えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

10年を経て 再び 問おう!

2023-04-29 22:41:57 | 航海日誌
(この記事は 2012年8月23日の記事の再送と加筆 10年の無策の挙句に何を感じるべきや


リスクを恐れるあまり国債を買うしか能がないメガバンクの銀行機能の欠如による金詰まりが国債バブルを生んでいる昨今。国債なんぞにカネを置いておける富裕層がどうなろうと知ったことではないが、
最近思いついた経済小話をひとつ。

独逸人が今期の宿を取ろうと、とあるホテルにやってきた。繁忙期なので部屋をあけておくわけに行かない。契約の保証金が欲しいとホテルのオーナーが言うとそれもそうだと1000フランを手付に置いて行った。
1000フランを手にしたホテルのオーナーは早速肉屋にたまった売掛金1000フランを支払いに出かけた。1000フランを受け取った肉屋はたまりにたまったパン代1000フランをパン屋に支払いに出かけた。
その1000フランを受け取ったパン屋は今度は馴染みの売春婦に借りた1000フランを返しに出かけてムフフwなことに。1000フランを受け取った売春婦は色目を使って支払いを延ばしてきたホテルのオーナーに
1000フランを支払って信用を買い戻してw。そんな中、件の独逸人紳士がすまない。よそでいいホテルが見つかったのでこちらをキャンセルしたいとのことで1000フランを払い戻したところでこのお話はお開き。

ひとたび市場にカネが回り始めればればドミノ倒しのように不都合な事情が好転することもある。マスゴミに叩かれた麻生総理がリーマンショックにどう対応したのか。民主党政権誕生以来20円の異常な円高がどうして放置されたのか。わたくしが日銀の白川総裁をなぜ糞ミソにののしるのか。この小話とリンク先の記事を読んでQE1.QE2がどいうことだったのか。そしてQE3が実施されたそのときには何が起こるか理解して欲しい えいちあーる亭 亭主。

日銀のスカポン白川が民主党政権の下、QE2.3で米国がドル札を擦りまくっているのに無策のまま円高を放置したことでドル札の発行枚数は円の3倍。日本の国力を思えば希少価値で円の価値が上がるのは理の当然。
昨今の領土をめぐる嫌がらせを受けるほどの国力の低下をおもんばかれば腹掻っ捌いて陛下にお詫びせよ! と言いたいわたくし。白川総裁の任期の内に海外脱出した企業の数とそれによる国内の労働力の空洞化を思えば
万死に値すると思う えいちあーる亭 亭主 付帯事項としてあいつより俺がのお山の大将のサル並みの知能しかない揃いもそろってぼんくらな経営者たちがいなければもう少しまともでいられたのかも
とは思うけれどスイス銀行のAT1債を見ているとこの国の腐り方は10年先を言っていたらしいのだが

QE2.3で円の3倍に達する通貨供給量に手をこまねくというより問題意識もなく無策のまま放置した阿呆 何度でも言う スカポン白川 いい死に方はしてくれるな(これはわたくしの呪い) オレは間違えているだろうか。。。
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30年目のパーツボックス

2023-04-28 17:29:51 | 航海日誌
寄る年波のせいか 我が家の階段の降り口でよろけて これは危ないと思った えいちあーる亭 亭主
さっそく前回 浴室用に購入した手すりを再度購入 ただこの器具についてくるネジがコンクリート用で10cmもあるシロモノ
ホームセンターで購入した残りの木ねじでとパーツボックスをあさってみる

ねじも見つかって無事に取り付けも済ませて たまたま書斎の机の上で明るいデスクランプに照らされているパーツボックス
子どもたちの夏休みの工作に使った小さい真鍮の釘やら蝶番やら 買ってきて何本か使ってそのままのビニールに入った釘もたくさん

一度在庫を整理してみるのも 裏表両面がフタになるタイプのボックス 幸い机の上には何もない 片面の部材を全部出して整理するチャンスかも
階段の手すりが具合よく仕上がって気分のいい わたくし

釘や部品の側を空っぽにして 裏面のガスや水道、その他雑多な部品の仕分けに入る
部品を出してみて 仕切り板を入れ替えて裏の仕切り板を表側に差し込んでみる。浮いてしまうどういうこと? と思いつつ
戻してみると裏側の高さが違うことに気がついた 表は40mm 裏は60mmの厚みがあったわけで

今まで買ってきた釘はサイズが分かるようについているラベルをそのままにビニール袋を半分に折って枠にねじ込んでいた
これからはラベルを横にしてビニール袋をそのまま縦に入れれば入っている釘の形やサイズもわかりやすい なによりかさばらない
さらに此の先 使う場面が想定できない釘もちらほら、3分の1程度の釘を処分したこともあって今までの半分のスペースで収納完了 しかも見やすい
裏面にあった部品たちはもともと単品で転がっていたから難なく収まった

真鍮の釘や蝶番を眺めながらあれから30年ほどが経ったのかと 深いため息をついた えいちあーる亭 亭主

小学校の夏休みの工作 磁石で作った止まらないシーソーや 木片で指の関節を再現してみたり 何年間かは夏の一大行事だったわけで
何の気なしに最初に開けたフタを表のように思ってそこに詰め込んで 裏と表の厚みの差にも気づくこともなく使ってきたわけで
30年ほどたってこんな気づきがあるとは よく観察してより注意深く暮らそうと思ったわたくし

