えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

よきかな

2007-07-30 21:46:36 | 航海日誌

NYの下げを受けて下値を探る気配の中、やたらに底堅い新興市場
日経平均はジークフリート線17000円を割り込むこともなく終わってみれば陽線で終了
みなさまいかがお過ごしでしょうか
動乱の一夜を過ぎて安倍政権は歴史的敗退               
涙目のあべちゃんを眺めつつコイズミの後なんか引き受けた時からこうなることはわかりきっていたのに、と
腐れ外道コイズミの政策に対する民意の反動の大きさに よきかな と千と千尋の名セリフをつぶやくわたくし

一夜明けてあべちゃん続投のコメントを聞きながら考える。あべちゃんもバカじゃないはず、
この選挙はすでに年金のレベルを離れてこの国の向かう方向を問われた選挙ということは理解しているはず。
自分の政治姿勢が否定された以上やめたいのにやめられないのもつらいことよのう。と思う えいちあーる亭 亭主

国民から否を突きつけられてなお続投の記者会見をするあべちゃんのコメントの印象は
だれかになぐられた赤城農水大臣の絆創膏のように的外れなコメントのウラで真実を物語る

この選挙は暮らしの息苦しさを理解できなかったあべちゃんと
反自民の空気にとどめを刺した赤城農水大臣の絆創膏が象徴的な敗因と見る えいちあーる亭 亭主
改革がだれのための改革だったかを計らずも国民に知らしむるところとなった10ヶ月

機が熟していないとみた首相後継者はあべちゃんが続投することで
さらに支持率低下は免れないあべちゃんが行き詰まったところをを見計らって
頃合よしとしゃしゃり出てくる目論見で、それがだれなのかを目を凝らしてみていようと思った
えいちあーる亭 亭主 でした





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選挙前夜

2007-07-28 21:10:03 | 航海日誌

NYは連日の下げは2日間で520ドルの暴落、
シカゴの日経平均先物の指数は17000円近くで終了と時勢は風雲急を告げるなか
いよいよ参院選を明日に控えて みなさまいかがお過ごしでしょうか

思えば鄧小平氏が唱えた改革開放の理論、              
先に豊かになれる人が豊かになり、豊かになった人は他の人も豊かになれるように助ける
の実践の結果、中国がどう壊れて逝ったか、モラルの劣化した社会で何が起こったか
理想の後ろ半分がどうにかなってしまうのはこの国も同じで       
弱肉強食の市場原理主義を至上のものと拝し導入した腐れ外道コイズミの流れを此処で断ち切らないと
先に儲けたケダモノとそれにたかるダニの跋扈する国に成り下がると思う えいちあーる亭 亭主

政治家だけが腐っていた時代はまだなんとか国の形が保てたのに今は企業家までが腐り始めた・・・
利益に目を向けるあまり従業員すらコストとしか考えなくなった大企業と政治がおおっぴらに癒着することで
今世紀に入って著しく劣化したこの国の形が問われる選挙と見るべき

なんにしても議員が多すぎる。議員で飯を食おうとするたかりのような議員は論外として、
議員の世襲制もう禁止した方がいい、就任期限も設けるべきだ、癒着の根源としか思えない、
議員に権限が集中してもかまわないと思う、まず何を考え何をしているか見せてくれる議員であって欲しい
権限が集中したところで間違っていると思うなら選挙で始末すればいいわけで。

将来の国の形はここで置くとして               
美しかった日本を知る年代として、あさましさにさらに拍車がかかるこの時代の空気に
否と一声伝えてこようと思っている えいちあーる亭 亭主でした

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決戦は金曜日

2007-07-27 21:12:42 | 株のお話

♪ 朝起きたらぁ 男の態度が変わってたぁ~
古い歌のフレーズが聞こえてきそうな、300ドルを超えるNYの下げにあわせて為替は118円台に突入
みなさまいかがお過ごしでしょうか

2月の中国発世界同時株安を髣髴とさせる朝、寄り前の板のざわめきを見ながら
寄り付き勝負、持越しはしない、買いをためらうな、売りをためらうな、一切恐れるな、と思惑を確認
今日の相場に挑む えいちあーる亭 亭主
アマノジャクな私のチェック銘柄は反転上昇                  
寄り付き突撃した3823アクロディアにいたっては引きつけたつもりでリリースするもさらに上値を試す展開に
後場下げたところを再度突撃。取り損ねた上値をゲットして手仕舞い。

