えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

相場のカネと凧の糸

2006-11-30 22:42:24 | 株のお話

チェック銘柄、日経平均ともに25日移動平均をこえて11月の終わりを迎える
みなさまいかがお過ごしでしょうか

おもえば11月突入以来、急落し続けた我が資産残高。
7月以来、下値を切り上げてきた主戦場4813ACCESSの底値を見誤ったのが原因なわけで
75万の底値を想定したポジションに70万割れの下げはきつかった。

6月の信用全力2階建ての修羅場を生還したことで学習した えいちあーる亭 亭主

相場の金と凧の糸は出し切るな。
ACCESSは70万を割り込むようなら撤退のシナリオだったが、      
相性の良さを頼りに乗り込んだ8411みずほの手痛い下げ。ここでACCESSまで損切りすると
日柄から見てどうやっても今月はプラスには届かない。ACCESSの底値はおそらく60万、信用枠いっぱいで
60万まで耐えられる資金残高を計算、凧の糸を出し切って最後の戦いに挑む私。

この判断が出来るのは4849エンJPN と4813ACCESSだけ、信じた株は必ず答えてくれるはず。
そう言いつつも、67万69万のの戻りを拾っただけで底値の66万には突っ込めなかった えいちあーる亭 亭主
わずか1ヶ月の急落と急騰の狭間でおのれの気力、資金、胆力といったものを試される相場となりました。

78万あたりの分厚い出来高を前に本日77万5千円まで肉薄したACCESS
油断は出来ないが78万5千円で風景は違ってくると思う えいちあーる亭 亭主の思惑やいかに・・・
今日で昨年の終値を越えた日経平均、9月以来上昇してきた出来高を頼りに残りの1ヶ月で
年足も陽線といきたいものです。

     
         少し早めのクリスマス   ぽちっとな

             

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仏の顔も三度

2006-11-29 22:16:32 | 株のお話
鉱工業指数と新興市場の出直りを材料に16000円を超えて終了した日経平均
先は長いんだからゆっくり行こうとの思惑も外れての一気上げ、みなさまいかがお過ごしでしょうか
直近の主戦場4813ACCESSは                     
突入以来順当に上げてきたけれど75万から1テイックごとに伏兵がびっしり。
前回77万から78万でもたついたしこりをどうこなすかでこの株の上値の勢いが決まると思っていたら、
75万5千円あたりの買いの戻り待ちの売りと、利益確定の売りがダブルで待ち伏せていたようで

ここで売りを蹴散らして78万まで突き抜ければ86万あたりのBOXの上限へトライも夢じゃない
更に言うなら直近の2度のへたれの後の上げ、仏の顔も三度ということで上抜けそうな気がして仕方がない私。
まずは明日、野伏せりのようにならぶ売り板を蹴散らし、78万へ真っ向勝負のシナリオで・・・

いつもなら 利があれば売るべし のスタンスの えいちあーる亭 亭主
でも、年末が迫ってきたことで、ここらでもう一勝負仕掛けて、いい正月へ雪崩れ込みたい私。
ブログを閉じたら笑ってください。


     
         大菩薩峠・・・   ぽちっとな

            
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戦いすんで日が暮れて

2006-11-28 23:02:25 | 株のお話

ここまできたら安倍ちゃんがどうなろうと知ったことじゃない 器じゃなかったことはよーくわかった。
みなさまいかがお過ごしでしょうか

亜米利加の3桁の下げに来るものが来たと身構えては見たものの妙にしぶとい新興銘柄
昨日の上昇の調整は当然としても地合いの悪さにつられる様子もなく踏ん張ってみせる4813ACCESS
でも、ほかの銘柄がプラ転したのを見て少し悔しい思い、明日はがんばるんだぞとブラウザを閉じる私
新興のチェック銘柄を眺めると最悪期はすでに脱した様子、         
この上昇基調をどこまで維持出来るか。最近買った本に上げ下げは都合のあるほうが強い。と書いてあった。
賃借銘柄でもないのに蓋をするような売りはどんな都合だ! 

