ダラス・フォートワース空港で乗ったタクシーは、ナビがないだけでなく、メーターもクレジットカード決済端末もない普通の車だったが、スマホにアダプターをつけると簡単にクレジットカード決済が出来た。画面が小さいから地図を表示しなかっただけのことだったようだ。領収書が欲しいと頼むと、おもむろにスマホを差し出し、携帯電話にSMSで送るから電話番号を入力しろと言う。日本だけど大丈夫か?と聞いても頓着しない。とにかく仕事を早く終えたい一心・・・これがアメリカ人だ。国際電話アクセスのための「プラス」記号が必要だったことを思い出し、「0」を長押しすると確かに「プラス」記号が出て来て、+81・・・で確認ボタンを押して、なんとか完了した。携帯電話が圏外になってしまっていて、まだ確認出来ていないが・・・。
ワシントンDCのロナルド・レーガン空港で乗ったタクシーも、やはりメーターもクレジットカード決済端末もない普通の車で、i-Padが掲げられ、地図と走行ルートと値段が表示されていた。領収書が欲しいと頼むと、メールアドレスを入力しろと言う。なんとか完了したようで、ホテルに戻ってメールをチェックすると、確かに領収書が届いていた。
ところが・・・
この歳になって、署名に代わってメールアドレスの入力などという、七面倒な新たなステップが入ると、そのことに夢中になって、うっかりクレジットカードを受け取るのを忘れてしまった。相手が気が回らなかっただけだと言いたいところだが、私も注意散漫だった。いずれにしても、タクシーを降りて、ホテル・ロビーに一歩、足を踏み入れたところで気がついたが、後の祭り。仕方なく日本のオフィスに電話して、クレジットカードの失効手続きをとってもらった。出張初日にして、なんたる失態・・・。
ところが程なくして、タクシーの運ちゃんから電話が入った。降ろしたホテル名とクレジットカード記載の名前を頼りに、追いかけてくれたようで、どうする? と。ホテルまで届けてもいいけど、運賃を払ってね、と。勿論、支払うから待っていると答えると、運ちゃん自身の電話番号を教えてくれて、ちょっとアメリカ人を見直した瞬間だった。
そこまでされると、カードが戻ってくることが確信できたので、早速、東京に電話して失効手続きを止めようとしたが、一歩、間に合わなかった。
そして何も知らないその運ちゃんは、失効したクレジットカードをホテルまで届けてくれた。最初にホテルに到着したときにはチップ込みで25ドル支払ったが、15ドルでいいと言う。サバを読んでいるかも知れないし、もはや失効したカードだったけれども、気持ちが嬉しかったので20ドル札を渡した。運ちゃんも心なしか嬉しそうにトイレに向かった・・・。
というわけで、アメリカはペーパーレス社会で、スマホがないと生活できそうにない。アメリカ担当営業の知人に聞くと、タクシーを拾った!?と馬鹿にされた。今どき、当然の如くUberらしい。私は・・・と言うか、日本は・・・間違いなく遅れている。
上の写真、ワシントンDCの通りにも(中国ほどの規模ではないが)貸し自転車がある。
ワシントンDCのロナルド・レーガン空港で乗ったタクシーも、やはりメーターもクレジットカード決済端末もない普通の車で、i-Padが掲げられ、地図と走行ルートと値段が表示されていた。領収書が欲しいと頼むと、メールアドレスを入力しろと言う。なんとか完了したようで、ホテルに戻ってメールをチェックすると、確かに領収書が届いていた。
ところが・・・
この歳になって、署名に代わってメールアドレスの入力などという、七面倒な新たなステップが入ると、そのことに夢中になって、うっかりクレジットカードを受け取るのを忘れてしまった。相手が気が回らなかっただけだと言いたいところだが、私も注意散漫だった。いずれにしても、タクシーを降りて、ホテル・ロビーに一歩、足を踏み入れたところで気がついたが、後の祭り。仕方なく日本のオフィスに電話して、クレジットカードの失効手続きをとってもらった。出張初日にして、なんたる失態・・・。
ところが程なくして、タクシーの運ちゃんから電話が入った。降ろしたホテル名とクレジットカード記載の名前を頼りに、追いかけてくれたようで、どうする? と。ホテルまで届けてもいいけど、運賃を払ってね、と。勿論、支払うから待っていると答えると、運ちゃん自身の電話番号を教えてくれて、ちょっとアメリカ人を見直した瞬間だった。
そこまでされると、カードが戻ってくることが確信できたので、早速、東京に電話して失効手続きを止めようとしたが、一歩、間に合わなかった。
そして何も知らないその運ちゃんは、失効したクレジットカードをホテルまで届けてくれた。最初にホテルに到着したときにはチップ込みで25ドル支払ったが、15ドルでいいと言う。サバを読んでいるかも知れないし、もはや失効したカードだったけれども、気持ちが嬉しかったので20ドル札を渡した。運ちゃんも心なしか嬉しそうにトイレに向かった・・・。
というわけで、アメリカはペーパーレス社会で、スマホがないと生活できそうにない。アメリカ担当営業の知人に聞くと、タクシーを拾った!?と馬鹿にされた。今どき、当然の如くUberらしい。私は・・・と言うか、日本は・・・間違いなく遅れている。
上の写真、ワシントンDCの通りにも(中国ほどの規模ではないが)貸し自転車がある。