日経CNBCでは急激な円高でかなりのFX投資家に追証が発生しているとのニュース
最近、ニュースでFX投資で億単位の脱税のケースが相次いで、こうした儲かるイメージが表に出るようでは
FXもそろそろ終わりが近い思っていた矢先のこと、10倍100倍の追証リスクなんぞ考えたくもないが
くらったらただではすまないような気がする えいちあーる亭 亭主

寄り付き思ったより下げなかった4849エンJPNに突撃
下値が硬そうに思えてとりあえずホールドして大引けを迎える。いい事ありますように・・・

終わってみればいずれのチャートも窓を開けて下げた後の陽線で終了
2月もそうだったがこうした暴落は2番底3番底と付けて終息するものらしい、しかし
下げのきつかったヘラクレスやマザース銘柄はなお上昇基調のものがちらほら

こうした修羅場こそ、わたしの出番とも思えた えいちあーる亭 亭主でした

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磯笛

2007-07-26 17:08:38 | 株のお話

昨日のNYの暴落を75日線で踏みとどまった日経平均も
昨日の終値が超えられないと見るや先物の売りに押されてあえなく急落
みなさまいかがお過ごしでしょうか

半年近い4849エンJPNの下値模索に、
底を探るつもりで何度も突入と脱出を繰り返すうちに、ちぎっては投げちぎっては投げの悪循環へ
資金を溶かしまくった えいちあーる亭 亭主

大底と見た一昨日の寄り付きあたりで信用全力で突入を図るも
さすがに此処を割り込んだら後がない私も人の子。最盛期の半分の買い玉が精一杯
怖いところに儲けの種は落ちているとはいうものの地雷を踏んだらさようならというところまで
追い詰められた えいちあーる亭 亭主に残された勇気はこの程度・・・
前場はお出かけしていて参加できず                  
午後帰宅してみればおいしい局面はすでに過ぎ去り、25日線にタッチした長い上髭のチャートを見て
41万6千円を中心に全株手仕舞い。下げの途中で溶かした資金には届かず
リベンジはさらに持ち越されたわけで

また一昨日はエンに張り付いてたため3823アクロディアの底値からの切り返しを見逃す
寄り付きアクロの下げもきついとチェックはしたものの気がついたら34万5千円へ値を戻している
ヘラクレスの反発からみて新興も底打ちかもと2株突撃

この株3日上げては下がるくせがある。
1ヶ月下げ続けた後だけに上値も重かろうと本日リリース。ひさびさのクリーンヒットに気をよくする私

それにしても7974ニンテンドーの強いこと
本日61800円のストップ高で終了。100株単位だから618万円の株なわけで
思えば今年の1月には現物と信用あわせて2株持っていたのに350万を越えるあたりで離脱
そこから黙って持っていたら250万×2の利益になっていたはず・・・ ぶちぶち

株は美人投票、400万を超えた株価は行き過ぎに思えて手が出せなかった
きっとわたくしが買いに入ったとたん急落するつもりなのさ

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どいつもこいつも

2007-07-22 17:06:41 | 航海日誌

年金騒動も一段落、ようやくこの国の向かう方向を確かめる選挙
といった雰囲気が出てきた今日このごろ みなさまいかがお過ごしでしょうか

年金が盛り上がっていた頃には問題の根っこであり彼らの支持基盤でもある
自治労の問題を棚に上げて鬼の首を取ったように騒ぐ民主党に嫌気が差していた私であったが
注目していた国家公務員改革法案(お手洗い天下り推進法案)の成立のさせ方をみて政権の舞台裏とか
あべちゃんの器量といったものが透けて見えてしまったような気がした えいちあーる亭 亭主

じつはあべちゃんが政権を引き継いだときには
あの腐れ外道コイズミが規制緩和と称してぶっ壊した美しい日本の形を
少しでも取り戻してくれないものかと、心ひそかに期待していたわたくし

いまや企業収益はバブル期をはるかに越えて1.8倍に拡大。役員報酬も90パーセントの上昇
かたや労働者への給与配分は6パーセントの減額、さらに非正規雇用にいたっては労働人口の
3分の1を占める勢い。さらにその多くが年収300万円以下 ピンはねもいいかげんにしろ・・・
実績を見てくれと力む、あべちゃんではあっても               
就任後まもなく、ホワイトカラー・エクゼンプションを推進。これは腐れ外道コイズミの最後っ屁か?と
前政権からの引継ぎ事項と判断。上程直前につぶれたこともあって大目に見た私であったが
企業減税を優先して対処したのちに、返す刀で個人への増税対応によって収支の帳尻を合わせただけ
さらに天下り推進法の強行採決、戦争がやれる国への舵取り、等がこれといった実績かな?