あのジェイコムではっきりしたように証券会社は持ってもいない株でも空売りできる
言い換えるなら、空売りできない株でも空売りできるシステムが在るということ、証券取引委員会がなぜあの事件で
売り注文が執行できたのかを問題にしようともしないようにこのギョーカイにはアンタッチャブルな側面があるらしい

善良な?えいちあーる亭主はつぶやく
システムの不具合と東証に訴訟を起こす前に、てめえら証券会社のシステムを正してから言え!
いつまでもそんなことをしているから株屋がうさんくさい仕事に思われるんだ。

今日は少し八つ当たりな えいちあーる亭 亭主   こんな日もあるさ・・・


     
         所詮つなぎか・・・    ぽちっとな

            

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唐獅子牡丹

2006-11-27 13:02:01 | 航海日誌

国民がコイズミ改革のめくらましの幻想と呪縛から解き放たれつつある中
郵政法案のおとしまえがどうとか言っているその隙に安倍政権の支持率は下げに転じた

当選した刺客議員への援護射撃には予算もかなり割り振られたと聞く
そのおこぼれに預かろうとした、たかり体質丸出しの県議や市議にとって
かってのボスが返り咲いては自分の立場があやうくなるわけで

参院選がどうとか言う前に、またコイズミ改革の化けの皮がはがれる前に
安倍氏としてのスタンスを明らかにしておかないと崩れ落ちるコイズミ改革の幕引き役にもなりかねない
造反議員の処遇にもたついたことで国民があの選挙の意味を改めて問いかけ始めたであろう今
造反議員と刺客議員の個々の資質を見極めようとする中での支持率の低下は何を物語る?

くやしいがこうした時勢の読み解きは名人だったコイズミ、使い捨て発言も今となっては、がてんがいく

参院選の票がどうというより、己が信ずるところを一歩も譲らぬという、その姿勢を買うというスタンスで
造反議員の復党を首相権限で認めれば自民党の中が面白いことになると見る えいちあーる亭 亭主

追記
(11人の復党を認めて誓約書を出さなかった平沼議員は見送りとのこと)
姑息な執行部と姑息な議員の茶番に終わりそうなつまらぬ後始末。義もなく情もなくただの都合のすり合わせ
ただあと願うことは、岡山3区の支持者が利に転ぶことなく平沼議員を支えてほしいということ。
すでに政治を離れて人としての条理の砦のような気がしてきた えいちあーる亭 亭主
安倍氏にとってもひとつのチャンスを見逃したように思えてならない。人任せにせず早急に自分のカラーを
アピールしないとあのたるんだ頬肉のように茫洋としたイメージの内閣のまま幕を引くことになりかねない
いまだ景気の実感がないと、たわけたコメントが紙面を飾る中      
改革のイメージが漂った5年間に庶民に何が起きていたのか。コイズミ改革の清算が進むことで
こうした問題点はこれからクローズアップされるはず。はっきり言おう。

サラリーマンの年間所得は2001年からの5年間で5%~10%削減され、
労働市場改革に端を発した派遣労働の規制緩和によりいまや労働人口のうち30%が
正規な雇用を外れて派遣対応となって労働時間や賃金をむしり取られられつつある
正社員と派遣、パート等の生涯賃金の差が億単位というのは周知の事実

国民所得のてこ入れなくして安定成長は望めないと企業も理解し始めたのがわずかな救い
義理人情な政治の一つや二つ、この時代のこの日本にならあってもいいんじゃないか、と思う
えいちあーる亭 亭主でした

     
         ♪降るはあの子の 涙雨ぇ・・・

            

