えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

自分のからだ どうしたい?

2010-08-10 12:00:33 | 航海日誌
臓器移植はどうやらこの国で新しい段階に至ったようで
とうとう本人の意思表示なしに家族の承諾のみで臓器摘出へ

小学生の頃、今で言う脳死状態となったおじを見取ったことのあるわたくし
ねむったままでいつ行っても起きてこないおじが不思議で・・・
顔色もいいし手を握っても暖かくて、なんで起きてこないんだろうと見舞いに行くたびに思った
臓器移植はそんな体にメスを入れるわけで

死生観の相違といってしまえばそれまでだけれど そうまでして・・・ と言い切ってしまうわたくし

仏様が迎えに来たときにあわてずに逝けるのが往生。
愛するものの死を遠ざけようとする思いはわかるけれど人のものを取ってまで
それも二つあるものならいいけれど、ひとりにひとつしかない臓器を取ってまで生きようとするのは・・・

本人の判断ではなくて、家族の同意。
新聞の伝える摘出された臓器の部位と数に、使えるものは獲るといった印象を受けたのはわたくしだけ?
脳死判定で取り乱す家族がこの遺体の状況を理解していたのかがどうにも疑問に思える えいちあーる亭 亭主

本人の意思と提供部位が確認できてこその移植。
ほかのだれかさんの命を助けようと懸命な意思を持った医師の説得にその場は流されてしまう家族もあろうし
本人が決めるべき裁量を家族にまでひろげたとき選択の結果と責任は家族に付与される

がらんどうの遺体を見送る家族のその後は・・・ 自分のからだをどうしたいか。
それを誰が決めるか、死生観、宗教観も含めてそれは本人以外にはありえないとおもうわたくし
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