えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

晴耕雨読

2005-10-30 18:48:31 | 航海日誌
パソコン講習が終わってはや10日。

人の一生は白駒が戸板の隙を過ぐるが如し。
三国志か何かで読んだ言葉が思い出される。
大人はその一瞬を一生にたとえたが、小市民の私は二月、三月程度。
会社を辞めてからは少し加速がついたような気もする。

平日は感覚を取り戻したくて板を見たり、本を読んでみたり。
ただ、日経平均の上げにかかわらず私の持ち株は動かない。
さらには時折きつく下げてみたり、そんな日は板を見ているのもつらくて、
でもこれで稼ぎたいんだ、逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。
そう心で何度もつぶやく。

最近のお気に入りは相場の格言を集めた本。
いろいろな格言に触れるたびに、あんなこともあったこんなことも・・・
その局面のさなかではおそらく耳にも入るまい。

強制終了させた私の会社員暮らしも、今のところ悔いはない。
後悔することのない様に、自分を支えていくのに懸命な私とまだまだと笑う私もいて・・・
なにをもって善しとするか。あいつはどう折り合いをつけていったのかな。


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ネット商売あれこれ

2005-10-26 23:59:12 | 航海日誌
あいかわらず楽天はTBSにご執心の様だ。

ライブドアとフジテレビの提携騒動の後を受けてのこの騒ぎ。つくづく2番煎じが好きらしい。
買収も以前とはその形を変えて、経営者だけでは足りず社員までも切り捨てて効率に走る。
効率にすりつぶされる人の想いやぬくもりを気にも留めずに・・・

ネット産業に関わる人々に社員としてのおのれの存在意義を問うてみたい。
いまやネットとは極論すれば欲望と欲望をつなぎ合わせる装置に成り下がった。
こんなものが見たい、知りたい、やりたい。知識すらも欲望の一部に飲み込まれそうだ。

仕事の価値として、いつも想うことがある。
もし今それがなくなったら明日から困ることか?
(個人的には、なくなると困るのは制服に関わる仕事が多いように想う。)
ネットがなくなっても少し不便だが日常は継続できる。

仕事の価値は人に奉仕することでその対価をいただくということに尽きる。
奉仕する相手を、人を見失ったところにこそ、ネットにまつわる傲岸さが生まれるような気がする。
金ではたけば望みはかなうといった考えはやめた方がいい。
有り過ぎる金は人を貧しくする。

座して半畳、寝て一畳。
あの世にもっていけるわけでもなし。


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思惑、目論みの事など

2005-10-24 23:48:19 | 株のお話
私にリアルタイムの板が見えないことは
日経平均にとって大きなサプライズとはすでに書いた。

10月20日講習終了、21日一時13000円割れ、つづく24日終値94円近い下げ。
なんかなー、嫌われてるのかなー、せっかく帰ってきたのに・・・

この相場の資金の内訳を見るとき背筋の寒くなる思いがする。
個人の売り買いともその資金の半分近くが信用取引による出来高。
資金の裏打ちのある信用取引ならば問題はない。しかし、欲に駆られた商いは
往々にしてその目論見をつぶしにかかる。

日経平均が25日線を割り込んだことは
10月以前に買った信用買いの負けの始まりを意味している。
資金総額の膨大さを考えるなら信用買いの対象は鉄鋼や銀行など、
この相場を牽引した大型株の可能性が高い。

アナリストらの、調整は一時的といったコメントを頼りに
ここは辛抱と踏ん張るのも資金の裏打ちのあってのこと。
借金で相場を張ることの意味を考えるべき局面にあると思う。

元金を飛ばすこともつらいことではあるが、
しくじれば元金と同額、時にはそれ以上の借金を背負うことになりかねない。
投資は自己責任とはよく言われることではあるが、身の丈にあった商いを忘れぬように、
欲に駆られて道を見失うことのないように・・・
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週刊リポート とおりゃんせ

2005-10-23 16:15:49 | 週刊リポート
日経平均の下げのしぶとさに驚いた週末ではあったが、
下げの圧力は確実に存在することをあらためて確認する日足チャートとなった。

週足の13週線が急速に上昇しており下支えを期待する向きもあると思われるが
歴史的反転の後、下げ始めた日経平均を最終的にサポートしたのは
25ヶ月移動線であることを忘れてはならない。

週足の大幅な乖離は調整の深さを予感してならない。
個別銘柄においても先日つけた年初来高値を越せぬまま25日線の接近待ちの様子。
日経平均がすでに先行して25日線を割り込んだ今、
週末の寄り付きの値の意味を考えるべき局面と判断する。

