ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

沢山のブドリやネリためにやらねば_3

2023-12-17 04:22:51 | 逆襲の藤隆
「実はね、山田守さんといったね。僕は
平行世界の自分自身のためにこの実にならない
研究をしているんだ。ある大事故で
自分が取り返しの付かないことが起きてね。」
えっくすしはそんなことを言う。
「わかるよ。君の研究が平行世界のためだという
のが、でも出木杉英才にわかるとは思えない。」
と、山田守は傾聴はしているのだが、
出木杉英才の性格を考えながら答えていた。
「ああ。分からないまでもそれは僕に課せられた
義務だから、やっているんだ。」
とえっくすし。
「うん。僕は君の研究を守り、そして、
出木杉英才を守るんだ。だけれども、
彼は奥さんを亡くしてからは、
気持ちが動揺している。
彼のためにも彼の研究に沒頭させたい。」
と答えていた。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沢山のブドリやネリためにや... | トップ | 沢山のブドリやネリためにや... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

逆襲の藤隆」カテゴリの最新記事