このパーツボックスを買ったのも はやり始めたプラモのレーシングカーの改造ブームに乗ってホームセンターに並んでいた当時の陳列のことを思い出した
その頃 帰宅の遅かったわたし 週に一回程度のランチと買い物を楽しみにしていた となりに居た家内のこともついでに思い出した えいちあーる亭 亭主でした

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正月の膳

2023-04-25 17:18:55 | 航海日誌
使い慣れたお箸の先が台所の水切り籠のあみにひっかかって折れてしまった
我が家では食に関わるものが欠けたり痛んだりするのはよくない知らせ すぐさま捨てて取り換えて祓うのが習わし

たまたま京都の産寧坂のお店で見つけて使いこごちも良くて柄も気に入っていた お箸
五角形の箸で検索すればいともたやすく 同じお箸が見つかった 890円 たしか1500円以上したよねこれ と思いつつカートへ
いつかの名画柄の傘のことを思い出しつつ知らない方が負け まぁ、気に入ったものが見つかったのを良しとしようと思った

数日つなぎに使った箸の収まりの悪さに 五角形の箸が使いやすいのなら来客用に全部入れ替えようと思った わたくし
とりあえず今まで使って具合の好かった箸と同系の色違いと 次のページにあった柿の木素材の まんま何の装飾もない箸を一本

届いたお箸の中で 使いこごちの分かっている箸は梱包のままお客様用の引き出しに 同系のお箸の梱包を外して使い心地が変わらないことを確認
最後に材は 柿の木 とだけの表示で何の飾りもないのお箸 安物にありがちなシール部分の剥がれの悪さに そういうやつなんだろうなと梱包をはがしてみる

とりあえず我が家に迎えるべく流しで洗ってみる
最初にいつものサイズのお箸を握ってみて うん、これこれと思う えいちあーる亭 亭主

次に柿の無垢材らしいお箸を握ってみる いつものお箸に比べてかなり細い そう思った時に 手先から伝わる己の姿勢を問うような緊張感
ものをつまむ そんな単純な動作なのに手の先から伝わるこの感覚 今の今までまとっていた空気の膜がガラスのように砕けて
感覚が研ぎ澄まされるような 思わず背筋を正したくなるような  伊勢神宮の包丁の儀 

それくらいしか盆暗なわたくしには表現できない食い物を扱うことの緊張感に背中を撃たれた心地がした わたくし
たかがお箸だ 何だこれは?  呪術のようなひらめきに 手でものの価値や意味を知るそんな稀有な経験がまたひとつ

385円 あらためて注文履歴で確認した値段も驚きだけれどw
かっての正月の朝 新品の下着まで枕元に置いてあって何もかも新調した正月の膳 を思い出した えいちあーる亭 亭主
食に対して居住まいを正す その緊張感を忘れたくないと思った えいちあーる亭 亭主でした



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地下鉄に乗って

2023-04-19 17:11:46 | きいてきいて
ねぇ君 何を話してるの  だからさ 聞き取れないよ
もっと 大きな声で  もっと 大きな声で
でなけりゃ次の駅にとまったら 走り出すまでの
あのわずかな静けさに 話そうか
今 赤坂見附を過ぎたばかり 新宿までは まだまだ だね

そう君とてもよかったよ 今日の映画はとても
もっと そばにおいで  もっと そばにおいで
車輪の悲鳴が何もかも こなごなに断ち切ってしまう
もう穏やかな静けさに戻れない
今 四谷を通り過ぎたばかり もううんざりするほど いやだよ

ねぇ君 もう下りてしまおう だからさ次の駅でさ
ここはどこの駅かな ここはどこの駅かな
いいさ次の駅に止まったら 何かを始めるのように
そこから歩いてみよう 次で降りるよ
君ももちろん 降りるんだろうね 
ても きみはそのまま 行ってもいいよ


地下鉄に乗って
1991年 作詞 岡本おさみ 曲 吉田拓郎

2006年のタクローベストアルバム に収録されているけれど そのずっと以前から
聞いていたような気がしてならない不思議な曲

別れの曲ではあるけれど 彼女ができる前に聞いた曲のような そんなひどいことができるなんて
断ち切るような別れが容認できなかった記憶がある えいちあーる亭 亭主
今なら 倦怠期にありがちな夫婦の諍い と思うけれど。。。。

リンクのアドレスのあまりの長さの都合でリンクできなかった拓郎や猫の曲をぜひ聞いて欲しい

ドラムを前面に打ち出した曲のノリの良さにまたしても タンバリンを叩いてみるわたくし
革の張ってない小さなシンバルが並んだタンバリンって キレの良さが好きで横にして叩いていたけれど
垂直にして叩くとクリスマスのベルみたいなシャリーンとした余韻のある音が出るんだ

私物です と書かれたタンバリンの箱を開けて 飲み屋の小道具と思っていたタンバリンが
こんな表現力のある楽器だったとはお釈迦様でも・・・

こんな音が出せるのなら戸棚になんかしまって置かないで教えたくれたって。。。。




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坂崎幸之助商店