えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

大事なものとか大事にしたかったものとか

2016-08-30 21:29:02 | 航海日誌
最近、昔、勢いで買ってはみたもののトッピだったり着こなせなくてクローゼットの肥やしだったりしたグッズが組み合わせだったり、たとえばオレンジのショルダーがベルト一つ交換することで使い物になったりとか。それを買った当時より自由な自分によくぞここまでと自分をほめてあげたい えいちあーる亭 亭主

そういえば家内も外商部の会場で単純に見えてとてつもないデザインのブレザーを見つけて「どう?」と、くるりと回って見せて。お世辞でもなく ああ、似あってる。と思うだけのセンスはあったはずで・・・ 会計は家内の実家。

そんなこんなで暮らした再入院の前、たまたま入った駅前の百貨店。店員さんの勧めに肩を合わせてみる家内に、たまたま目についたセーターが気にいって「これ、どう?」と見せた時の家内の家内の目の輝き。それ以来、再入院するまでそのセーターを脱ぐことはなくて。あれだけ気にいったんだから、持たせてあげて。と、棺の中に

あのセーターどこへやったかな? あのセーターのデザインどんなだったっけな

自分自身を見れば自分に今、必要なものが見えてくる。あの時の家内の瞳の輝きに見合う自分でありたいと ただ今は思う えいちあーる亭 亭主
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アウトレット あれこれ

2016-08-06 12:24:37 | 航海日誌
最近気にはなっていたのだが、スラックスの上に乗りかかるようになってきたおなか。痩せるのがベストと思うけれど恰幅という魅力に富んだ悪魔のささやきを耳にしたわたくしには遠いこだま。今のサイズにあったパンツを買いにアウトレットへ。

いつもの時間についたはずなのにいつもの駐車位置よりかなり後ろなわけで、夏休みに入って込み合ってるんだと気がついたものののアウトレットモールの中はいつもより閑散。隣接するジャンボプールの方へみんな来ていたわけで。夏は市民プールで子育てをしたわたくし、遠い日の夏のプールを家内の思い出とともに思い出す えいちあーる亭 亭主

お盆前というタイミングが良かったのか直近入荷したらしい商品がそれぞれのテナントに並んでいて、アウトレットにありがちな欠品ということもなく気に入った服をチョイスする娘。接客のむつかしさは説得力を持ったアドバイスと商品提示のアナライザーとしての要素。いつになくアゲアゲなショップの店員さんのやる気をかわしながら店をめぐるわたくし。こういう客が彼女たちのやる気を削ぐんだろうなと思いつつ利につながる見極めこそが大事。上がると思った株に何度裏切られたことやらw、買う!と思った客をさらに見定めることの経験が次の経験につながる

話は変わってEUあたりのブラント店 入り口あたりで目があって いらっしゃいませ と言った感じで頭を下げることのできる店員を置いている店には「亭主を呼べい」と声を掛けたいほどに希少価値があって 育ちのいい娘さんなんだろうな と ひと昔前の感慨をいだく えいちあーる亭 亭主

敷居の高さでは指折りの エトロ ジャケットがアウトレットで30万とか法外なw値段をつけている店。おそらく店員は多くて4人、この店でおそらく最安の財布を買ってみて分かったことがある。ペイズリー柄のおしゃれさと注目度。たまたま入ったこの店でどうしても欲しくなって。以来、つけ入るスキを探すようにこの店を訪れるわけだが。こうした店を何度か訪れるうちにショールームを一目見れば今自分に必要なものがあるのかないのか。ざっくり見渡せばわかるようになってきた。 今、自分がどんな男(女)なのか、どんな男(女)になりたいのか、それさえ分かっていれば今、必要な服はおのずとやってくる。( 参照 悪女より)

敷居の高さに恐れをなしたのか いつ行っても客はまばら、でも、先回きゃあきゃあ言いながら3万から5万クラスのシャツを一人2~3枚抱えていたおばさま達が居たところを見れば結構な売り上げなのだろうなと。

今度気を魅かれたのは入荷したてのダウンベスト。ポリエステルの生地ながら光の具合で浮かび上がるペイズリー柄、きっちりダウンの入った手ごたえのある身頃。しかも半額! 定価じゃ手は出ないけれど1年1万としても10年は着れるし、へたしたら1年のうち半分は着れるし。と、娘がその気になるなか。ユニクロのダウンベストがあれだけ着こなせるんだから買ったら?買ったげる。(買ってあげるの方言) 結局2着お買い上げ。まぁ、その場はカードで決済してもらってあとで返した えいちあーる亭 亭主

なによりも、客が喰いついたところを見逃さず試着を勧めた店員さんの接客の妙が大きかった。娘が試着するなか、脇から絞ったシルエットのよさに このラインが気持ちいいな にあってるとほめたものの 考えてみると。 いったん店を出てきたけれど気なって仕方ない娘。「半額やって」「入荷したばっかりやって」 一番効いたのは 「こういうのって早いんですよね 売れるの」セールストークではないナマのつぶやき 「アレってあのダウンがわたしに買って って言ってない?」

エトロの対面にあって時折、見には入るのだが同じ値段程度なら高島屋でと思わせるのがモンクレール。さして新しい提案のある商品でもなく何よりエトロと同じ程度の広さの店舗に6,7人の店員全員が一方の壁際に並んで客を見ているだけで一切接客をしないってどうよ! 娘に言わせれば「あんたら これ見るだけで買えないでしょ」 みたいな空気が伝わってくるみたいで、イタリアで買ってきたモンクレールを着ている時じゃないと入ろうともしないわけで。オナゴはこわいw でも、わたくしがオーナーなら全員首にして目があえば笑って会釈のできるだけのおんなの子だとしても二人分の給与を払っても惜しくないと思う。ネームバリューで仕事をさせたあげくモンクレールの名を落とすのならやらない方がなんぼかましw

客数が少ないので余裕があるのか いつも気を魅かれたタイミングを見て商品の説明にさりげなく現れる。買えるタイミングは極少ないのだけれど 買いたいと思ううタイミングに寄り添える接客が出来るエトロのスタッフにエールを
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坂崎幸之助商店