えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

守るも攻めるも

2012-11-20 22:05:35 | 航海日誌
首を切られるのが嫌で解散に逃げ込んだのにえらく人気が出たドジョウ 人間万事塞翁が馬 とかつぶやいてみる えいちあーる亭 亭主。重くのしかかっていた民主党という漬物石が取れたのとアベちゃんのノーテンキなトークでお祭り騒ぎだった市場もようやく飽きて来て本日は陰線安値引け。最初から不透明さが見え隠れするもんだから乗り遅れて辛抱たまらず食いついてくる個人凍死家の最終の狂乱ステージは今回は無し。

大引け後、スカポン白川の会見に興ざめした市場は一旦円高へ舵を切ったもののアベちゃんコメント期待の綱引きはアベチャンの勝ち、81円半ばで様子見の模様。リーマンショック後の世界を巻き込んだ通貨戦争を日銀の総裁室で昼寝をしてすごしたスカポン白川、なにせオレ様でも総裁が務まるほどの体たらく。コメンテーターのコメントや記事、ネットや掲示板を見ていれば次の日銀の対策と傾向を事細かに予測してくれるわけで。さらには突っ込んだ対策の際にはどうこうと対案まで出してもらって。会見で出てくるコメントは決まってその焼き直し、こういうやつを給料ドロボーという。この3年この国の雇用をここまで追い込んだ罪は重い、いい死に方だけはしてくれるなと思う わたくし。

しかし、ドジョウの寝首を掻いてでも延命したかった執行部。確執も何事も無かったように党としてTPP推進、世襲禁止と耳障りのいい政策でまた世間を騙しにかかるとは、あいつら政治屋の心臓はナニ?でできているんだとあきれ果てるわたくし。でもまぁ、売国議員がより純化したことで選別はしやすくなったわけで。あの夏の日、船長を帰国させたことは人質を取られていたから問うまい。なにより尖閣で起きたことの映像を国民に隠したことで「取れる!」と言うサインを中国に送ってしまったことに始まり今がある。

つい先日、東シナ海での日米合同軍事演習には自衛隊と海兵隊による離島奪還訓練も含まれていたけれど岡田副総理の「中国を刺激しないように」の一言で日本側から中止を申し入れてアメリカの国防長官が不快とするコメントをよこしたことはほとんど記事にならなかった。接続水域へのあまりに執拗な侵入行動から見て中国は本気で取りに来ていると見る。相手国に橋頭堡が確保されそうなこの時局にノーテンキというより売国の臭いを強く感じる えいちあーる亭 亭主。 中国のイオンを襲われて手加減してくださいと媚を売ったか、岡田。

だがアメリカはこうした卑怯さを極端に嫌う。自分で守る気概すら無い国の領土を米兵が血を流して守る必要は無い。おそらくアメリカはあんな岩礁のために安保条項を適用することは無いだろう。自分の国は自分で守る。当たり前のことを言うようだが抑守力としての核を本気で語るべき時代が来ていると思うわたくし。キレイゴトではすまない時代なんだ。

光秀に討たれそうになって逆襲の解散と言うことで「本能寺解散」とだれかが言っていた。幾人かが解散後に離党を表明したけれどあれだけ首を挿げ替えるだとかもめた挙句に総理が自分かわいさで解散権を行使した後の執行部のまとまり。半数近くが離党した挙句の政党交付金の分け前が気になって尻尾ふりふり金の行方を見据えている今の民主党議員。こうしてみると解散後に離党に動いた議員にはまだしも男気がありそうに思えて。地べたにカビのようにへばりついて、すでにダニと化した不耕作農民を引き剥がして産業としての農業を構築するためにTPPは必要と思う えいちあーる亭 亭主。あの年で目先のカネより票を取る山田大臣、そんなに農業はおいしいのか、信じた道が捨てられないのか。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海も山も

2012-11-16 18:17:05 | 航海日誌
白川総裁のクビを切ってでもの金融緩和、当座預金のマイナス金利も容認とアベちゃんのぶちあげる改革案にドル円は1日1円のハイペースでの円安。2月のバレンタイン緩和でつけた85円まで逝ってくれればとも思うのだが三連休をはさんで手仕舞いムードもチラホラ。とにかく民主党という子泣きじじいがはずれた開放感からの一時の祭りと見るわたくしも手仕舞い手仕舞い。。。

オレ様さえ前に出ればと思っていただろう石原も蓋を開けてみれば集客力を見誤ったテーマパーク状態に。抜け目のない橋下に色目を使われていた頃が花だったようで、寄ってきたのは減税日本のトノサマガエル。ようやくかき集めた離党議員の幾人か、が太陽の党へのさらなるくら替えを目論んだことで国会議員が5人必要な政党としては解散せざるを得なくなって政党ごと駆け込み寺へ駆け込んだわけで
たちあがれの平沼氏とトノサマガエルが並ぶ構図がなんとも想像出来ないというより想像したくないわたくし。

書いているうちに石原のカンバンの効果を見計らっていると思った橋下が明日共同歩調を取るとのニュースに、維新の賞味期限もこれまでと見た えいちあーる亭 亭主。徒手空拳それぞれの主張を掲げて戦った結果結ぶべき人を見極めてこその第三極。野合  選挙ゴロ,詐欺師 利権屋入り乱れてのこの選挙。カンバンを見ずに人で選ぶことが出来るのか国民の難局はこれから。