12730円あたりで開いた窓にくしくも13週線が届こうとしている今週、
ここまで待った相場、帰り道が行き着くところを見極めた後でも遅くはない。
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人の営み、人の想い

2005-10-22 20:57:53 | 株のお話
時代や思惑は常に行き過ぎるもの。
しかし、ライブドアに始まり楽天に至る株式の時価総額こそ力の源泉と考える経営を見て、
どこか違う、と思う投資家は少なからず存在するようだ。

TBS買収騒動の報道の後、これで楽天もまた、10万円を目指すのかなとも思ったが、
思ったほどの動きがない。前回ライプドアの二番煎じで漁夫の利を得んとする楽天を見てもういい。
(同じ穴のムジナ)
そう思って全株売り払った私としては、今回おそらく同様な判断を下した投資家も存在した、
ということがなによりも心強く思われる。

ドロップアウトを目論む私の言えた話ではないが、企業の価値は売上がすべてではない。
額に汗して働く社員の思いの向こう、家族のこと、その将来の事、そして最後に会社の将来のこと。
企業の器量は何人の従業員の人生を受け止めることが出来るか。にかかってくると信じる私。
護送船団方式、懐かしい日本共産主義を表す言葉のようだが駆逐艦だけが先行して
輸送船団が無防備になった国に、かって戦術的勝利を収めた国があったのか。

団塊の世代の大量の退職時期をを控えて、
自分たちが切り捨ててきて来た人材の痛みを振り返る余裕が出来始めた今こそ、
いとおしむように次の世代を受け入れる器量を、日出る国のほこりを取り戻して欲しいと切に願う。

六本木ヒルズが日本経済を担うわけではない、
人の営み、人の想いを見失った企業に存在価値はない。

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今が通り過ぎていく前に

2005-10-20 17:05:32 | 航海日誌

パソコン教室、本日を持って終了。
3ヶ月は永いようで過ぎてしまうとあっという間でした。

会社を辞めた後、職業安定所へ失業保険の認定日の申請がうっとおしくて
ひょんなことで見かけたチラシがすべての始まり。
再就職支援の講座で50才を過ぎたおじさんでは選考からはずれるだろうけれど
就職活動の件数のカウントにはなるかなといったおもいで応募したところ、
思いがけず受講することになって、そのことは少し書いた。

トレードの板情報が見えずにこの相場に参加できなかったのはつらかったが、(涙)
経験の少ない女の人たちがWord、やEXcelを講師の先生のアドバイスを受けて学んでいく姿には、
少なからず感動を覚えた。

パソコンを大人のおもちゃのように使って10年。
構造にはやたら詳しくなった私だが、ソフトに関しては素人同然、かくてはならじ。
50の手習いで覚えた資格を誰が評価してくれるもんかと、資格をとる気なんぞ毛頭なかった私に。
何か形として残したい、そんな強い思いが久々に湧き上がってきた。

初級試験もほぼ全員が合格、さらにチャレンジに向けてがんばるみんなを見て
講師の先生の組織上の評価のこと、チャレンジすることでみんなを引っぱれるかもしれないという思い。
そしてなにより私自身の道標として結果が欲しいという思い。
思い上がりでした。

講習の間、後ろの席から見ていると
行き詰ったようにPCの画面に変化がなくて、だれっとした雰囲気の日もあれば、
その次の日には、昨日あきらめたそれを何とか理解しようと懸命な背中がそこにあった。
今日、打ち上げの茶話会の際に自分で言葉にしてみてはじめて分かったことがある。

みんなからもらったものは前に行こうとする力。

子供たちを何とかかたずけたら、その後の人生は私にとっておまけのようなもの、
家内を亡くしてからずっとそんな諦念のようなものを抱えて生きてきた私。
でも、今は思う、 誰かの役に立ちたい。覚えたことを、感じたことを誰かに伝えたい。

   道の向こうへ出かけよう  今が通り過ぎていく前に
          - ケンとメリー  愛と風のように -

 

(サイトに入ったらラジオ形アイコンの下 音楽を聴くをクリックして下さい。)

 

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天上天下唯我独尊

2005-10-19 19:21:59 | 航海日誌

最近、大好きなページへ初めてコメントを送ってみたり、
いつの間にかトラックバックしていただいていたりと。
何かしらブログの横方向のへのつながりが急速に拡大しているような感触をもらってとてもうれしい。
トラックバックしていただいたページからさらに、そのブログのトラックバックの履歴ページへと飛ぶ、
ああ忙しい。 でも楽しい。


とくにワタクシ的に盛り上がったのが大仁田議員。そのトラックバックの数が半端じゃない。
19日現在30件、まだまだ増えそうな気がする。
私がぼろくそに書いた大仁田議員だが見方を変えればこんな記事も。スポーツ報知 署名記事。
たまたま自分が目にした記事を元に、誰かを勝手に判断して勝手に書いている匿名の私。

ゴメン、大仁田さんの言う、それは大人になってしまった杉村君を見て私も思ったこと。
立ち位置ひとつを誤解されぬように振舞うことの難しさ、誰かに思いを届けることの難しさ、
今日もひとつ積み重ねる。 いつかは高みが見えるだろうか?