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時世時節は変わろうとままよ

2006-11-25 22:56:24 | 航海日誌

郵政法案に反対した議員の去就もいよいよ佳境に・・・
目くらましに過ぎなかった構造改革の後始末にいまさら筋を持ち出されても笑うしかない

あの頃、改革の価値を信じて法案に賛成した えいちあーる亭 亭主も
かたくなに自分を生きる姿勢は私がもっとも大切にしてきたもののひとつ。と、反対を貫く議員に魅力を感じた
(ただし、人を人とも思わない態度の、あのパフォーマンス議員に下った天誅には拍手喝采したけれど)

なだれのような勝利につけあがったコイズミの馬脚があらわになるにつれて
あの選挙は何だったんだ、という問いが頭をもたげる。
勝ち馬に乗るとか、尻馬に乗るとかいったことが、とことんへたくそな私は、   
時流に乗ることで勝てると読んだ刺客候補のずうずうしさが気に入らない。

大体、政策を論議する中で反対は当然あるわけで、賛成しなかったというだけでそこまでやるか!の思いが強い
中川幹事長もスジスジと騒ぐ前におのれの保身のためにコイズミに擦り寄ったことを恥じるべきだ
平沼議員の方が、政治家としての筋の通し方を心得ているように思えてならない えいちあーる亭 亭主。

また、平沼議員に足並みをそろえる造反議員も苦しいだろうがここが辛抱のしどころ
(損切りに迷う投機家のごとく)
ここで平沼議員を切り離しての復党は美しくない、浪花節を貫くことで見えてくる芽もきっとあるはず

     
         浪花節だよ人生は   ぽちっとな

             

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シュルレアリスム展覧会

2006-11-24 19:40:10 | 株のお話

前回の底値75万を今回の下げのメドと読んだ主戦場4813ACCSEEの急落にムンクな私。 
この株の相性の良さを頼りに67万円台で突撃するもさらに下値を試す展開に・・・
いよいよムンクを通り越して、心まで蝕まれそうなダリへ移行する  えいちあーる亭 亭主  
(いいんだいいんだ どうせ俺なんか・・・) と、すでにブログを更新する気力もなかった。

シュルレアリスムの展覧会のような精神状態の中 思うことはもし60万を下回ることがあったらどうする?という思い
そこは7月につけた年初来安値、そこを下回るということは下値のめどが立たない奈落の底を探るということ

しかし、今思い出すのは4849エンJPNの直近の下げ、
前回の下値を見て投機家も学習するだろうし、そこまで押すことはないだろう、と思ったところまで株価が下押ししたこと
底が割れるかもという恐怖の中、買った5株がもたらした利益は20%近い効率、投機家は入れ替わるものらしい・・・
結果として次の矢を射る余裕がなかったことをどれだけ悔やんだか。

ここが60万まで下げたときの資金を想定しつつ、投機の利益は恐怖の報酬と 
昨日の上げの下押しを狙って本日寄り付き成り行きで、最後の突撃を敢行。下値を狙ってとか、状況を見てとか
場中の流れに乗るのが下手な私。こうと決めた値、あるいは寄り付きの値に任せての進退。本日69万3千円でした

終値で70万に乗るなら景色は変わる。ほかの銘柄ではまかせられないが、この銘柄だからこそ信じる。
そんな思いでの突撃がむくわれる株のひとつやふたつ、あってもいいんじゃないか・・・
少し新興銘柄に力強さを感じた晩秋の週末、転機はすでにおとずれたと見る、えいちあーる亭 亭主でした

                            
          少女がかけて行く道の向こうの影は・・・    ぽちっとな

             

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何処より来たりて 何処へ至る

2006-11-20 23:17:01 | 航海日誌

東京女子マラソン  高橋尚子選手は97年初マラソン以来の自己2番目の悪いタイム
国民的アイドルだったQちゃんもこれで引退だなあ と、思った えいちあーる亭 亭主

- 年齢的な衰えも忍び寄っている。限界説も漂うような惨敗ぶりだった。
そんなムードを感じ取ってか、高橋は会見の最後に「引退はありません」と断言した。
「これでやめるような無責任なことはしたくない。最後まで北京五輪に挑戦します」と話した。 -  
日刊スポーツ記事より抜粋

