そして、熟成の時間。

「夜も寝ないで昼寝して」と言えば、皆さんから「なんだ、結局、寝てるんじゃないか」と呆れられるのは承知の上。それでも、「原稿を〆切前に書きあげれば、編集や校正、装丁のスケジュールが楽になるだろう。自分でやりたいことにも取りかかれる」という思いが、一日たりとも頭から離れることがない日々が二か月以上続いている。今、やっとこさ一回目の手入れを終えて、再びそろった次の本の原稿。書きも書いたり103,517文字。ここでやっと、階段の踊り場についた感がある。明日は10時から「怪し会」の仕込みでスタッフが入り乱れる密蔵院。31日の最終公演をへて、翌日の大掃除まで、原稿はしばらく熟成させておくことになる。

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