ブルーシャムロック

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人は、退出下さい。

やはりこれでいいのだ。

2021-06-10 05:53:51 | 逆襲の藤隆
新作水着用布の開発現場、技術顧問に招聘された出木杉英才は、
訝しがつていた。
「君は自分の力を変なものに使っていないだろうか。なんで六尺褌にもしようとするんだ。」
新作水着用布のマスコミ用會見でパートナーの行動に憤慨していた。
「ああ、それでもいいんだよ。意外と六尺褌にも需要があるからね。ある地域では六尺褌を
水着としてリバイバルヒットしているものがあるから。赤ふんだけが水着なのはなんだか寂しい。」
とビジネスパートナーは呟いた。
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金沢での出来事

2021-05-22 06:08:53 | 逆襲の藤隆
「そういえば、御社の親会社のような関係だった大道寺財閥の
社長令嬢のかたは儚で美しかった。腰まである長い髪が美しくてね。」
金沢市に本社のある大門山財閥の若き總帥はそう答えた。
大門山財閥は、新興の重機を扱う作業で、トンネルの掘削を行うために使う重機は
定評がある。大門山財閥は現在の当主によって大きく発展した。
「ところで、大道寺財閥のお嬢さんって当時いくつだったのですか。」
山田守は聞いた。
「当時中学校1年生、13歳だったと思います。私が高校3年で18歳だったのですが、
大人っぽい感じに圧倒されたのですが、金沢の老舗の和菓子屋に赴いて私がおすすめ
したのですが、とても喜んでくれまして、大切なお友達にもあげるといってくださって。」
總帥はしみじみと、そして美人だった女性にデレデレとしていた。
「もしかしたら、總帥はロリコンですか?」
山田守は意地悪な質問をした。
「いえ、あまりの美しさにびっくりしたのです、その後テロリストに襲撃されて
死んでしまったのです。私が恋い焦がれた人はもうこの世にいません。」
と總帥は語った。
「そうなんですね。」
山田守は、表情を変えなかった。
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えっくすしとyちゃんの結婚披露宴

2021-05-06 05:21:30 | 逆襲の藤隆
「僕とyちゃんの結婚披露宴か。多元宇宙なんて見たくもなかったが、胸くそ悪い
光景だ。yちゃんにニヤニヤしている僕を結婚式の来客の席に座っているのが気に食わない。
なぜだ。胸が張り裂けそうだ。誰が出来杉を呼んだんだろうか。僕か、それとも
yちゃんだろうか。」
最近えっくすしが開発した多元宇宙移動機という機械で、パラレルワールドの
自分を覗くことに成功したえっくすしである。
えっくすしの心の中には、出来杉を斥[しりぞ]けなければいけない。あいつに勝ちたいという
心が芽生えてきた。
「でも、僕はあのyちゃんと結婚した、僕を守るために僕は頑張っているから皮肉だよな。
あのぐらいの器がなければ、無意識のうちに人に傷を負わせている出来杉には勝てない
と思うときもあるよ。」
とえっくすしは苦笑した。
そんなとき、えっくすしのスマホにあるダイレクトメールが飛び込んできた。
「出来杉博士、山田守氏と一緒に、航空機エンジンを開発。レシプロエンジンを
簡単にターボプロップエンジンに換裝できるシステムである。」
とダイレクトメールは伝えていた。
「先日も、山田守氏は木綿とも化學纖維を混ぜた水着用布を開発したと聞く。
私も山田守氏とは出會つたが、僕と出来杉との間に立って、立ち回っている。
これで僕もyちゃんと結婚した自分のサポートができるのかもしれない。」
とえっくすしは答えた。