引退を否定する記事を見て、あれだけの選手にしていまだ表現しきれていない何か
出し切れていないが故に納得の出来ない終わりはない、到達点に届くまで決して努力を惜しまぬ姿勢を感じた私
引き際は大切、しかし、とどくと見切った頂へとどかぬうちに下りるよりも上る途中で遭難して終わるもまたよし

描いた夢がかなわぬとさとった時、寂しさに涙する夜を越えて、
子供達をカタパルトに乗せるまでは・・・と、いつの間にか手近なゴールを目指していた私。
人生をしつらえる。そのために馬鹿な私は人より多くの時間を必要としたはず
日々の暮らしの重さに、見失いかけていた到達点をあらためて教えてくれるニュースでした。

- これでやめるような無責任なことはしたくない。 -  

自分に対する叱咤、見習いたいものです。




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岐路

2006-11-16 22:45:58 | 株のお話

先物の仕掛けにつられて今日も急落する日経平均
みなさまいかがお過ごしでしょうか

再び下値をさぐりたそうなチャートになってきたが、先回の下げを下支えした75日移動平均の接近
一目均衝表の雲の上限、個別銘柄の指数をチェックしても遅行線の上昇開始のタイミング等々の節所に至る。
明日から2営業日の攻防が年末、ひいては年度末へ至る相場の岐路とみる えいちあーる亭 亭主
返す刀で経済記事に目を通せば                 
日銀の福井総裁も会合で金融政策の現状維持を決めた後も、個人消費の落ち込み懸念を否定
隙あらば利上げの姿勢を匂わせている様子。橋本首相といい、頑固者の速水といい
政治的な判断を下せる立場に立つと、バラ色のシナリオしか目に入らなくなるらしい

いいかえるなら、材料の出た銘柄の上昇に飛びつく株式初心者の高値掴みにも似て
もう何度もその後始末で長い間待たされた国民のことを考えてたのむから何もしないでくれと願う私。
政治家の不在が日本にどれだけ貢献するかはコイズミが図らずも示現した事実。

村上ファンドの本当の配当が元金の何倍になったか知らないが、
それは決して庶民に関わることのないお金、庶民の金の流れにかかわりのない指標で判断するからそこで間違う。
有象無象の投資サイトの情報に踊る相場の敗者のように人任せや思い付きで動いては深みにはまるだけ

就任時の脇の甘さは誰もが知るところ。
速水総裁のようなこだわりもなく、ただ勢いで上げたなら今度は間違いなくぼんくらの称号がつくはず。
好々爺としただけのじいさまの、晩節を汚すことのないように・・・


     
         お楽しみはこれからだ   ぽちっとな

            

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冒険の書

2006-11-14 21:52:20 | 株のお話

あおぞら銀行上場を控えて売り方のやりたい放題だった日本市場もようやく落ち着きを取り戻して
みなさまいかがお過ごしでしょうか

前身の日本債権銀行の経営破たん後に手を上げたソフトバンクが
亜米利加投資ファンドのサーベラスへ50%近い株を売り渡したときには売国奴と損氏をののしったものだが
今はもう、ずいぶん昔のような気がする(2000年の出来事でした)

思い返せばこの年、配当や優待目当てでなく初めて投機目的で買った株がSONY
あの頃1株1万2千円していたソニー株、買って3日くらいで6万ちょっとの利益が出て即、利益確定の売り
私の短期投資家としての原点はどうもあの辺りにありそうな気がする・・・
本日の6758ソニーの終値は4730円。隔世の感がありますな。     
ちょっと前まで井出社長の経営手腕と世間は評価してきたもののその間にソニーは井深氏や盛田氏の遺産を
食い潰してきただけと確信する、えいちあーる亭 亭主

PS3の発売に伴うどたばたをとっても、中核部品の製造が間に合わない。
対戦ゲームのソフト開発が間に合わないのでダウンロードしてバージョンアップしてください。
今日に至っては、PS2のゲームで200種類程度PS3で使用できないゲームがあるとの発表。

この組織はどこを向いて仕事をしているんだ。互いの足を引っ張るか、出し抜くことしか考えてなくて
お客さんの方は二の次といった感じすらしてくる。ヨーロッパで不具合がばれるとブランドイメージに関わるので
ヨーロッパは発売延期、とりあえず日本で売ってみてクレームを見ながら完成品に持っていこう、
というのが本音じゃないか?