いつか詩人のように世界を語りたい。

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郵政民営化法案成立

2005-10-16 13:24:38 | 航海日誌
郵政民営化法案、参議院の採決を経て成立。
後を受けて騒がしくなりそうなのが造反議員の処分問題。

衆院議員に対しては公認をはずす処分が課されたのちに
それこそ民意で復活した議員なのだから処分はすでに済んだと考えるのが筋と思う。
事ここに至れば反対意見も飲み込むだけの度量を党執行部にのぞみたい。
それでなくてもこの執拗さには陰湿ないじめのレベルに近いものを感じる私。

ただ、参議院議員に関しては厳粛に懲罰の判断を下すべきと考える。
とくに自民党結党以来の混乱を招いた中曽根議員の罪は重い、
親子二代の風見鶏(日和見とも言う)。風見鶏が風を作ったという笑い話だけでは済まされない。
数多くの議員の命運を意識しながらおそらく小泉憎しの思いが勝ったものと推察する。
党議拘束はなかったとはするもののその影響力を十分理解したうえでの反対表明。
自民党員である資格はその時点で喪失したと判断すべき。
しかし、14日の採決には民意を盾にあっさりと白票を投じる厚顔さ。
おのれさえよければという政治屋の真骨頂を見せ付けられた思いがする。

現在、参議院での自民党勢力が弱いことは十分承知している。
しかし、ここで獅子中の虫を処分することで自民党本部は本気だ。
ということを世に知らしむることが出来る。
次で勝つ。そこまでの器量を今回、自民党執行部にのぞみたい。

蛇足になるが
何とかならないのかあの大仁田議員、先回の参院採決では風が読みきれず棄権。
今回は白票を投じる。電流デスマッチかなんか知らないが、客が呼べれば、
おのれに都合がよければなんでもする男のようだ。(平沼さんに弟子入りしろ)
あんなのが国会議員として我々の税金を食ってることが許せない。
執行部もああした議員の存在が自民党のイメージをどれだけ失墜させるかを
そろそろ考えるべきだと思う。
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しあわせに至る日々のために

2005-10-15 22:05:29 | 航海日誌

またひとつブログが静かに閉じられたようだ。

結婚を控えて同棲中らしい女の子のブログ、
テンポのいい言葉と感情の素直な表現がここちよくてブックマーク入り。
時折、彼女のブログをおとずれるのはささやかな楽しみでした。

結局、彼氏の両親の反対に彼氏が押し切られる形での別れになった様子。
彼女は勤めていた会社も辞めて、しかもその送別会では彼氏が結婚を宣言していたとか。
両親の反対は以前から分かっていた様子で、それを承知で結婚を約束した男の
ふがいなさには腹も立つが、裏切られた彼女の断ち切れぬ想いが胸を打つ。

ブログは開設の日の
1ページだけを残して削除されました。
でも、こうしてブログそのものを消去することなく
1ページだけ残していったことが
彼女の想いの強さと彼女の女としての強さを物語っているような気がする。

どうか愛することを恐れることなく、いつの日にかまたこのブログの続きを、
しあわせな日々の日暮しの近況を書いて欲しいと切に願う。

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ひとのつくりしもの

2005-10-15 19:15:40 | 航海日誌

祝 Microsoft Excel version 2002 Expert合格

いい年をしてパソコン教室にもぐりこんだことはすでに書いた。
とりあえずの目標であったエクセル上級試験、本日合格しました。

いゃー緊張した。実はおとといの夕方、
違う問題集も目を通した方がいいかなと、一冊買ってみた。
なんと、設問の意味が理解できない問題もちらほら。
ズガビーンと効果音の聞こえてきそうな衝撃。
問題集によってここまで違ってくるのなら本番はどうなる。
あやうし えいちあーる亭 亭主。

今までの人生で一番集中的に勉強したような気がしました。
試験を受けるのにその問題の意味が分からない試験がこの世にあろうとは、
問題集を解答にしたがって解きながらその設問の意味を読み解く。
古文書の世界ですか?