今年の3月か4月頃の話と思ったが・・・
「今の派遣法のように3年で正社員にする、とすると日本のコストは硬直的になる。派遣法を見直してほしい
期間制限がなければ派遣社員としてさらに長い期間雇えるのに、制限があるからそれができない」という心温まる話
(ドラえもんの)ジャイアン的お手洗い経団連会長の、諮問会議提案のうそ臭さにも笑っちゃうけど
現実に派遣期間が3年を超えて直接雇用を申請した派遣社員に対してお手洗いキャノンの対応は周知の通り
そんなお手洗い会長の思惑に二つ返事で法制化に向けて検討に入るあべちゃん姿勢にいたっては
あの腐れ外道コイズミより性質が悪いと思った えいちあーる亭 亭主

人件費をコストとしか考えない腐れ外道お手洗いの考えはおそらく
正社員の業務を派遣に置き換えて、コストのかかる正社員数の暫時削減を目論んでいるとしか思えないわけで
人生における時間を切り取って働く対価として経営者としては、いくらで報いるべきかをまず考えるべき
さらに人材を囲い込んでその上前をはねる女衒企業の存在なんぞ決して許されるべきではないっ
(死んでしまえ!)

この国の格差や社会問題の根本にある雇用形態の問題に早急に対処するべきと考える私にとって
間違っているとしか思えない、国民の息苦しさが理解できないとしか思えないあべちゃんを応援するわけにはいかない
かといって、たちの悪さでは引けをとらない旧社会党や民社党の有象無象に入れようとも思わないわけで

結局、こういうのを浮動票というんだろうなと、思い至った えいちあーる亭 亭主でした

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王様の耳はロバの耳

2007-07-08 18:14:34 | 航海日誌

休日の午後、今日はもう車に乗る用事もないとなれば
キンキンに冷やしたグラスに水割りを作ってのんだくれと化す えいちあーる亭 亭主 の夏の楽しみ

公務員改革法案を強行採決したことでお手洗い経団連会長のしもべ、
いや、すでに奴隷にすぎなかったと言う事を国民にアピールしたあべちゃんに、さらに吹きつのる逆風

松岡農水大臣が墓まで持って行ってくれたと思った政治とカネの問題が
後任の大臣によってゾンビのように復活。そしてさらにこれをかばうあべちゃんのもーやけくそとしか思えない対応
これほど問題の多い議員というか脇の甘い議員があべちゃんの周りを固めていたわけで
任命権限以前に危機管理意識の決定的な欠如がこの短期政権の特色といっていいかもしれない
(短期と決めてかかっている私、万が一参院選勝ったらごめんなさいというところか)

あべちゃんはしきりに年金問題を自覚したのは未処理の5000万件が判明した今年の2月とのたまうが
コイズミ政権末期にすでに年金未納どころではすまない話とスタッフは対応を考えていたらしいのに政権移譲の
ドサクサでうやむやになったと言うこと、でも官房長官としては当然耳に入っているべきで

それでも知らなかったのなら 王様の耳はロバの耳 でも大きいのに聞こえていないようだ
こうなったらやけくそついでに衆議院解散総選挙まで逝ってくれるとおもしろい事になるような気がするのに

おりしも日経新聞では日本の為替の下げもあわせてGDPは世界18位に後退
円安が輸出産業にもたらす利益だけをアピールするのもいいが、円の価値が下がるということは
国際的に日本の貫目が軽く見られているということ

早急に雇用の正常化、すなわち国民の個人所得の改善、女衒のような企業形態の廃止がなされない限り
南米でかって起きた事象を周回遅れでしかも急速にトレースすることになるような気がしてならない私

子供のいじめの深刻さは大人のいじめに端を発するとみる7月2日中日新聞夕刊の記事を転載しておこうと思う

- 守るべき「建前」消え 「自分だけ」むき出し -

前略・・・
ニッポンの産業界でも「利益より労働者の立場」という建前がグラグラと揺さぶられている。
昨年11月の政府の財政諮問会議で日本経団連会長のお手洗い冨夫ら民間議員が示した
「労働ビックバン」構想。企業活力を高めるためといえば聞こえはよいが、要は労働者を守るために
企業側に課せられていた義務や規制を大胆に緩和、廃止しようということ。
利益のためには労働者を守る規制は邪魔 -という企業側の本音がむき出しである。
もちろん、建前ばかりでは物事は前に進まない。だが、やせ我慢してでも、
忍ぶべき本音、こだわるべき建前もあるはずだ。