昔のSONYか好きだった えいちあーる亭 亭主に カタカナのソニーに用はない。
おかげでWiiの発売までホールドする予定だった7974任天堂は年初来高値更新、本日再度売却、
下げを待って、今度買ったら3回転目に、つい先日まで1万4千円だったのが2万6千円を越えてくる高値。

花札の昔から娯楽に視点を置いてきたニンテンドーの作るゲーム機(漢字は私の中で花札の会社のイメージが強い)
ニュースで見るPSの画像の綺麗さはすごいと思うがいそがしくてややこしいゲームにはついていけない。
夜中に家内がいつまでやっとるの!と、むくれていたドラゴンクエエストも楽しみ、TVで見たあのゴルフもしてみたい。

そんな郷愁と新しいゲームへの期待がニンテンドーの株価を押し上げているような気がする。
娯楽という本業から目をそらさず時代の先端のメディアにそれを載せる。仕事としてやっていて面白いだろうなとも思う私。
かく言う えいちあーる亭日誌も あいつらから見れば冒険の書   消えないようにがんばります

     
         メラ ベホマ ああなつかしい   ぽちっとな

             



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人は城 人は石垣

2006-11-13 15:56:33 | 航海日誌

世界同時株高の流れの中にあって、ただ一国、経済指数を下げ続ける日本
傾国の宰相コイズミ(美女だったらいいのに)の垂れ流した害毒がジワリと効いてきたようすの今日この頃

日本の政治の著しいレベル低下を見て取ったアジア各国は
中韓、およびシンガポールをアジアの機軸としてとらえはじめたように思える
つい先日には北朝鮮による、日本はアメリカの州のひとつとの発言、国として認めようともしない態度。
そのとおりだから仕方ないのか、相手にするのも大人気ないのか。前者だと思うけどいたって静かだった・・・

企業業績の拡大を自分の手柄のように振りかざしたまま逃げきったコイズミ  
土壇場まで来ていた日本経済が、無能無策のコイズミを見て、悪材料出尽くしと見て反発したに過ぎない
その段階で国民所得の拡大に目を配ればここまで自殺者の増加や社会不安を煽ることもなかったはず

改革の目くらましの中で目端の利いた悪党の跳梁跋扈とそのおこぼれに預かる富裕層の図。
福井総裁の配当金問題がその図式の典型的なモデルケースだったのにコイズミの援護射撃でうやむやに

何度も言うが製造現場への派遣を改革の名のもとに合法化した腐れ外道コイズミのおかげで
労働に対する対価をかすめとる腐れ女衒のふところだけはうるおいを増し
また、業績拡大の成果を支払おうともせずに労働環境をさらに締め付ける企業のなかで人々の心は蝕まれる
景気回復の実感がないと、たわけたことをほざいてている場合ではない。

腐れ外道コイズミが踏みつけていったままの道徳を正すための時間はもう残り少ないはず

いま、流れを正さないと都市部のスラム化から始まり治安の更なる悪化、経済の停滞など
どこかの政治家の、のたまう国家の品格が問われる事態に至るのは明白

教育から治安、暮らしのいずれの局面においても人の問題が噴き出しつつある今こそ
信玄訓の意味を腹に据えて進退したいと願う えいちあーる亭 亭主

- 人は城 人は石垣 人は堀 なさけは味方 あだは敵なり - 信玄訓より


    
         よみがえれニッポン   ぽちっとな

         

