えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

どうなんだろ

2009-05-30 07:31:58 | 航海日誌

昨日成立した補正予算の時限立法をニュースで眺めながら
英国議会の混乱、さらに族議員の利権配分のすり合わせといったこの国の危機管理を考えると
民主主義による全体の半数のその半数さらにその半数を抑えれば全体の結果になる数の論理が限界に来ている気もしてきて

非正規労働者 とくに若者の非正規労働雇用に対していま手を打たないと大変なことになると思うわたくし

南米諸国の行き過ぎた資本主義の混乱からの推移を見ると周回遅れでそのあとを追っているようにも思えるこの国
神様に隔離された実験フィールドとしての神国日本に吹く風の行方はもう見えなくなってしまった えいちあーる亭 亭主
終戦から半世紀を越えての平和が泥の中に生まれた泡でないことを祈る

そんななか、一日半の休みをもらって帰ってきた娘
いつまで勤めるのかわからん。とか言いつつ夏物の服をトランクにつめるのを眺めていると居こごちはよさそうで・・・

まかないの食事がおいしいらしく「お父さん毎日何食べとるの。あーかわいそう」といいつつ
鯛の刺身もあきたから、お肉が食べたい。お肉お肉!人間というやつはおかれた環境に足りないものを求めるようで・・・(笑)

小さい宿ながら一泊二人で30万を超えるコースはさすがにセレブー!な人たちがお泊り (なぜか敬語(笑))
「あのね、やっぱそういう人はオーラが違う 金持ちーっ!っていうオーラってあるんだ。」
娘よ、ひがみでなくそのオーラに気がついたのはえらい! 手の届かない世界っていうのは確かにある。

それを知ってなお、いまの暮らしの価値を確かめること 家族、友人、恋人?それが大切と思う えいちあーる亭 亭主

夜、娘がバスタオルを巻いて浴室から飛び出してくる「お父さん5?減った!」


親に似てノーテンキな娘ながら、それなりに苦労しているんだなと思った とある一日・・・





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エコエコは金儲けの呪文

2009-05-18 15:15:57 | 航海日誌

どうも最近はエコとつけば何でもありのご時勢
エコ!と聞けば禅問答のように詐欺!と叫ぶ えいちあーる亭 亭主には居心地が悪いわけで

エコエコといいながら1000円の高速道路はただ走るのが目的のヒトばっかりで経済効果は疑問符のまま


さらに阿呆な景気刺激策として省エネ?家電の購入者に消費税分を還付するエコポイント
使えるものは使い倒すまで使うのがエコと信じるわたくしにとって壊れたならともかくこんな使い道もはっきりしない
ポイントキャンペーンに乗って買う人っているのか?と思っていたら家電量販店の売り上げ倍増・・・・・

冷蔵庫やTVなんぞそうそう壊れるものじゃなし、
地デジだ省エネだの謳い文句に踊る人って結構居るんだとあらためて実感したしだい・・・

本日はトヨタの新型プリウスの発表の日。今頃、得意満面で
記者会見でもやっているんだろうとラジオ日経をPCで聞きながら気持ちよく下げてきたトヨタのチャートを見るわたくし
予約で8万台受注とはいうもののそれ以外の車の売り上げは急落。4月の車種別販売台数が発表になった時
ある意味やっぱりと思った えいちあーる亭 亭主

トヨタ車の落ち込みに比べてホンダの健闘が目立つ、
車種別でインサイト込みの絶対量じゃないからエコカーでもない既販車の落ち込みが少ないことがよくわかるわけで

何が言いたい!!!(笑)

2兆円の利益がクローズアップされた頃、カンバン方式に代表される
「押し付けることのできるムリはすべて押し付ける経営姿勢」が一時話題に(なにせそれが根っこにある会社。
ろくなもんじゃねぇ)下請け、孫受け、その下の内職さんからも吸い上げたカネが2兆円

そしてリーマン破綻で世界を席巻した金融詐欺の嵐のなかでトヨタが何をしたか・・・

アメリカにたかることに夢中になってこの国の人が育ててくれた会社であることを忘れた企業
期間工や派遣社員としてトヨタに関わった人たちにトヨタのした仕打ち。蓄えることをしなかった非はあっても
モノのように捨てられた恨みはクチコミで広まるだろうし

なによりそうした企業姿勢をあからさまにした経営者の無能こそがトヨタの凋落を決定付けたとおもうわたくし
2兆円の利益が吹き飛んだというけれど60億程度のカネであの危機のなか雇用をあと半年は持ちこたえられたはず
その程度のはしたカネで「人を大切にする企業」というイメージを買うチャンスでもあったのに・・・・

土壇場でこそあらわになる資質は人も企業も、修羅場でこそぶれずにありたいと願う えいちあーる亭 亭主

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祭りの夜に

2009-05-10 10:13:41 | 航海日誌

わたくしの町では5月の第2週の週末が市をあげた八幡神社の祭りとなるわけで
からくりの山車や子供の舞を披露する山車、まぁ、高山祭りの地方版と思っていただければ差異はないはず

昔は毎年5月15日の本祭をはさんで前後二日、本祭の日には市役所も休みになる大イベント
山車のある町内の友人は毎年 「いゃー、この時期は大変だわ」と喜色満面で山車のある町の大騒ぎを語るわけで
せちがらい世の中を感じる時期に15日と定まった本祭の日が第2週の日曜日となったのは今世紀になった頃か・・・

市内を練り歩く山車の笛太鼓の音につられて日の落ちた頃の山車の引き揃えに出かけた えいちあーる亭 亭主

提灯のともった山車の風情はまた格別
そんな中、子供の舞を披露する山車が引かれていく。たまたま目にしたのが田原坂の舞
いつものてれが先に立ったような舞と違って気迫というか目力を感じさせる。この子は大きくなるというか心根は目に出る。
目はクチほどにモノを言いと言うけれど、目の語る事にクチは及ばぬ。
化粧で彼か彼女かわからぬままに幸多かれと願った えいちあーる亭 亭主

雑踏で人の流れに身を任せるわたくし。前後は親子だったり、じいさまばあさままで含めた三世代ほどの家族
いつもは息子や娘を従えてそぞろ歩いたものだったけれど、一人身のいこごちの悪さは季節はずれの幽鬼のようで
早々に行きつけの居酒屋に身を隠す えいちあーる亭 亭主

ひとしきりぼやいて店を後にしたわたくし
路地には祭り帰りの家族づれ、最近の夜店の、はやりモノらしい発光ダイオードの剣を振り回す子供
ふいに子供の小学校の作文の末尾を思い出した えいちあーる亭 亭主

「ぼくはおもちゃを買ってもらいました。お父さんは会社で使うかばんを買いました。楽しかったです。」

そのかばんは今もあるのに・・・・・・・・・・

コメント (2)
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