えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

ともだち

2016-12-29 20:23:24 | きいてきいて
やるせない 思いを胸に 友達は去りました
今日という 日の来ることは避けられぬことだったのでしょう

友達は はるかな旅路に 今一度たたないかと
手をとって 震える声で 言ったけど あきらめたのでしょう

果てしなく ひろがる夢と 自由とが欲しかった
あてのない 長い道でも 何かしら 信じてたのでしょう

汽車に乗る 後姿が 友達を語ってた 
いくたびか こみあげてくる 悲しみを こらえてたのでしょう
傷つける ことはしたくない やさしさが わかりすぎて
バカヤロウ って言ってほしかった
それだけを言い忘れたのでしょう

今日の日は 私にとっては 届かない 彼でした
振り返る ことすら忘れて 友達がこわかったのでしょう

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吉田拓郎 ともだち 1971 歌詞付

youtube#video

 
ともだち 1970年代 吉田拓郎

最近、生産中止になったらしいMDのニュースを聞いて 印刷面が小さくて印刷が面倒で
何が入っているのかわからないコレクションの整理がてらザラ場でMDを聞く えいちあーる亭 亭主
付箋をつけながら聞き流しているうちに新しく始まった曲に耳を傾けると 
「どれがいい?」と頭の隅で聞こえたような気がした家内の声

「ミンナダイスキ」 
前世紀末キンキキッズと吉田拓郎のコラボで結成されたラブラブオールスターズをバックバンドに据えた吉田拓郎のCD
何枚も聞いたあげくのタクローのCDなのにジャカジャカした音じゃなくて ああ ここでタクローは一皮むけたんだ
と思ったわたくし

バックバンドとは言ってもソロでコンサートが張れるほどのメジャーなミュージシャンが集まって
さすがパナソニックといえるほどの陣容と資金力と調整力 そんなメンバーを仕切ったタクローもすごいと思ったけれど
メロディアスなバックはどれもブラスが入ったせいもあるが 小業の効いた小粋なストリングスを 懐かしく思い出した えいちあーる亭 亭主

同時に 「どれがいい?」CDに入っていたアンケートはがきを持ってうれしそうにのぞき込む家内の声を思い出した
きっとコラボしていたキンキキッズあたりのグッズの抽選応募用紙も兼ねていたんじゃないかと思うのだが
「ともだち」このアレンジはすごい そう言ったことは覚えているわたくし

あれから20年近くが過ぎ去ったわけで
告げそこなった別れの言葉と一緒に バカヤロー とつぶやいてみる えいちあーる亭 亭主
コメント
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