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立つ鳥あとを濁さず 

2006-11-12 19:43:27 | 株のお話

NQN>◇レックスHD、経営陣らのTOBに賛同・期末配当を中止
 ジャスダック上場で、コンビニエンスストア「am/pm」(エーエム・ピーエム)や焼き肉チェーン「牛角」を展開する
レックス・ホールディングス(2688)は10日、経営陣による企業買収(MBO)に伴うTOB(株式公開買い付け)に
賛同すると表明した。併せて、2006年12月期の期末配当について、従来は625円を予定していたが、同日の取締役会で、
今回のTOBの成否にかかわらず実施しないことを決議したと発表した。

ギョーカイの用語でわかりずらい人もいると思うが    
要約すると、焼肉チェーン店牛角の経営陣が自分ちの株価が下がったのをいいことに
今、市場にある株は23万でぜーんぶ買い戻してワシらだけで経営するもんね。誰にも口出しなんかさせんもんね。
そうそう、ついでに来月末に約束してた625円の配当なんだけど(利子のようなもの)何があっても払わんけんね 
あじゃぱー ってかんじの発表
この株、今年1月のライブドアショックまでは50万を超えていて、            
その後、赤字転落とか、決算が不明朗だったりして8月21日の30万円台を境に窓を開けて急落、
(一時14万円台まで逝ったはず)、まあ、その間に逃げる投機家は逃げたろうが、しかし、株が値下がりしようが
いまも、牛角や土間土間が好きで配当や優待チケットを期待した本当の意味でのレックスHDの株主がいるはず、・・・

マネーゲーム感覚の投機家には50万で買おうが14万で買おうが終値は23万のクロージングベル。それはよかろう
(昨年高値に登って行くレックスの相場に参加した えいちあーる亭 亭主としてはさびしい限りではあるが・・・)

しかし、本来の意味での株主に後ろ足で砂をかけるような所作は絶対に許せん
6月、12月の年2回の配当は規定事実であるはずと期待した株主も多かろう
しかも本決算12月といえば年に一度の株主優待の交付時期、優待情報を見れば削除されているところを見ると、
どうみても優待券を発行するつもりもなさそう。

それなら中間決算の段階で発表すべきだった。年度も押し迫っての発表に
株主が他の株への資金転換するチャンスを奪っただけでなく、その間の金利とも言うべき
配当をもほごにする。という火事場泥棒的な発想。いくら23万で買い上げるといっていても
2005年のお正月以降に、この株を買ってまだ持っている人がいたら、その全員が損している勘定。
株式公開買い付けと文言はかっこいいけれどその程度のカネしか出しません。ということ、

経営環境を閉じられたものにしたい気持ちはわかる。いつM&Aで買収されるかわからぬこの時代に、
この株価は危ない。それは投機家としても十分理解する。

しかし、立つ鳥あとを濁さず、もう少しいさぎよい退場の仕方もあったんじゃないか。

わずかな銭をケチることで企業として、人としての品格までもどぶに捨てるのを良しとしたなら、
それも詮ない事・・・


     
         好きだっただけに腹が立つ    ぽちっとな

            




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今日まで そして明日から

2006-11-11 17:09:48 | 株のお話
昨日の機械受注の思惑に上下した日経平均には驚かれた方も多かろうと
みなさまいかがお過ごしでしょうか

新興市場にとって急落は、日常茶飯事ただ、想定した下値を超えて下げてきたときの対応しだいで天国と地獄は決まる
下げて行く株価を見るのもつらくて、持っているのもいやになって投げたときが、たいてい、その相場の底値のことが多い
そこで戻りを確認して買う余力があれば天国は約束されたようなもの
十中八九の株は、そこをこらえて持っていれば何とかなる             
問題は残りの1つをつかんだとき、退場する個人投機家のほとんどがその1回でやられている。

2461ファンコミを最高値近辺から難平しつつも半値近くまで踏ん張ってついに損きりした えいちあーる亭 亭主
分割を考慮しても高値を100%とするなら現在の株価は22%の水準、生涯最高額の損きりはあまりに痛かったが
そのまま持っていたら資産の全額をふっとばしていたわけで。

