頭上から秋の声。

『怪し会 漆』の細かい打ち合わせをして、スタッフと美味しい夕食を済ませ、帰宅して夜のワンコの散歩で出かけてみて驚いた。水銀灯の明りで夜も鳴いていた蝉は、秋の虫の声とすっかり交代。季節の回り舞台は夏から秋へと着実に回転している。木々が生い茂る場所に立ち入れば、なんと頭上からたくさんの秋の虫の声。「お前さん、そんなに高いところまで登っちまって大丈夫か?」と思わず上を見上げた。多くの方々に、きたるべき読書の秋を満喫してもらうために、今日も原稿の手直しの一日。動かないのを幸いに、膝の具合は日一日と快方に向っている。

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