えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

ドラゴン怒りの鉄拳

2009-08-31 15:35:06 | 航海日誌

民主党の圧勝に終わった選挙も一夜あけて、ご祝儀相場で寄り付き急騰するターゲット銘柄
先週からの上げの勢いから考えて年初来高値到達したところをカラ売り突入のシナリオで身構えたものの
直近高値付近で腰折れ、そこから下げに転じた板に、いったん下値を確かめるつもりか?と見守るうちに
だらしなく昨日の終値を割り込む板にあわてて特攻した えいちあーる亭 亭主に幸あれ

選挙から一夜あけてみれば腐れ外道コイズミのペテンにひっかかって規制緩和、構造改革と
呪文のように唱えたあげく国民に見放された自民党議員も今回の惨敗にようやく目が覚めた様子 まずはめでたい


議員どころか人としてどうなんだと思うイエスマン武部なんぞの比例復活を見ると何か間違っているような気もするが
前回郵政に反対票を投じて無所属で当選した野田聖子氏の比例復活をみるとああよかったとも思う節操のないわたくし 
比例制度がどうこう言う前に、好き嫌いが服を着て歩いているようなもので・・・

浮動票だろうが流れといわれようがいままで選挙に行かなかった人たちが一票を投じたことで
政治に変化が生じたこと自体が大きな出来事なわけで。いままで行ってもしかたないと家を出なかった
じいちゃんばあちゃん、そしてコイズミ改革で割を食った若年層の怒りの投票行動が政治を変えた

こうした政治に選挙で参加することでもし民主がダメなら選挙で引導を渡すそんな流れが定着することで
この国に、あたらしい政治と市民の誕生を願う えいちあーる亭 亭主でした

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市場雑感

2009-08-27 16:55:04 | 航海日誌

上海株の軟調を見て景気回復期待という勘違い相場にもようやく終局が近づいたもようで まずはめでたい

今朝の日経一面には百貨店の三越が1000人単位、正社員の2割削減の記事
これだけの大幅削減ともなれば売れ筋商品への勘やら陳列といった店舗の味付け、ひいては
その店員につながる人脈、お得意様の客離れも出てくるはずで 人は城、人は石垣、人は堀というように
人がいてこその企業運営。百貨店はいよいよ安楽死する産業、になったんだなと感慨にふけるわたくし

昭和30年代、月に一度か二度だったかの我が家の日曜日は
家族そろってデパートへ行ってそぞろ歩き。日が暮れたらどこかでおいしいものを食べて帰るのが楽しみだったわけで
いまや日本の百貨店の接客ノウハウは新興国で好評といったニュースに、かの国のデパートはあの頃のにぎわいの中に
輝いているんだろうなぁ、とうらやましくさえ思う えいちあーる亭 亭主


投票日も週末にせまりマニュフェストの検証記事があちこちに
ケチをつけるわけじゃないけど高速道路無料化はいただけないと思う えいちあーる亭 亭主

受益者負担の原則もあるけれど、無料開放することで通勤時間帯のインターチェンジ付近がある意味
無法地帯と化す恐れがある。高速から降りるインター出口の渋滞で禁止事項の側道走行する車との衝突が増えるだろうし
さらに、インターチェンジの一般道への出口付近はまとまった台数を処理できない構造になっていることが多いから
無理やり一般道に出ようとする車で一般道にも渋滞が波及することになる。

高速出口をふくめて信号設備の設置や道路改良工事といったインフラから手をつけないでの無料化は
結局は人の移動、物流全般に悪影響を及ぼす愚策に思えてならないのだけれど どうなんだろ

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焼きナス

2009-08-24 21:55:11 | 航海日誌

夕暮れ 夕刊を取りに新聞受けに向かうと足元にご近所の家庭菜園のおすそわけが

夏の間にいただいた小ぶりのスイカは皮が薄いのにパンパンに実がはっていて
包丁を入れるとそのまま弾けていくようでほんとに甘くて休日の昼下がりの楽しみのひとつでした

こんどいただいたのはカボチャとおナス。カボチャは手に余るので姉の家に持っていくとして
細めのナスはバター炒めに、太目のナスは焼きナスにと目論んだ えいちあーる亭 亭主