ひとのつくりしもの、理解できぬはずがない。
ただ、今日合格できなければもう二度と合格することはない。
それだけのことはやったつもりだそんな想いで゛の挑戦。
神様は見捨てることはありませんでした。

チャレンジの喜びを久々に思い出しました。
くせになりそう。

 

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郵政法案可決

2005-10-11 20:49:30 | 航海日誌
郵政民営化法案の衆院採決を前にして
自力で当選した郵政改革反対議員のいずれもが賛成票を投ずる。
と、公式に表明したのが昨日、今日、法案は粛々と可決された。

圧倒的な与党議員の数の前に反対票を投じても蟷螂の斧に過ぎないことはあきらかだが、
事態がここにいたって、いまさら賛成にまわることの意味は復帰を目論んだ動きとしか判断できない。

こうした時、いつも思うことは自分ならどうするか。
反対票を投じたことが信念に基づいた政治理念による行動なのか、
あるいは単に時局を読み違えたそそうなのか。後者なら論外ではあるが
己の理念に従った結果であればここは反対を貫いて次に賭ける。
個人的にはそんなシナリオを描きたいが政治とはそう簡単に一筋縄では行かないようだ。

政権政党の議員であることが反対議員の最終目的であるように感じる。
与党議員でなければ地元の意見を反映することが出来ない。といったコメントもあったように思う。

政党党員でなければ国会で発言する機会も少なく、まして政策に関わることもできない。
彼らの述べる問題点は翻ってみれば現在の国政の抱える問題の根本に関わること。
そうした大政党の議員であることを利用して地元への利益誘導を生業にする政治屋たちの排除。
政権政党にあらざれば政策立案もおぼつかないという議員の存在意義に関わるシステムの改革。
公認もなく自力で当選できる支持者を抱え、しかもマスコミの注目を引き付けている今。
その気になればこうした政治構造改革の旗を振ることも出来たかもしれない。

まあ、現実的には御伽噺に過ぎないことは分かってはいる。
ただ、反対議員を当選に押し上げた支持者が本当に郵政改革反対であったり、
筋を通す姿勢に対する評価、賛同の想いで一票を投じたことを忘れないで欲しい。
そうした人々がいるということを見失わなければ己の立ち位置を誤ることはない。

郵政法案可決も民意、反対議員を当選させたのもまた民意。裏切ることのないように・・・
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おじさんたちのスタンディングオベーション

2005-10-10 16:03:48 | 航海日誌
昨日の夜、ひさびさに吉田拓郎のコンサートへ行ってきました。
家内が元気な頃に行ったのが最後だから7、8年前になるんですね。

1970年代
ポップスやロック、フォークやブルース、ジャンルを越えて多くのアーチストが
音楽の壮大な実験場を作り出してそれを受け取る私たちはもしかすると彼らは音楽の表現方法を
この時代で終わらせるつもりか。そんなふうにも感じていました。

そんな青春を送った私の隣にいつもあったのがタクローの曲。
それ以後、いつの時代もつかず離れずで彼の作品は顔を出してくる。
ミュージシャンに曲を提供したり、CMソングを作ったり、直近ではKinki キッズとのコラボーレーション。
(これは家内のKinki kids熱もあって我が家では最大の盛り上がりでした。)
彼については曲作りのスタンスに変化はない、タクロー節も健在。彼はただあるがままの彼。
でも時代の節目節目には現れる。やはり天才の一人なんだというのが、高校以来の友人たちとの結論。

昨夜のセンチュリーホール、車で出かけたので早い時間に駐車場へ入れて開演まで車内でくつろぐことに。
コンサートにおとずれる顔ぶれを見ていると50~60代の親父さんを中心に夫婦連れ、
20代の息子や娘を引き連れての家族連れ、親父さんのお一人様等々。
子供たちは年齢層高いね、と驚く。

コンサートの流れとしては、以前は初期の作品を演奏することはあまりなかったのに
"元気です"あたりの曲をかなり取り入れている。そのせいか曲の合間にタクロー!の野太い声援があたりを飛び交う。

そんななか吉田拓郎ってこんなに歌うまかったっけと思う私。今はまだ人生を語らず、
リンゴそして流星等々。とくに初期の作品を演奏する際の深く胸元に落ちてくるような表情のある声。
その年になって出来る表現というものがあると誰かが言っていた。
今、私が目にしているものはそのことだったんだ、そう思うと同時に深い感動に包まれる私。