そんな中、衆議院解散直前の議場のざわめき、引退する大物議員の去就はさておき、若手の議員の手を強く握って何事か話しかける森元総理の横顔の吹っ切れたような笑顔に拍手するわたくし。場面変わって与党席では与謝野元金融大臣が一人座ってあたりをキョロキョロと、話しかける人もなく風に吹かれて屋根から落ちた風見鶏が路上を転がって吹き溜まりへ落ち着いたような、自民党への復党を拒否されて話しかける人もなく議場を去る彼にせめて「お疲れ様」と声をかける えいちあーる亭 亭主でした


PS
赤いカーテンを背に 腐れ外道コイズミのマネをしたかったようだが、開口一番「社会保障と税の一体改革」 言った舌の根も乾かないうちに社会保障をドブに捨てた当人が言っちゃあお終いよ。この半年の政治空白をもたらしたのは誰だったか国民に思い出させただけ。アベちゃんにかぶり寄りをかけたところで引いておけばよかったのに... (きっと今頃TVの前ではみんな文句を言うばかりでだあれも聞いちゃいないよ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暫く シバラク しばらく

2012-11-15 15:37:45 | 航海日誌
身内に追い詰められた挙句抜き放ったドジョウの宝刀にオタオタのアベちゃん、しつこくしつこく念押しする姿にアベちゃんで大丈夫か?と思ったのはわたくしだけではあるまい。大上段に構えて大見得を切った野田ちゃんの方が役者が上だったようで。この風景どこか既視感が。。。と振り返ればハトがオザワを道連れに議員辞職も含めて身を引くと大芝居を打ったあの一幕。大向こうをペテンにかけるのがうまいのは民主党のDNAなのかなぁ?

自民党にしても、解散日時の提示としては今週末か22日しかなくて、しかも来週アジア首脳会議に逝っている間に最近売り出し中の細野あたりが野田ちゃんのイスを暖めているかもしれない、みたいな状況では大一番の党首会談でナニカ出てくると考えるのは理の当然。ましてや腹心のコメント何ぞで解散日時をちらつかせても野田おろしで首がすげ変わる可能性のほうが高い党内事情からみて直接言及してくる事態は当然想定されてしかるべきでぬかったというしかない。あのオタオタで弱さを世界に見透かされたアベちゃんに期待するのもなんかなぁと眠りについたわたくし

今日はさすがに上げるだろうと寄付きから10時までの超短期と勝負をかけてみたわたくし。10時過ぎに弱含んだ板を見て小遣い稼ぎで手仕舞い、前場引け前にもみあったものの上値が取れなかったことで本日はこれにてと思った えいちあーる亭 亭主であったが。後場寄り付き、いきなり上昇する板に気後れして乗りそこなった板はほぼ前場の上昇分程度をさらに上昇、上げの半分を取り損ねたていうか前場で集中力を切らせてしまうという悪い癖が。。。昼休み白川総裁のクビを飛ばしてもといったニュアンス含みでのアベちゃんのコメントを受けた後場の上げ、次の政権の影も見えていないところでのお祭り騒ぎ。直近売り込まれた銘柄の上げが顕著で踏み上げ相場に近いものがあったのかもと思いつつも、民主党政権の崩壊さらには円安という好材料で大陽線がたった本日のチャートに上にしても下にしても動けばチャンスなわけでとにかく流れに付く。10分間の様子見が明暗を分けた今日の相場にファイティングポーズを取り直す えいちあーる亭 亭主でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜明け前に見た夢は

2012-11-12 18:04:24 | 航海日誌
今日は、わたくしの町の話でもしましょうか。 お隣は出前専門ながらそこそこ名の知れたうどん屋さんだった、葬式の際の隣保班の炊き出しの味噌汁はいつもいつも大評判で、この味噌汁で送ってもらうんや、とみんなが言ってた。でも、息子さんの代に町を出てその後息子さんの博打のカタに店を取られたとの噂が、オヤジさんの葬儀にも息子さん姿を現さなかったさびしい葬式。わたくしが見届けてよかったと今も思う。何軒か離れて瓦屋さん、伊勢湾台風のとき町内に長い行列が出来たのを今も覚えている。風が吹けば桶屋が儲かるは、わたくしの中で瓦屋が儲かると刷り込まれたことは言うまでもない(笑) 

いくらか離れて駄菓子屋さんがあって瓶に入った飴やらクジやら、子供たちのワンダーランドだったわけで。その少し横に歯医者さんがあってここはまだ現役。この春先、虫歯を治してもらいに行ったときもう亡くなったと思っていた先代のおじいちゃん先生が(おばさんの印象があまりに強烈で、おばさんが亡くなったあたりでわたくしの中では、おじいちゃん先生もなくなったことになっていた)驚いたことにおじいちゃん先生が私のことを覚えていて〇〇ちゃんと呼んでくれたことにはうれしいやら驚くやら。

そのお向かいは屋台の焼き芋屋さん。おじいさんはあまり知らなかったけれど朝夕放し飼いだったポインター種の犬と仲良くなって時折、朝、路地を回って我が家の台所の軒先まで来てお菓子をねだったあの犬。いくら呼んでも部屋に上がってくることはなくて、集団登校の頃リアカーを引きはじめたその犬はわき目も振らず前を向いていて、子供心にすごいなと思ったわたくし。

夢の中でその犬の頭をなでながら目が覚めたわたくし。そういえばあの犬の本当の名前も知らなかった。それに歯医者のおじいちゃん先生をのぞいてみんなみんな逝ってしまったことに気がついて、小さな商店街だった町並みも住宅に変わってしまって。自分が今、残されていることに戸惑いすら感じた朝のことでした。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

坂崎幸之助商店