焼き網をひっぱり出して強火でヘタを切ったナスを焼いてみる

皮のこげ具合を確かめながら待っていると
切り口から吹きだす甘いような苦いようなナスの香りが思い出をつれてやってくる。
独身だった頃の母との暮らし、焼きあがった熱い焼きナスの皮を手でむいていた母
熱いでやめとき、ほぐして食べるで。というわたくしに、食べやすいで、と手を止めない母
ありがとうだったんだな、といまさらのように思うわたくし

なんとか焼きあがったナスを食卓へ置いて
皆がいた頃は6人もいた食卓にこじんまりと置かれたナスの皿を見る

おいしいもの食べにつれてってくれたら、勉強して作るんやでつれてってくれなあかんよ

今度はおまえかよ もう遠くなってしまった食卓のざわめきをなぞるように思い出しつつ
焼きナスをつまみに冷酒をのむわたくし 思い出すのもまた供養 
でも、オレのことは誰か思い出してくれるんかいな・・・

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この国のこと

2009-08-20 12:25:33 | 航海日誌

長雨のあとお盆を過ぎて吹き抜ける風はすでに秋風 みなさまいかがお過ごしでしょうか

衆院選挙も公示日をこえていよいよ終盤戦
支援者リストに載っているらしく公示日に挨拶の電話があった程度で我が家の周りは
選挙カーがかしましいわけでもなく、いたって平穏 世は並べてこともなし・・・

自民党の企業向けの雇用支援に始まり、民主党の子育て支援に名を借りた選挙向けのバラマキ

腐れ外道コイズミとトヨタの奥田がタッグを組んで明治以来のこの国の、会社の文字をひっくり返せば社会という、
社会の基盤であり基本であった崇高な会社のありようをただの金儲けの手段に貶めたあげくの今があるわけで


企業支援か消費者支援か、どちらも結果の読めないバラマキシナリオだけれど
あいかわらず企業におもねる雇用関係を維持したい自民より、登録派遣、を含めた派遣労働を禁止するという
民主党案を評価したい えいちあーる亭 亭主

人が働いた労働の対価の上前を掠め取る女衒商売が大手を振ってまかり通ったことこそ大間違いなわけで

当然、市場環境を見て継続雇用に二の足を踏む経営者も多かろう
しかし、景気も株と同じで下がり続けるわけじゃない。人手が必要な時期は遠からず訪れる
大体が人を調整弁に企業経営を目論むなんぞ経営者の覚悟の欠如、質の劣化を物語る象徴

何よりも今しなければならないのは
女衒商売がはびこるのを許した捻じ曲がったこの国のこころを正すべきで、雇用環境の悪化につながるなんぞと
わけしり顔で言っている暇があったら今こそ派遣労働という諸悪の根源を力ずくで是正しなければならない時期なわけで

今来月食べるのにいっぱいいっぱいで、将来なんぞどこか遠い夢のような暮らし
わたくしを含めた高齢に属する世代の逃げ切りの思惑に割を食う若年層、そんな国であっていいわけがない
まず若者たちの暮らしと将来に目を向けた政治 そこからはじめよう

貧しくてもこの国の中で暮らす身丈にあった暮らしと企業 
そんなところからもう一度この国をやり直して欲しいと願う えいちあーる亭 亭主でした

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震度6 その後

2009-08-12 22:30:01 | 航海日誌

日経平均やNYの留まる所を知らない怒涛の上げに、
売り目線継続の えいちあーる亭 亭主には付け入る隙などありはしないわけで

相場は悲観のうちに育ち、で始まる有名な警句のなか
悲観のうちに引きこもっているわたくしを置き去りにしたまま移ろい始めた幸福感のなかにありそうな気もするわけで・・・
「書を捨てて街に出よう」 寺山修二かく語りき 現役を離れて現場のニオイを感じられなくなったのかもしれない わたくし