コンサートも終盤、いったん退席しての鳴り止まぬ拍手のなかカーテンコール。
最後の曲は" 落陽" おじさん達も総立ちで大合唱。おじさんたちのスタンディングオベーションを受けて
最敬礼の姿勢で挨拶をする吉田拓郎。ああなんと彼は幸せなんだろう。そしてこの感動を有難うと、
力の限り拍手する私。

帰り道、また娘がつぶやいた。おっさんの立つコンサート始めて見た。
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週刊リポート 収穫祭へ

2005-10-09 09:45:28 | 週刊リポート
日経平均の主な構成銘柄のチャートを拾い読みしてみると
25日線できっちり反発している様子が見て取れる。
市場参加者の多くが25日線を抵抗線として設定、買いを入れたものと判断する。

しかし週末の日足は陰線で終了、
また週足の26週線からの大幅な乖離は
日経平均が大底を打った後の2003年の乖離幅に匹敵するレベルにある。
さらに言うなら週足の出来高の減少傾向を見る限りトレンドに変化はない。
上昇の際にに勢いづいたチャートは
その上昇期間の3分の1ので次の底値に到達することはよく知られている。

ここまで様子を見て来た相場。
26週線までの調整を含めて想定、反発を確認した後での間髪を入れぬ参入、
ダブルトップへの値幅取りがよろしいかと・・・
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ほっとけない心のまずしさ

2005-10-07 23:49:32 | 航海日誌
国勢調査に絡んだ市民側の対応、犯罪のにおい等、
先回(2000年)と比較して人心の荒廃が著しくすすんだことを裏付けるニュース。

日本人の恥の文化がまさに終焉をむかえつつあるように思われる。
良かれ悪しかれ信仰のない日本は恥すなわち他人の目によって己を律してきた側面がある。

昭和30年代、
濃密な社会環境(近所付き合い)の中、誰々さんちの子がどうした。2丁目のぽちが子を産んだ。
どの町内にも一人はいた放送局のようなおばさんのかしましい声が響き。
家庭でも夕飯は家族揃ってからがあたりまえだったそんな時代がたしかにあった。
他人の視線を意識しながらではあったが、またそれ故に立派な大人が多かった気がする。

住環境をはじめ、社会環境までもが人々を個人へと切り離していく。
制約を受けない個人が覚醒に至るその前に、疑心暗鬼の猜疑心と
おのれさえ良ければといった狭義の個人主義が人々を蝕み始めたように思う。

何度も言う、国勢調査に記入するレベルの個人情報など
いともたやすく手に入れられるこの国の行政システムのなかにあって、
国政調査員の老人を邪険にしてまで守ろうとするものは何なのか?
守るべきものは、人に関わるまいと目をつむったまま蝕まれていくおのれの心。
自己責任はもっと確立した自我を具えた国民の言葉だ、
やせた犬を棒で追うための言葉ではない。

追われるで思い出した。ついでに言えば巨人軍監督に復帰する原さん。
塩を盛って追われるごとくな辞め方をして何故今戻る、
あんたにプライドはないのか。就任の挨拶にどんな顔をしてオーナーと向き合うんだ。
それとも、今期の巨人の戦績を見てしたり顔でほくそ笑んでやってきたのか。
わだかまりを捨てた大人の対応、とでも言いたいのだろうが、逝ってしまえ。
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もうどうにでもして

2005-10-04 17:28:15 | 株のお話
おそるべし日経平均。
ここまで来たらどーでも14000円に行くつもりらしい。

はってでも行きます、そんな執念すら感じる値動き。
銀行、鉄鋼、おいしくいただきました。食後のフルーツはハイテクをひとつ。
上げの材料には事欠かない様子で、雨後のたけのこのように銘柄が出てくる。

しかしこの大相場の中、掲示板やブログを眺めても儲かったという声はあまり聞こえない。
こずかい程度のディトレさんの売買報告、塩漬け株苦節何年、本日売却といった記事も目に付く。
本当に儲かっている人は忙しくてコメントなんぞ書いている暇はない。とか(笑)

おそらく上昇の早さに気後れして利確を急いだ人がかなり多いと思われる。
また、ポジションをはずした後の上げが早すぎて、飛びついて買い戻す頃にはすでに高値圏に。

この相場、勇者のための相場と、以前書いたが、
板の見えないサラリーマンの救済相場の側面もあったでしょう。
買ってはみたけれど、この後どうしていいか分からないうちに結構な含み益状態。
そんな進退に迷った局面には、ありがたい相場格言があります。

利があれば売るべし

PS 私の講習20日まで 目指せ14000エン!

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坂崎幸之助商店