ブルーシャムロック

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6 月のキンナラ_05

2010-05-18 07:09:03 | 逆襲の藤隆
「経験だとしたら、どうなんだろうね。」
投稿の道路を歩きながら逹彌は答える。
「どうだか・・・。」
得意になりながら、はるかはConcrete の護岸ごしの瀬戸内海を見た。
「横を見ないで真剣に答えろよ。」
逹彌は聊か向きになっていた。
「真剣に答えることはないでしょう。自然よ。自然。」
はるかはそう答える。
「自然問いってもな。友輝とあゆみちゃんのバカップルを見てしまったらな。」
逹彌は深刻な顔になった。このはるかという人は、なぜだか
真剣になってしまうことがある。
「俺、女性とつきあうのって單純に考えていたな。でもそうじゃない。」
これまで女の子には、裸とかなんとかでしか見たことがないので、
彼女という人は、どうにも大人の對應をしたいのだが・・・。
逹彌は言葉に詰まっていた。
「あんたは真剣にスケベなことを考えなければ、急度中味が伴ってくる。」
はるかは確証に満ちた顏をした。
もうすぐ學校である。
おわり
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