えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

価値と値段のはざまで

2016-01-21 18:55:17 | 航海日誌
昨日の急落を更けて戻し気味に始まった日経平均は一時300円近く上げたものの後場寄り、怪しい雰囲気を漂わせた挙句に16000円に肉薄。一日の値幅は700円を超える乱高下。たった2日で日経平均は1000円幅の下げ。でも、ライブドア、リーマンショックを見てきた経験というより、何よりわたくしに 悲鳴が聞こえた そんな肌触りがない。あれはまさにゾクリと鳥肌が立つ危機感なわけで。想定の範囲内での直近の底値と見たUFJがいとも簡単に600円を割ったことで15500円での下げ止まりを期待するしかない えいちあーる亭 亭主。想定を超えた相場は当たり前のように思いついた想定の下限を超えていく。またあのゾクリとした肌感覚が訪れることのないように祈る わたくし

軽井沢に始まったツアーバスの事故。運転手は65歳70歳 高校以来の運転好きな友人が退職後トラック運転手になったあと給料が下がる際にやめた時の「朝起きてもう乗らんでもいいんやと思った」(もう乗らなくてもいいんだ)と言った時の友の笑顔に無理しやがってよかったなぁと笑ったえいちあーる亭 亭主

載せているのは荷物じゃない。初めて飛行機に乗ったとき何百人の命を載せて(当時はジャンボ全盛時代)運転する気持ちってどんなんかなぁ と思った えいちあーる亭 亭主

事故後、ガードの甘いところへすり寄っていく危機の姿が見えて来るわけで。大手なら採用されない運転手。大手なら受けない時間帯と料金。腐れ外道コイズミの規制緩和のムードは弱者とそれを喰いモノにする悪党を結びつけることでこの国の形までゆがめてしまったと思った えいちあーる亭 亭主。規制でなんとか維持されてきたこの国の形。外国人就労制度に見えるように弱い立場と見た人間をとにかく徹底的に利用したがる人間がわたくしたちが思ったよりはるかに増殖している現実にぬらりひょんアベの軍国路線がかみ合ったときいとも簡単にこの国の形はさらに変わる。と確信した えいちあーる亭 亭主。

最近のスーパーの画一的な商品展示に、昔と言っても15年20年前には店ごとに目利きが居て店によって品揃えに味があってあれを買うならここ、これを買うならあそこそんな時代があったんだと子供たちに話す えいちあーる亭 亭主

何よりモノの価値は命の値段 人生の時間を提供している相手、それに対する対価を見誤らないように。安さに気を取られて何かを見失うような今の時代。安さの後ろで泣いている人の涙を見失わない自分でありたいと思う中で。ネットで3000円程度で見つけたトートバックの使いやすさとお値打ち感を吹聴するわたくし。 死んでしまえ!
コメント
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坂崎幸之助商店