無駄足に非ず
土曜日なので近所の郵便局は休み。
しかし、どうしても50円記念切手が必要になった。出来れば500枚程欲しかった。
本局には車駐車場はないから、久しぶりに自転車で15分の道のりを走った。
窓口で、
「50円の記念切手を500枚ほしいのですが、ありますか?」
「50円の記念切手は今、一枚もないんです。80円なら少しありますが」
と局員さんは恐縮顔(最近あんなに”申し訳なさそうな顔”をみたことがなかった)。
私の
「あって欲しい記念切手」
という祈念は、実らずである。
ニッコリ笑って「それでは来週になったら近所の郵便局で手に入れます」と言って外へ出た。
再び寺までの15分の自転車旅行。
人気の無い、落ち葉舞い落ちる児童公園……滅多にお目にかからない名前の表札……夜になったらどんな光が点灯するのか見てみたい一般家屋外のクリスマスのイルミネーション……
無駄足にするかしないかは、こちらの心構え一つなのだ。
しかし、どうしても50円記念切手が必要になった。出来れば500枚程欲しかった。
本局には車駐車場はないから、久しぶりに自転車で15分の道のりを走った。
窓口で、
「50円の記念切手を500枚ほしいのですが、ありますか?」
「50円の記念切手は今、一枚もないんです。80円なら少しありますが」
と局員さんは恐縮顔(最近あんなに”申し訳なさそうな顔”をみたことがなかった)。
私の
「あって欲しい記念切手」
という祈念は、実らずである。
ニッコリ笑って「それでは来週になったら近所の郵便局で手に入れます」と言って外へ出た。
再び寺までの15分の自転車旅行。
人気の無い、落ち葉舞い落ちる児童公園……滅多にお目にかからない名前の表札……夜になったらどんな光が点灯するのか見てみたい一般家屋外のクリスマスのイルミネーション……
無駄足にするかしないかは、こちらの心構え一つなのだ。