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yちゃんは冷徹にも出来杉との結婚式に僕を呼ばなかった。

2021-05-05 06:39:54 | 逆襲の藤隆
「なぜ、えっくすしを僕と君の結婚式に呼ばないんだい。」
出来杉は、yちゃんとの結婚式にかつて彼女が好きで、出来杉のクラスメートだった
えっくすしを呼ばなかったこと残念がった。
「だって、私は彼が好きではなかったし、彼がまとわりついてきただけ
なの。彼も自分の研究の方が優先じゃないかしら。私が呼びたい人だけを
呼びたいの。出来杉さんが、なぜだかえっくすしに執着する意味が分からない。
いつも明晰に答えている出来杉さんが、えっくすしのことになると
変に介在・介入することが多い。」
yちゃんは出来杉を睨んだ。
「ああ。どうしてわかる。彼がもっと大人なってほしい、もっと成長してほしい
と思っているから色々助言するんだ。でも、彼がわかってくれない
だから、彼がわかるまで彼に色々助けてあげるんだ。」
と出来杉は言う。
「その行動が、えっくすしだけではなくて、他に出来杉さんを恐れる人が攻撃してくるのよ。
なぜわからないの。招待状を送らななかった、えっくすしが、生きる価値を変えて、
あなたに介在・介入を防ぐために生きることを選んだのかもしれない。」
とyちゃんは言う。
「そんなバカな・・。」
出来杉は言葉を失っていた。
その後の結婚式のことは筆者は語ることは無い。
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新世紀の神になるというやつより難しいやつ

2021-05-03 15:33:27 | 逆襲の藤隆
「俺は新世紀の神になる。」
といったやつがいた。
それは私にとっては気持ちの上でちょろい。
しかし、出来杉英才のような巨大な力を持ち、それを無意識のうちに拔き身の刃を
見せているヤツのほうが難しい。
えっくすしは、こんなやつと嫁さんの取り合いをしていたのか。
こういうやつに限って一旦負けたふりはいくらでもするんだよ。
それよりも自分の大義を優先する男だから、少しの敗北は計算のうちなんだよな。
無論僕だからそう思うのかもしれないけれども、えっくすしはyちゃんと結婚する事
がゴールなんだろうなぁ。
今彼を執拗に狙ってくるやつへの対処方法を出来杉英才は無いみたいだ。
「君ほどの男が何故襲ってくるやつのことがわからないのか。」
以外にもえっくすし以上に出来杉英才は学習しないのだろうか。
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サンドスターになるもの

2021-04-29 17:22:28 | 逆襲の藤隆
「君のその態度が、剥身の刃を見せつけるのだ。なぜそれがわからん。」
えっくすしと名乗る男はすごい形相で出来杉英才を睨みつけた。
普段ならば、冷靜沈着で表情を変えない男が一瞬たじろいだ。
「この研究はタイムマシンである場所に訪れたときの不幸な未来を自分が防ぐために
向う岸の僕が幸せになるために、僕が研究しているのだ。君は手出し不要だ。」
えっくすしの言葉を出来杉英才は山田守という共同研究者に伝えた。
「仕方がない。」
山田守は出来杉に厳しい表情をした。
「なぜなんだ、僕にはそれがわからないんだ。人類の幸せのためにえっくすしと僕が
共同研究したほうが幸せなのに。」
出来杉英才は山田守に懇願するように言う。
「えっくすしは、きっと条件付きの幸せというディストピアより、多少自分が負けたとしても
納得の行くハッピーエンドを考えるようになったんだ。ダメダメだったえっくすしが
高校時代、君に肉薄する成績を収めるようになったのを。」
山田守はいたって冷靜沈着だった。
「そんなバカな。」
出来杉英才はそんな言葉を上げた。
「全く持って完璧で予習復習を忘れない男がえっくすしの戰術に
翻弄されるとは。そして、そんなバカなという言葉は君らしくないってえっくすしは
言うだろう。」
山田守は言う。
「全く持って今度の飛行艇のエンジンだって軍事転用だって・・。」
慌てふためく出来杉英才に山田守
「ああ。そうとも。それは仕方無い。」
と表情を変えなかった。
「なんてことを。」
出来杉英才は言う。
「できるだけよこしまな生き物には僕も行き渡らせないようにするが・・。
しかし、止められないものだってある。」
山田守は答えた。
「うーん。」
氣の拔けた炭酸水のような表情の出来杉英才に
「それでも僕との関係は続けるんだろう。」
と山田守は言った。
「僕は君とexamsystemの研究を実用させたい・・。」
出来杉英才は答えた。
「そうだね。examsystemの制作の副産物である、溶液をどうしようかな・・。」
山田守は答えた。この副産物の溶液を妖怪世界に住む生き物が引き取ること
を、接触してきた物が伝えていた。
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新しい飛行艇のエンジン