あのころ日誌に書いたコメントを見ると、まだ見ぬ好意的な?材料のことや、この株は戻すという妄執にとらわれていた
思い込みとか口惜しさとかで正常な判断がまったく出来なかったことで、胸まで沼につかっていても気づかなかったわけで・・・

- この株は、元値に戻ると考えたとき、すでに大損に腰までつかっている。 - えいちあーる亭日誌コメントより

国の年金が破綻した現在、生涯資金を考えたとき避けて通れない選択肢としての株式投資は
巷で語られるほど危険なものじゃない、ただ、ここまで書いてきたとおり日常的な判断の中にもリスクは当然あるわけで
リスク管理の最低基準として自己資金残高を正確に把握して、いくらまでなら損金に耐えられるか
次に個別銘柄を持ったときには、いくらまでの値下がりに耐えられるかをパーセントではなく金額として把握する。
何万円下がったら売り、値嵩株なら何十万食い込んだら売り。というシナリオを決めて動かさないこと。

下げの範囲を抑えておくなら下がる株ばっかりあるわけじゃない。あとは上げた株の利食いに慣れれるのが仕事
銘柄の数を出来るだけ絞れば、リズムもつかみやすくなる。資金を入れたら必ず勝ち負けがついてくる負けたくないなら
自分が納得出来るまで待って待って待ちぬくのが相場三昧  

なかなか出来ないことではあるけれど、自分のためにも言い聞かせてみる えいちあーる亭 亭主でした


     
         想定の範囲  ええ言葉や    ぽちっとな

 





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時代劇シリーズ 関が原

2006-11-09 20:32:35 | 航海日誌

衝撃映像系の番組で 救出シーンのお嫌いな方 お読みにならないでください。(笑)



 

 








先日チャートの思惑で下手を打った えいちあーる亭 亭主
かくてはならじと単純に感情をともなわない数学、統計系の指数管理へシフト、でもこの指数の悪いところは
上げにしても、下げにしてもその上下のピークにおいては100かゼロに張り付いてスライドすること。

こわいですねー。おそろしいですねー。確かに指数はゼロに近かった、
でも、ここから反発する可能性は高いが下値をさぐる間はずーっとゼロ表示になるだけ、履歴をたどれば 

先回、同じような動きをする銘柄で2正面作戦を取った反省から
出来高の極端に細った4849エンJPNをあきらめて4813ACCESSへ集中。
ここまで突っ込むならエンも一日くらい操作できたんじゃねえかと、うそぶく えいちあーる亭 亭主
連日77万に接近するも撥ね返されて下値を探るACCESS           
本日は75万でも危ないのに74万の攻防、ここが割れたら70万、下手をすると60万までサポートラインはない。
指数は横ばい、さらにMACDを見ればまだ下げの途中のような気もする・・・

戦術の基本に従って、兵力の集中を基本に進退してきた えいちあーる亭 亭主もさすがに、これは高等戦術と納得
ぼんくらの将軍は様子を見ながらの兵力の逐次投入以外に生きる道はないと理解したが、しかし勝負どころは欲しい。

74万2千円で踏みとどまる板に、一天地六、現物のACCESS担保の二階建て、
74万を切るなら笑って心中。底値には違いねえんだ、チャンスと見るか罠と見るか。
つきあい始めて3年か、ACCESSがくれた金、ここで返したと思えば腹も立つまい。
と、突入する えいちあーる亭 亭主

本日の終値は、78万超、明日はどうなるかも知れぬ戦場で
ひと時の安らぎを心に刻むときの ひとつやふたつあってもいいんじゃないかと、
関が原で小早川の陣に鉄砲を打ち込んだ 家康のように深く息を搾り出した えいちあーる亭 亭主でした
(命の際の胆力、見習いたいものです。)


     
         あの布陣で負けた光成もどうかと思うが   ぽちっとな

            



