基本方針
日経平均13000円を目前にしてさすがの小泉相場も足踏みの様子。
ここへ来て東証1部大手銘柄に集中して流れ込んだ資金が中小型株の物色へと、
その流れを転じたのが先週末までの動き。
今週は先高期待にこたえるための地ならしと見たい。上げすぎた銘柄は調整に、
出遅れ銘柄を物色する動きはさらに活発となり新興市場への資金シフトも予測される。
ただ、上昇期間が5ヶ月目にかかろうとしていることも見逃せない。14000円にとどくのか、
あるいは信用売り残の整理がつけばそこでいったん相場は終了。
26週移動線近辺までの調整のケースも念頭に置いて、この秋の収穫を急ぎたい。
エンジャパン4849
抵抗線と考えた575000円を越えて終了、上昇基調入りを確認。
今後25日線の上昇を待って想定トレンドラインへ収束するものと考える。
ヘラクレス市場の騰落レシオのあまりの低さも追い風となろう。
危機は去った。
ステラケミファ4109
2600円の値固めにかかる。信用残高の変化が9月9日以降の数字が分からないが、
売り残がまだ5日分ほど残っているならば次の節目である2700円には意外に早く到達できるものと思う。
下値の想定は無用と考えるほどの強さがある。
エスケーエレクトロニクス6677
液晶パネルのフォトマスクメーカー。
液晶関連の収益性の話題がネックとなるが、この銘柄のチャートの素直さに賭けて見たい。
底打ち反転の兆しを見せたが最後、
次の下降トレンドの成立まで底打ちを示した価格を割ることは、かってなかった銘柄。
相性の良さもあってここは狙いたい。