2021-04-24 07:22:07 | 逆襲の藤隆
「出来杉君の理論を使った新しい飛行艇のエンジン、中々評判がいいよ。」
山田守は、設計図を見ながら言う。
「ただ君の設計を手傳つただけだ。」
出来杉は謙遜する。
「君が謙遜すれば、するほどみんな警戒する。まあ俺はやったぐらいに考えればいいのに。」
と山田守は険しい顔をした。
「山田守さんは僕が謙遜すると、いつも険しい顔をするよね。」
と出来杉は涼しい顔で言う。
「先日のえっくすしとのやり取りで君がやり込められたのを見ていて、君の謙遜が
えっくすしを怒らせたのだ。怒らせるよりは君の力を見せたほうが、君を守る。」
と山田守は言う。
「でも、そんなことをしたら。」
出来杉は怒ろうとした。
「その、怒るようなところが、君を敵視する人々への力を与えてしまうのだ。」
山田守は表情を変えなかった。
「そうなのかな。」
出来杉は複雑な表情をした。
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再び上大岡

2021-04-06 05:14:39 | 逆襲の藤隆
「ふーん。これでぶじにかえってきたのか。」
朝岡蓮次は、平賀知世のリゾートタウンのお土産を見ながら、
かなり早い時間に帰ってきたのに舌を卷いていた。
「あのときは、私自身日帰りでも変えるつもりだったから、飛行機は大丈夫だと
思ったけれども、でも、飛行艇に乗るという体験できないことができた。」
「ああ、僕も乗りたかったな飛行艇。」
と蓮次は残念がった。
「まあ、どこかで乗る機会が存在するとか飛行艇に載せてくれた
ベンチャー企業の社長さんが述べていたけれどもね。」
と知世がふふっと笑った。
「友人とはどうだったの。」
蓮次は多少心配そうだった。
「うん。私もxxさんに水着を作ったんだけれども、xxさんも私に水着を作ってくれた。
その水着を着用して、xxさんとxxさんの彼氏と蓮次君でリゾートタウンでwデートを楽しもう
と言ってくれた。xxさんのセンスはいいから、私も着て行て安心な部分がある。」
と、知世は答えた。
「僕も知世と一緒に何處か行けるならば、楽しいよ。xxさん、知世のことを心配してくれる
ようだね。」
と蓮次は答えた。
「そうね。」
と知世は言う。
「ああ、僕も知世にふさわしい男になるようにしなければね。」
と、蓮次は答えた。

