えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

規制緩和と寄生虫

2008-08-11 19:17:46 | 航海日誌

NYの上昇を受けて急騰した日経平均
個別銘柄を見れば高寄りした始値近辺でのもみあい、崩れずに終値を迎えたのは幸甚というべきだけれど
金融株の値幅の狭さ、と上げの鈍さ。不動産株にいたってはSTOP安続出


先日泣く泣く損切した4314ダヴィンチは今日でその売値の半値を割り込むありさま
8868URBANに至っては年初1500円の株が67円のSTOP安売り気配、年初から95%の割引
不動産株も銘柄によっては引け成りで買って寄り付き成り売りで取れる板もあるけれど倒産懸念がぬぐえない
今の相場では丁半賭博より分の悪そうな大博打、抜ける金額に比して紙切れになるリスクが大きすぎる


円安にしたところで不景気そうな日本に対してドルが評価されているだけのことで
ダメな円安の声がしきり 巣ごもり、ひきこもりで景気に対処する庶民の苦労もそ知らぬ顔で居座る貧乏神

いざなぎ越えとか言われた好景気が後退時期に入ったといわれても景気のいい話なんか全然なかったんですけど
寄生樹には宿主が枯れるまで養分を吸い尽くす馬鹿な木があって   
同じようにリストラで味をしめた企業が収益を再配分することもなく労働の対価をコストと考える愚に走ったことで
この国を支える大地とも言うべき国民生活がやせこけて再生産不可能なほどに枯れてしまった

まず寄生樹のような企業、寄生虫のような人材派遣会社を本来の会社組織に再編しないことには
この国の再生は難しい。さらに農耕民族の風土に間違った成果主義をはびこらせたことで崩れた人間関係は
どう立て直せばいいのか。世代がぐるりと一巡するまでこの荒廃は続くはず

失われた10年の次に訪れた10年を後世の歴史家はなんと呼ぶんだろう

      女衒、口入れ屋ともいう仕事、やってて恥ずかしくない?

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