そんなノーテンキな えいちあーる亭 亭主もちょっとあわてた昨日の地震
阪神大震災のときはゆれる前から目が覚めていたけれど、昨日はP波と呼ばれる初期微動で目が覚めたわたくし
阪神大震災のときは家内と二人で「西から来たな」と地震波の方向まで見定めたふたりだったけれど・・・

とりあえず寝室のTVで状況を確かめる えいちあーる亭 亭主
震源地 駿河湾 震度6 伊豆のフラッシュを見てすぐに娘の携帯へTELしたわたくし
短い周期の接続中の音が20~30秒くらい続いてこれはダメだと思って、いったん切ってリダイヤルしてみると
もうお話中のツーツー音になってしまった。待っていればPCと同じく指示された順に繋がったのかもとくやしがるけれど
繰り返しリダイヤルするも繋がらないわけで・・・

いてもたっても居られず居間へ降りた えいちあーる亭 亭主 TVの画面が大きくてもやってる内容は一緒なのに・・・

そうこうするうちに電話が鳴った。
「携帯がつながらへんで、実家へ電話した」と間延びした娘の声

冷蔵庫の上の電子レンジが落ちたけど後はなんともない、津波を心配したけど近所の人も動いてないで大丈夫


心配するわたくしより当事者の娘のほうがのんびりしていて
いくつか聞いた後、家がだいじょうぶだったら用意出来次第ホテルの方へ手伝いに行けといったところ
うん、わたし早番やでいいよ。と答える娘に出勤時間は関係ない身づくろいが出来たらすぐに行け!としかるわたくし

身近な話、災害や大雪など人手が入りそうな時、遠い分早く出かけた俺の背中を見ていなかったのかなぁとも思うし、
今の若い人の発想はそんなんかなぁとも思ったけれど「お客さんの案内や食器がどうなっとるわからへんではよいく」と答えた娘に
人を思う気持ちはわかっているじゃねぇのと心安らいだわたくし

そうこうするうちに、川崎へ引っ越した息子夫婦からTEL
「○○○からメールがあって「電子レンジが落ちたけど後はなにも心配ない。」って、お父さん見とる?」
電話が通じなくて心配していたところへメールが来たとのこと

娘の安否を話したところから息子夫婦の近況に話が伸びて、男親の不器用さにあらためて気づくわけで・・・


ひとが人を思う気持ちのつながりにあらためてありがとうとおもう えいちあーる亭 亭主
これだからニンゲンってやつはやめられない。

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竹田の子守唄

2009-08-07 23:02:15 | きいてきいて

守もいやがる 盆から先にゃ雪もちらつくし 子も泣くし


 


盆がきたとて なにうれしかろかたびらはなし 帯はなし


 


この子よう泣く 守をばいじる守も一日やせるやら


 


はよもいきたや この在所越えて向こうに見えるは 親のうち


 




山本潤子竹田の子守唄.flv

youtube#video

 
作者不詳 京都府竹田地区民謡  竹田の子守唄いわずと知れた五木の子守唄と双璧をなす 日本の裏の近代史を彩る子守唄外国人研修制度に名を借りた現代の奴隷制度を待つまでもなく、この国のヒトは相手の立場が弱ければどこまでもつけあがるのが得意なようで・・・政権を取ってみなければわからないけれど、製造業への派遣を禁止する民主党のマニュフェストに対して雇用環境の一層の不安定化、そして本音のコストの増大を声高に叫ぶ お手洗い率いる便所虫経団連腐れ外道コイズミが壊したこの国のありようを建て直すべきこの大事な時局に・・・・会社の文字を入れ替えれば社会そんな社会の基盤としての会社のありようを忘れてしまった経営者に鉄槌をと叫ぶ えいちあーる亭 亭主いかんいかん、お手洗い憎さに脱線しかけてしまった


 


休日前夜 酔いも手伝って昔のバンドスコアなんぞを取り出してみたけれどかってあれほど好きだったDやD7で始まる曲が弾けやしないわけで 結局コードストロークの簡単な曲へメジャーコードはどこか余所行きに思えて心にそぐわない、いまはマイナーコードがしっくり来るわたくし疲れてるのかなぁ・・・・・竹田の子守唄の本来の唄はこんなんだったりして

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坂崎幸之助商店