パソコン教室、本日を持って終了。
3ヶ月は永いようで過ぎてしまうとあっという間でした。
会社を辞めた後、職業安定所へ失業保険の認定日の申請がうっとおしくて
ひょんなことで見かけたチラシがすべての始まり。
再就職支援の講座で50才を過ぎたおじさんでは選考からはずれるだろうけれど
就職活動の件数のカウントにはなるかなといったおもいで応募したところ、
思いがけず受講することになって、そのことは少し書いた。
トレードの板情報が見えずにこの相場に参加できなかったのはつらかったが、(涙)
経験の少ない女の人たちがWord、やEXcelを講師の先生のアドバイスを受けて学んでいく姿には、
少なからず感動を覚えた。
パソコンを大人のおもちゃのように使って10年。
構造にはやたら詳しくなった私だが、ソフトに関しては素人同然、かくてはならじ。
50の手習いで覚えた資格を誰が評価してくれるもんかと、資格をとる気なんぞ毛頭なかった私に。
何か形として残したい、そんな強い思いが久々に湧き上がってきた。
初級試験もほぼ全員が合格、さらにチャレンジに向けてがんばるみんなを見て
講師の先生の組織上の評価のこと、チャレンジすることでみんなを引っぱれるかもしれないという思い。
そしてなにより私自身の道標として結果が欲しいという思い。
思い上がりでした。
講習の間、後ろの席から見ていると
行き詰ったようにPCの画面に変化がなくて、だれっとした雰囲気の日もあれば、
その次の日には、昨日あきらめたそれを何とか理解しようと懸命な背中がそこにあった。
今日、打ち上げの茶話会の際に自分で言葉にしてみてはじめて分かったことがある。
みんなからもらったものは前に行こうとする力。
子供たちを何とかかたずけたら、その後の人生は私にとっておまけのようなもの、
家内を亡くしてからずっとそんな諦念のようなものを抱えて生きてきた私。
でも、今は思う、 誰かの役に立ちたい。覚えたことを、感じたことを誰かに伝えたい。
道の向こうへ出かけよう 今が通り過ぎていく前に
- ケンとメリー 愛と風のように -
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