株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

ファインチューニングの日々

2024-11-05 18:11:56 | テクニカル分析
テクニカル分析を用いた売買手法の難しいところは、買いタイミングや売りタイミングを、どういったその日のパラメータを使って測るかということにつきます。

目の前の株価の動きが目まぐるしく変化しているのを眺めていても、そのタイミングを確率よく測ることは困難を極めます。いわゆる後づけの理屈はついても、リアルタイムでの変化点の把握を正確に行うことはかなりの困難を伴います。

ということばかり愚痴っても仕方ないので、一旦、行き着いたやり方の1つをご紹介したいと思います。今回は買いタイミングの把握のみです。

1.直近の売られすぎサインの点灯日の終値(A)
2.(A)の日のOSC値(B)
3.当日安値(C)
4.当日のOSC(D)
5.前日のOSC(E)
6.前日高値(F)
7.当日の現在値(G)

これだけのパラメータの組み合わせ技となります。7つのパラメータの中から、1番確率の高い買いタイミングの把握をエクセルの関数式にまとめようと言う訳ですから、これはこれは困難を極める訳です。

結果、現時点でたどり着いた結論は、

(C)>(A)、 (D)>(B)、(D)>(E)、(D)<50、(G)>(F) と書いても何がなんだか分からないでしょうから、言葉にすると:

当日の安値が、直近の売られすぎサインが点灯した日の終値より高く、その日のOSCが売られすぎサイン点灯日のOSCよりも高く、前日OSCよりも当日OSCが高く、前日OSCは50%以下で、当日の現在値が前日高値より高い、という条件を満たしたら買い。

以上がオーソドックスな買いパターン。

それに加えて、オーソドックスでないけれども、地合いが反転する際によく見られるパターンをセカンダリーとして追加しました。それは:

直近で売られすぎサインが点灯した日の終値より、当日の安値が安く、現在値がその点灯した日の終値を抜いた時で、かつ、前日のOSCが50%以下で、当日のOSCが50%になった段階で買い。

いかがでしょう。

いい加減、頭が混乱してきませんか? 筆者のような齢になると、そのような関係式と実際の値動きの特徴を見ながら、どうやって8割程度が補足できる関数式を仕上げられるかと頭を巡らせているだけで、気が変になりそうです。

ChatGPTにも当然ながらお手伝いして貰っていますが、そのChatGPTですら、下手なプロンプトの連発でお手上げのようです。つまり、黙して語らず状態。
こんなことですから、AIを皆さん諸手を上げて称賛しているようですが、筆者に言わせると「未熟児」もいいところ。

これまでに、どれだけ間違いだらけの関数式を「返事」されて、ますます頭が混乱したことか。

人間の中枢神経は、860億の神経細胞(ニューロン)からなり、その1つ1つがゆうに1000以上の細胞とつながっています。そして、脳の部位によっては、わずか1平方ミリメートルにおよそ1億の接続(シナプス)があるそうです。従って、シナプスは少なく見積もっても100兆もあるそうです。

だから、人間をなめるなよ~、とでも言いたくなる訳。
ソフトバンクの孫さんはAIを過大評価し過ぎ、と思う次第。

以上です。
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平穏な日(レーザーテック)

2024-11-05 16:28:33 | レーザーテック研究
11月5日(火)のレーザーテック研究です。

悪夢のような1日の4000円近い下落。出来高も1482万株でした。少ない日の約3倍。買い持ちの人々の「投げ」もあったことでしょう。なにせ信用倍率16.7倍の高水準。ディスコは8.5倍です。フジクラはたったの3倍。

それに乗じた売り方も1日は一定程度いたはずです。その方々は、できるだけ底で買い戻したい。それが11時前にかけての高値の20300円へと株価を押し上げたようです。

開始直後から売買指数(0-200%、100%が寄り付き値段とイーブン)は、120%程度までしか押し込まれておりませんでした。5803フジクラなど、特買いで始まったのはいいものの、そこがいわば天井。ジリジリと押されて、結局大引けでは26%と悲惨な状態。

それに対してレーザーは大引けで、まだ151%と「堅調」な1日でした。

しかし、ここから21000円に乗せるのが大変か。OSCは39%と低迷中。このところの50%超えは、たったの2回。10月9日と9月27日。それも散発。8月26日から28日の3連チャンが最後の花火。28700円の打ち上げでした。5月23日のOSC62%は、うたかたの夢でした。終値45470円。

10月18日のOSC37%が今のところ、レーザーの橋頭堡。指数値の755ポイントなど異例中の異例。

という訳で、何かあれば一瞬に奈落へと突き落とされる危うい位置取り。

以上です。

明日、明後日と、本ブログは休載します。ご了承下さい。
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市場概況(11.5.2024)

2024-11-05 16:14:49 | 市場概況
11月5日(火)の市場概況です。

1.日経225
 今日は14日のRSIが1日に、9月18日以来の35%ほどまで落ちており、いわば自律反発の形。それ以外のサインは未点灯。直近の売られすぎサイン点灯時の終値37914円は1日からクリヤーしており、その意味では踏ん張っております。OSCは1日の44%から52%に乗せており、いわば買い日。

2.TOPIX
 9月3日以来、MIN値もMAX値も点灯しないという異例の状態。となると、直近の売られすぎサイン点灯時の終値、2618ポイントがベースラインとなります。OSCは前日比で変わらずの55%ですので、まずまずの飛翔状態。しかし、25日MAラインはまだ16ポイントほど届かず。

3.グロース250
 29日にOSCで50%を奪還してからは、30日の一度49%に落とされましたが、そこからはマイナスに見舞われながらも、何とか50%台をキープ中ですが、10日MAラインが613ポイントなので、これを崩されるとちょっとやばい状態になりそう。

以上です。
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今日のテクニカルポイント(11.5.2024)

2024-11-05 08:19:07 | テクニカル分析
11月5日(火)のテクニカルポイントです。

1.6920レーザーテック PIVOT 19873円
 S1 19242円 S2 18868円 S3 18237円
 R1 20247円 R2 20878円 R3 21252円

2.6146ディスコ PIVOT 42947円
 S1 42283円 S2 41757円 S3 41093円
 R1 43473円 R2 44137円 R3 44663円

3.5803フジクラ PIVOT 5443円
 S1 5345円 S2 5259円 S3 5161円
 R1 5529円 R2 5627円 R3 5713円

以上です。
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NY市場概況(11.4.2024)

2024-11-05 08:06:02 | NY市場概況
11月4日(月)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 OSC50%超えは24日以来途絶えており、31日の40%をボトムにして下降気味。1日にはMIN値が点灯しましたが、その時の終値の41743ドルを今日の安値は下回っております。高値はまだ上回っており、下降トレンド確定ではありません。

2.Nasdaq
 ついにOSCが38%まで低下。9月9日の35%に迫っております。1日に総合指数が1.000以上へと戻しましたが、今日はまた1.000割れ。

3.ドル・円
 MAX値は3日連続で点灯が途絶えておりますが、それ以外の指標には変化なく、まだ円安傾向が継続中。

4.CME日経225先物
 8時現在、38375円で、日経225の終値比+321円

5.米10年債利回り 4.287%(-0.68%)

6.VIX指数 21.98(+0.1)

7.SOX指数 4974(-27)

8.バルチック海運指数 1378(-10)

9.レーザーテックADR株価 19755円(+140円)

以上です。
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