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敵は本能寺

2006-11-07 23:09:25 | 航海日誌

本日は我が持ち株のトレンドを初め、見えにくかったものが見えてきたような一日
みなさまいかがお過ごしでしょうか

4813ACCESSは寄り高の後下落、4314ダヴィンチは13万超えを見るも13万4千円目標のため保留
後場、帰宅前にここまでは下がるまいと仕掛けておいた12万6千円の逆指値で売れてしまうていたらく。
指数的に上昇を期待した両銘柄の上値の重さに、願う相場はまだまだ先の話と教えられる。

株の先行きはさておき、昨年から持ち越された見えにくかったものもみえて来たように思えた今日のこと。

ライブドアの粉飾決算を主導したのが誰か?
カリスマ的なキャラクターはともあれ、あれだけの企業だと経理の実務的な裏打ちは専門家でなければムリだろう
企業価値の最大化を目標においたホリエモンには実績の中身までは知る必要もなかったのかも知れない
カネの側面において彼は本当に表の神輿に乗っただけなような気がする えいちあーる亭 亭主
(闇の部分を知っていたら、あんなすっきり前を向いた顔は出来ないと思う私)
さらに極めつけは傾国の宰相コイス゜ミの使い捨て発言。                
雇用を正社員から派遣という、人材の流動的な使い捨てへと舵を切った鬼畜
結果、企業価値だけが評価される社会に、翻って見るなら国民所得の実質的な減少は晩婚化、少子化に拍車をかける。
この5年で奴はどれだけの命をむさぼったことか・・・ あらためて鬼畜コイズミの人としてのスタンスを見て怒り狂う私。

刺客として立った議員には悪いが、人がよかれと暮らしているところへ土足で踏み込んだときその覚悟がありやなしや
人を押しのけてでも我あり、と立つ性根あっての刺客。祭りが終わり神輿から降りて、使い捨てと追われるのもつらかろう。
しかし、たねあかしのそのあとで、度肝を抜いて見せるのがプロ。くやしかったらここはなりふり構わず立つべし。
コイズミの使い捨て発言を逆手にとって、民主と共闘する芽も出て来たはず、  敵は本能寺にあり


     
         いいかげんにしろよな    ぽちっとな

             

 

コメント (1)
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もう始まっている

2006-11-03 23:22:23 | 航海日誌

自殺後もいじめ、別の生徒標的に続く 福岡の中学校(朝日新聞) - goo ニュース"

やりきれない

やはりこの時代にはこんな子供が存在することを裏付けるニュースに出会った

自殺した生徒さんの死を、人一人が死んだとはかけらも受け止めてもいないのだろう。
(亡くなった生徒さんのご両親には申し訳ないが)、
こうした子供はおそらく人に対してペットかゲームに対する程度の興味しかないようにと思われる。

未必の故意、これをしたら相手は死ぬかもしれない、と知りつつその行為を行う者にはまだ心の葛藤がある

人の死を目の当たりにして、おのれの行為の結果を同級生の死という形で突きつけられても
なお命に対するいつくしみや畏れを感じない存在であることに本当の恐ろしさを感じる えいちあーる亭 亭主

同級生の自殺以降はおそらくグループ全体で仕掛けたいじめではないように思われる。
まともなグループなら同級生のなくした命の重さに耐えられるはずがない、自分たちのしたことを理解するはず。
そのグループの中に目立たないかもしれないが、また、そちらの方向へグループを巧妙に煽った人間がいる。

いじめの犯人探しはいかがなものか、と識者はのたまうが、これはまごうことのない犯罪。
一刻も早くその人物を特定して隔離しないとそのグループに撒かれたであろう毒、あるいは種は芽吹いて
さらに伝播するような気がしてならない。また、そのような人物を育てた家庭環境も研究の価値がある。

願わくばこの事件が局地的な変異であることを望む えいちあーる亭 亭主でした。


- 僕はいい子だ  何にも見えない -      つげ義春 赤色エレジーより

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坂崎幸之助商店