チャックベリーのライブ映像を見て彼がギタリストである前に、ミュージシャンである前に
なによりもショーマンであったことを確信する えいちあーる亭 亭主

サミ・ーディビス・ジュニァのショーを始めてみたときの衝撃以上のものを感じるわたくし
観客に見せるステージ運び、即興でピアノにからむ掛け合い漫才にも似た呼吸。どれも一流のミュージシャンにしか出来ない
しかも彼から目が離せない何かを感じる。そんな次に何が起きるんだといった期待感がうらやましい えいちあーる亭 亭主

ともすれば、見たくもない、聞きたくもないというのは投機に関わるものにはよくあること
しかし、政治がそんな状態であることに嫌気が差して、このプロが尊敬すべきプロであったあの時代
むしろ、余裕を持った緊張感のなかで輝いていた時代のことを書きたいと願った わたくしの飢餓感は・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

操作中と言うこともありまして

2008-08-07 18:47:48 | 航海日誌

昨日の原油安、円安、NY大幅高、
さらにとどめに外国人の買い越しと好材料てんこ盛りのお祭り相場も一夜明けて
あぁ えがったえがったと三々五々帰り支度の投機家たちの祭りの後
みなさまいかがお過ごしでしょうか

狙いをつけた金融株のチャートは逆三尊と呼ばれる反転の成立なるか?
あるいは底抜けの地獄を見に行くのかミメサの三叉路で立ちすくむ旅人のよう。

今日は昨日に引き続いた外部環境に続伸かと思われたが
寄り前の板は前日終値を割り込む銘柄がいっぱい。寄り付きから急落する板にケガ人続出の相場

結局日銀の景気判断が景気後退局面となったことで浮かれていた投機家も正気に引き戻されたらしく
新興不動産株はSTOP安。金融、自動車関連も下落それぞれい心地のいい下値を探る展開


                                                                                                                                           
福笑いのパーツが変わったことで上昇した内閣支持率に気をよくしたのもつかの間、
冷凍ギョーザ事件隠蔽がこの国の政府がどこを向いているのかをあらわにしたわけで、
「操作中と言うこともありまして・・・」    (頭のいいPCは自動変換、大笑いっと)  
どこかの教育委員会の言い訳のような無責任な会見

サミット直前の中国側からの情報提供ということはおそらく今流行の手土産
ギョーザなんかより困ったことがあるからそこにはとにかく触れないでくれ。との根回しと見るべき

中国側も日本をかいかぶってたんですねぇ、そんないいもんじゃないのに・・・
この国の首脳はいじめられっ子のようにめだたぬように、気を悪くさせないよう、上目遣いに揉み手して
分りましたすぐにとパシリをかって出る。かつあげしようもんなら家の金でも持っていくんじゃねぇ。
国民の金だから痛くもかゆくもないわけで・・・・

エテ公一人で決められる根性はないはず、結局この国の政治屋たちはどこを向いているんだ?
わかったことは国民の方を向いて仕事しているひとは政治屋にも官僚にも誰もいなかったということだけ・・・

もう誰でもいいから、とにかく貧乏神が居座るのだけはかんべんしてください


      きれそうな私の12ヶ月

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日は月の上で

2008-08-06 12:40:59 | きいてきいて

明日は月の上で 神様のそばで
明日は月の上で 大空のすみで



ふたりは 馬車に乗り 幼い時 夢に見たものを さがしに行こう
私達には 風はマジシャン 星のシンフォニー かなでるミュージシャン
明日、月の上で



月の空から クリスマスの かざりみたいな 地球を見よう 
赤い屋根も見えて 夢のように ふたりの髪は 風に揺れる
明日は月の上で



美しい夜 風のベールに つつまれながら 眠るあなたよ 
わたしは歌う 子守唄を 目覚めを待って 抱きしめよう
明日は月の上で
明日は月の上で
明日は月の上で

明日は月の上で   サルバトーレ・アダモ 

1970年 大阪万博の熱気の中、日本が希望にあふれていたあの頃 
最近、じじむさくなった えいちあーる亭 亭主にもたしかにあった高校時代
ツアーバスで同級生と何度も出かけたものでした。

アメリカ館では月の石。
でも、わたしたちは並んでまで見なくてもいいだろうと、もっぱら会場をそぞろ歩いた記憶が・・・
そんなとき初めて飲んだフローズンコーラ(シャーベット状のコーラ)がアメリカっぽいなぁとミーハーな青春

ガガーリン少佐に始まりジェミニ計画アポロ計画と宇宙はすぐそこにありそうに思えたそんな頃、
ザ・スプートニクスなんぞで普及し始めたエレキギターの未来的な音にさらにゴージャスにブラスとキーボードを加えて
フランスからやってきた曲 題名は 明日は月の上で

とくにスタッカートの効いたトランペットのつなぎにぞくぞくバックの音の分厚さにワクワク
なによりも、あすは月の上でというさらりとした言葉の中に人類の飛躍とか21世紀への希望とか
自分たちの夢とかがいっぱいいっぱいいっぱいつまっていました

時代の輝き というものをこの曲をにふれることで昨日のことのように思い出せる幸せ

越路吹雪の歌は苦手だったけれどしっくりしっとりの日本語バージョンを発見
中野安兵衛 明日は月の上で     いゃー よかったよかった

PS
じつはこの曲 kokiyuさんちの 修学旅行は月・・・・ の記事にいたく刺激されて思い出した
あの頃レコードが擦り切れそうなくらい聞いた曲で歌詞を丸暗記していた、今でも歌えそうだと思って
どこかに落ちてないかと探したらYouTubeで発見 kokiyuさんもいい曲といってくれて・・・

ハートフルな60年代を経てポップスの進化はここで終わるんじゃないかとさえ思えた70年代
航跡のかなたに沈む夕陽に照らされて ちいさくキラリと光った波頭のような曲を思い出しつつ
こんな時代があってそしてそこにはこんな曲があって、と伝道師のように紹介できたらとおもってはじめた
きいてきいてシリーズ  どうなることやら 請うご期待

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂崎幸之助商店