さっそくポスター掲示板で様々な混乱が、島岡美延です。もっと本質的なこと、見極めていく必要が。
昔に戻りたい、とは思わないけど、その時代が大事にしてきたこと、いま一度見つめてもいいのでは。映画『初めての女(22日公開)』をご紹介します。生誕130年となる俳人・小説家、瀧井孝作の若き日々、飛騨高山を舞台に描きます。
明治末期。孝作(髙橋雄祐)は家業が傾いたことで丁稚奉公に出され、窮屈な日々を送っていた。唯一の心の拠り所は俳句。仲間たちと句作に励んでいたある日、西洋料理屋の玉(芋生悠)に出会い、その彼女と訪れた店では三味線芸者の菊(三輪晴香)の姿に心を奪われ、今まで味わったことのない感情に揺り動かされていく――。
この映画に寄せた私のコメントが、『初めての女』公式サイトに掲載されています(俳優・津田寛治さんも)。SNSがなかった時代、どうやって人は心を届け合っていたのか? スマホなしで若者たちが交流していた時代のこと、今の人たちにも知ってほしい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます