ブルーシャムロック

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ヒッチハイク騒動その後

2017-03-23 19:15:16 | 逆襲の藤隆
「うん。この写真はいいね。」
「私はこの写真がいいな。」
僕、朝岡蓮次が恋人平賀知世と選んでいるのは、過ぎる週、遠州から中京広域圏と言われる土地に
車で旅行に行った時の、写真を見ていた。
「この写真はパディとサンディベルか。」
セリフにある横文字の二人は、大井川河畔を通っていた時いきなりヒッチハイクしてきた
白人ふたり組だった。
昨日、彼らがヒッチハイクは非常手段だったと誤りのメールが自分と知世の端末に送信されてきた。
「今度、大井川河畔での取材がアメリカかukの雑誌に乗るとサンディベルが言っている。」
知世が言う。
「ぜひ読んでみたいものだ。」
と、僕はパディが良く寄稿する英語圏のワインサイトを見ていた。
早速山梨と信州の話題が乗っている。
「僕らも知らないワイナリーがあるんだ。」
知世は
「今度寄ってみない。」
という。
それはそれで面白いね。

浜名湖に旅行に来ていた。

2017-03-06 10:30:28 | 逆襲の藤隆
「夕べ、大井川河畔でおろしてくれとか言っていた、外国人だけれどもglasgow出身の女性とダブリン出身の男性の
ふたり組だったよね。」
僕、朝岡蓮次は助手席に座っている、恋人平賀知世に話す。
「そうね。女性のほうが、鉄道ジャーナリストで、男性の方がワイン評論家だとか。」
知世は、フロントガラスを見ていた。
「何かと接点のない人間たちだったけれども、どうして日本まで来たのか。」
車は、愛知県を差し掛かったところに来ている。
「いろいろあるのよ。でもお目当ての人に出会えたのかな。」
知世は答えた。
「今日はコンビニで買ったお弁当で車中泊か・・。」
僕は後部座席の一升瓶のワインを見た。