ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

ぷりぷり縣から帰って来て

2021-07-31 06:34:45 | 潮風の櫻
編集長がぷりぷり縣から帰って来て、お土産と共に、
あるものを持ってきた。
「現在ぷりぷり縣は実業家山田守氏の本據地らしいよね。珍しい布を
作っているようだ。漂流プラスチックと外来植物のセイタカアワダチソウを
使った繊維を開発しているようだ。」
と、編集長が部下に繊維を見せる。
「麻みたいな感覚だ。」
部下は答えた。
「個人的には木綿かリネンに近いほうがいいと考えていたが。
昔日本で使われていた麻みたいな感じになったのだろう。
彼の資料館でみた資料だったけれども、木綿に近い素材も開発されていたようだ。」
と編集長。
「これを今は作りたいんでしょうね。昔の様式が嫌いなベテランアーティストがいるから。」
と、他の部下も言う。
その後はわからない。
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アニメと実写の膵臓

2021-07-29 18:49:08 | 逆襲の藤隆
朝岡蓮次が、社会人として働き始めたとき、彼の直接の上司である編集長が
急にぷりぷり縣に出張になった。
「実は私と、同じような体験をした人がぷりぷり縣の高校教師でいて、
彼と対談することになったんだ。」
と羽田からぷりぷり縣に行く飛行機のきっぷを見せた。
「一体どんな体験をしたんです。」
蓮次は不思議そうに、編集長に尋ねる。
「ああ、私もそうだけれも、難病にかかって余命幾許も無く、なぜだか
通り魔に刺されて死んだ女子高生という体験をした男なんだ。
なぜだか、私と符合する。共通するところは、その友達の親友と結婚したこと
かな。」
と編集長は笑って答えた。
「不思議な体験もあるものですね。」
と蓮次は何も言えない。
「明日羽田の朝一番の便だ。」
と編集長は多少独り言見たく言う。
この後、彼とぷりぷり縣の高校教師の話題は雑誌に掲載された。
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山田守の悲しそうな顔

2021-07-25 17:18:20 | 逆襲の藤隆
出来杉とyちゃんが結婚したとき、ブーケトスの際、うまくキャッチしたのは
出来杉英才の共同研究者で、実業家の山田守という男だった。
「これに対して、yちゃんは実に不満のようだが、私としては
君とうまくやっているお近づきの印だと思っているよ。」
と山田守は平然と答えた。
「だが、私の細君(サイクン)としては、女性が取るものだと思っていたから尚更。
僕がyちゃんを受け止めるほうが正解に思えているんだ。えっくすしが
受け止めるべきじゃないと最近思えてきているんだ。」
出来杉はいう。彼自身えっくすしを悪く言うことはない。むしろえっくすしを
嫌みや惡口が止まらないのは出来杉の細君(サイクン)である。
「ああ、あの奥さんだが、やはり君じゃないとね。」
と山田守は出来杉を一瞥した。
「ああ。」
出来杉は多少うろたえた。
彼を狙う見えざる敵に対する警戒だろうか。
「見えざる敵のことは気にしないでいい。自分が経営している会社が正体を突き止める。」
と山田守はいう。
「お気遣いなく。」
と出来杉は言う。
「君の人を悪く言わない性格がひねくれた生き物に敵愾心与えているということが
わからないのかな。なぜ、ヒトは敵愾心を持つのかわからないのか。君ぐらいの男が。」
と山田守。
「あ・・・」
出来杉は口ごもった。
「かつて君をyちゃんがらみで一方的に敵視したえっくすしにきくそぶりもなかったとき、
君に怒りをぶちまけたのはどうしてわかるんだい。」
山田守は出来杉を睨んだ。
「それは、彼があまりにも弱いから。」
と出来杉は答えた。
「それは君の弱さかもしれない。」
山田守の顔は悲しそうだった。
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うーむ。

2021-07-09 08:31:03 | 逆襲の藤隆
朝岡蓮次は、平賀知世の車の助手席に乗っていた。
その助手席は、社内の左にについている。
なぜだか蓮次は携帯端末とにらめっこしながら
プラモSimulationの資料をずっと見ている。
ハンドルを握っている知世が多少きつそうな顔をしているのは
氣のせいだろうか。目的地は佐原と書かれている。
「そういえば、ボスポラス学院という大学がエントリー
されているけれども、私の大学でもギリシャ・ローマの遺跡の発掘で
よくそこの学生を見るよ。」
と知世が答えた。
「ああ。そうだよ。このボスポラス学院のモデルは古代戰士みたいな
オリジナルモデルが有名なんだよ。」
と蓮次が答えた。
「やっぱりな、このプラモSimulationに出場している人も影響を与えているのか。」
知世が答えた。
佐原の物語はここで語ることではない。
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青師團大學の使用モデル

2021-07-04 06:33:49 | 逆襲の藤隆
「青師團大學の使用モデルは、メガロザマックみたいだな。でも
モデルは激レアで使用できないはずだ。」
朝岡蓮次は資料を読みながら、サイトを讀み進めた。
「モデルとしては、ガンプラやスター・ウォーズ、zoidsなどを改造して制作。
今では手に入らないモデルはスクラッチビルドで作るしかないとリーダー格。」
なるほど、どれも入手しやすいよね。結局ビッグタイトルが残るのかな
蓮次は残念がった。
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朝岡蓮次の密かな趣味

2021-07-03 04:49:10 | 逆襲の藤隆
「ふーん。プラモシュミレーション大学選手権だけれども、青師團大学という
学校が決勝まで来たんだ・・・。一体どんな大学なんだろう。この競技では
何もわからない感じの大学だったからね。」
と、朝岡蓮次は自分のマイブームであるe-スポーツ観戦の為に見ているサイト
を見ながら答えた。
朝岡蓮次が好んで視聴しているプラモシュミレーションは、元々ガンプラオンリー
で始まったのだが、次第にzoidsやメガロザマック、ザ・アニメージなどのモデルを
混ぜながら始まったのだった。
で、それはさておき、
「習志野工科大學プラモシュミレーション部、チーム知波単と対決するのが、
青師團大学だったよなぁ・・。何をやっている大学なんだろう。」
と、蓮次は素早く青師團大学を検索してみる。
「ええっ。スプラトゥーンみたいなサバケー系のゲームで上位入賞を果たしている大學か。
岡山に本部があって、組織戦には定評がある。と書いてある。」
と自分で納得している蓮次。
「情報を軽視する、チーム知波単に対して、それなりに情報を重視するチーム。
果たして全國大會どうなるのだろうか。」
と、記事の作者の言葉に動搖している。
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