風来庵風流記

縁側で、ひなたぼっこでもしながら、あれこれ心に映るよしなしごとを、そこはかとなく書き綴ります。

また青梅への道(3)

2018-03-02 23:46:08 | スポーツ・芸能好き
 先週末の東京マラソンでは、設楽悠太が16年振りに日本記録を更新し(2時間6分11秒)、また日本人2位の井上大仁も日本歴代4位(2時間6分54秒)と、一つの大会で6分台が二人も出たのは初めての快挙で、低迷気味だった男子マラソン界が俄かに活気づいた。
 その一週間前、ひっそりと(!?)青梅マラソンが開催され、私のように東京マラソンに落選した多くの人たちが30キロ走を楽しんだ。
 設楽悠太は、箱根駅伝を席巻したNIKEの厚底シューズ(NIKE ZOOM VAPORFLY 4%)で走って日本記録を叩き出したようだ。新しモノ好きの私には、ちょっと羨ましくもあるが、私にはまだアシックス・ターサー・ジャパンがあるので、ぐっと我慢である(苦笑)。このターサー・ジャパンは、地面を捉える感覚、所謂グリップ力が素晴らしいのだが、10キロとかハーフ・マラソンなど短めでスピード・レース向きと言うべきかも知れない。私のような年寄りには、齢を重ねるたびに足への負担が大きくなり、つい厚底に目移りしそうになってしまう(笑)。
 さて、青梅マラソンの結果は、3時間11分、昨年より1分短縮、一昨年より3分悪化と、相変わらずのペースだった。そもそも田舎道で混雑するため、余程、早い到着予想タイムを申告しないことには、スタート地点は後ろの方になり、混雑を抜け出すのに一苦労する。私の場合は、しかしもう焦らない。どうせ加齢とともに体力が落ちて来た身で、無理して前に出ず、周囲のペースに合せてスローペースで走り始めた。その分、余力があったのか、最後の5キロは32分を切るという、私にしては珍しい展開になった(通常は疲労とマメによって失速する)。
 その最大の理由は、5本指ソックスを初めて試してみて、過去にさんざんマメに悩まされたターサー・ジャパンでもマメが出来なかったことだ。事前の練習量はいつも通り(年明けから一ヶ月半で140キロ強・・・というのは少ないなあ)だったことを考慮すると、どうやら効果がありそうだ。
 幸い天気もよく、寒さも緩んで、絶好のランニング日和だった。青梅は、行きも帰りもアップダウンがあってかなりタフでなコースで、でも沿道の応援はいつも暖かく、今回は念願のヤクルトを貰えて元気百倍! 数年に一度は大雪で中止となるリスクがあるものの、これからも末永く付き合って行きたいと思う大会だ。
コメント
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