大阪大学コミュニケーションデザイン・センター准教授の平河秀行氏は言う
「市場原理主義がはびこる中、自分が損してはたまらないと、企業も人々も焦っている。
そこには、人は人を思いやるもの、という建前が入り込む隙間はない。社会として下品です。」
そんな大人の世界を子供はみているのである。

(郵便で届いた社内報で、かっての同僚が早期退職した記事を見た日のこと・・・)




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句読点としての核

2007-07-03 22:47:27 | 航海日誌

核の話になると腫れ物にさわるようにヒステリックになるこの国で
久々に踏み込んだ発言をした久間防衛相が政治的圧力で辞任に追い込まれた

広島、長崎で犠牲になった人々や後遺症に苦しむ方々には申し訳ないが
いいかげんマスコミも拒否反応さえしていればリベラルな印象は保てるといった思惑にたよるのはやめて
あの原爆によって区切られた歴史と世界観を自由に発言すべきと思う わたくし。

学術レベル、戦略レベルではずいぶん語られてきたけれど
日本人の核意識は世界唯一の被爆国といった被害者意識にとどまったまますでに半世紀が過ぎた
言いにくい事だがあの頃、日本も同時に原爆を研究していてウラン濃縮に不可欠な遠心分離機が作れなかった、
すなわち工業的なレベルの違いで亜米利加に遅れをとっただけの事。

翻って考えればもし日本で原爆が完成していたならサンフランシスコあたりにキノコ雲が立っていたはず
特攻作戦まで繰り出した軍部が原爆の使用を人道的に躊躇するわけがないと思う えいちあーる亭 亭主
同じことを考えていたのに相手に先にそれをやられてしまったわけで、犠牲の大きさに戸惑いつつも
いつまでも被害者だと叫んでいないであの朝、核が世界にもたらしたものを語れる国であるべきと思う私。

久間防衛相の発言は個人としての歴史認識を語ったものであろうが
あの原爆が本土決戦の悲劇を防いで(言いにくいが)ある意味最少の人的被害で戦争を終結させた事。
さらにその後の世界史に逆説的にもたらした恒久的な平和の意味を考えさせる。
以下 久間防衛相の発言記事を転載しておく

久間氏は「我が国の防衛について」と題した講演で、
東西冷戦下で米国と安全保障条約締結を選択した日本の防衛政策の正当性を説明する際、原爆投下に言及した。
 久間氏は「米国を恨むつもりはないが、勝ち戦と分かっていながら、
原爆まで使う必要があったのかという思いが今でもしている」としつつ、「国際情勢とか戦後の占領状態からいくと、
そういうこと(原爆投下)も選択肢としてはありうる」と語った。

 久間氏は講演後、朝日新聞の取材に対し、
「核兵器の使用は許せないし、米国の原爆投下は今でも残念だということが発言の大前提だ。
ただ日本が早く戦争を終わらせていれば、こうした悲劇が起こらなかったことも事実で、
為政者がいかに賢明な判断をすることが大切かということを強調したかった」と発言の意図を説明した。

出来るだけ政治がらみの記事はやめようと思ったわたくしも、これだけは言いたい・・・

PS  
参院選後、おそらく収縮するあろう自民党参議院議員数の余波で予定していた増税や制度改悪論議は
国民のご機嫌を取るためしばらくはなりをひそめるだろうが、個人所得を掠め取る事の旨みを覚えたお手洗い
経団連会長の政府への圧力は公務員改革法案(天下り推進法案)をねじ込んだことで
よりいっそう強まる事が予測される。

すべては企業の利益のためにとしか考えない腐れ外道お手洗いが天下り推進法案をねじ込んだのを見て
あまりのエグさに一時は廃案になったホワイトカラー・エグゼンプションをはじめとする労働ビックバンを
カネか女でてなづけたマスコミを使ってもう一度、巧妙に国民をだましにかかるのが目に見えているような気がする。
どれだけこの国を腐らせれば気が済むのか。

マスコミの言う事を鵜呑みにせず、また、だまされる事がないように目を凝らして見ていて欲しい・・・

私が政治に対してハァーな気分で書いている事で、遊びに来てくれる人もおそらくハァーな気分になるわけで
こころを疲れさせるようなブログはやめて、明るく楽しいブログをめざしてと思った私。自分で何が発信できるのか
もう少し時間がかかりそうでブログの更新が遅れます。これからもよろしく・・・

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坂崎幸之助商店