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達磨面出現

2021-04-05 04:56:32 | 逆襲の藤隆
「殆ど、手弁当で飛行機に乗ってきたから、羽田には今回の水着を作れば大丈夫だと
思って、やってきたのよ。どうしよう・・。今度の講義には朝一で必ず
出席したいと思っていたの。」
知世は動揺していた。
「そうね。私ももう一晩泊まってとは言えないなぁ。私の知り合いの旅行代理店や航空会社
の人に問い合わせてみる。」
と、友人はスマホを手に取つた。
「あれば、どの便で構いません。」
知世は決意に満ちて言う。
「だめだわ。今現在固定翼航空機の便は成田行きばかりで、羽田行きは捕まらないわ。
羽田行きは講義の翌日だったら大丈夫だけれども。」
友人は困ったような表情だった。
「なにかあると嬉しいのですが、やっぱり自分の行ないが悪かったのかな。」
知世はためいきをついていた。
そんなとき、友人のショップの自動ドアが開いた。
「xxさん、今度飛行艇で日本の大きな港とこのリゾートタウンを結ぶベンチャーを始めたのだけれども
パンフレットを置きに来たよ。」
と、どことなく達磨を訪佛とさせる男がやってきた。
「ああ、yyさん。わかりました。手短かにお願いします。パンフレットはここに
おいてください。」
友人はレジの周りを指示していた。
「飛行艇で日本の大きな港と言いましたよね。どんな業務なんですか。」
知世は、達磨面の人を見た。
「計画では、関東の大きな港では横浜の大桟橋を着水を計画している。実験を兼ねて
飛行艇の處女公開を考えているんだ。」
達磨面は、知世と友人を見た。
「確か大桟橋の最寄り駅って、知世さんの自宅の最寄り駅から、羽田より近い場所に
あるんじゃないかしら。」
友人が知世に言う。
「そうですね。」
知世は確信を持った。
「それじゃあ、善は急げだ。このショップの裏にあるクルーズ船が止まる港に飛行艇がいる。」
達磨面は知世を見た。
「xxさん、もしかしたら、飛行艇に載せてもらえるかもしれません。」
知世は友人を見た。
「それってあんまり体験ができないと思う。」
友人は知世の嬉しそうな表情をみて、安心しろという顔をしていた。
「いつでも飛び立てるのであるならば荷物をすぐにまとめて出発できます。」
知世は達磨面に言う。
「xxさん、港に向かいます。」
と、知世は友人の顔を見た。
「関東についたら、メールを下さい。」
友人はそう答えた。
クルーズ船がが止まる港は
リゾートタウンのホテルぐらいの背丈の乗降口が存在している。
そこに、飛行艇が止まっていた。いわゆる船みたいな底になっていて、水面に対応
できる設計を除けば、小型の旅客機ぐらいの大きさで4發のプロペラエンジンがついている。
「これが飛行艇ですか。」
知世は達磨面をみた。
「まあな。元々官公庁で災害救助などに使っていたものを、我々ベンチャー企業が
買い取ってね。旅客機にしたんだ。」
達磨面に言われるまま、座席に座り、
シートベルトを締める。
「まあ、陸の旅客機ぐらいのスピードが出る。リゾートタウンの港を飛立つて、
大桟橋に羽田行きの飛行機ぐらいの時間には着水できる。」
達磨面はいう。
「そうですね。」
それぐらいしか言葉は出ない。
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完成はしたものの・・・。

2021-04-04 05:59:11 | 逆襲の藤隆
「ええと、この椿柄の便箋をください。」
友人は夢二グッズや和風柄を扱う店であるアイテムに
手が行き、それを購入していた。
「xxさんにしては渋い趣味です。」
知世は本音を漏らした。
「そうね。でも、これ私必要なのよ。この柄じゃないとね。」
友人は知世に言う。
知世は店を見回しながら、また欲しい商品が出てくるのではないかと
思った。でも、浩一郎君を考えてしまうような柄が多くて、
そこまでほしいとは思えなかった。
「私としてはこの大島紬の柄のレターセットかな。」
と、それに手をとった。
「なんとも女性向きな柄だ。まあ、萌美ちゃん向きだと考えれば
私も安心かな。」
と友人が言う。
そして、知世は友人の居住スペースにおもむいた。
目の前にあるのは、ヤシの木柄とイルカ柄の水着用布だった。
「今囘はこれで、水着を作ります。ワンピース水着のイメージです。」
知世は無心に裁縫道具などを動かし、まず型紙を作り、そして水着を作っていた。
隣で友人がスキャナーで夢二風の椿柄を取り込んでいた。
「何をするんですか。」
知世は友人の行動を見ていた。
「まあ、見ていてね。」
友人は口に手を当てた。
元々、知世は柿沼萌美に恋愛感情を持っていた。その当時のことを考えると
女の子に着て欲しい水着を作っていた。
しかし、浩一郎君に雷に打たれたような気持ちになってから
女の子に着て欲しい水着よりも、浩一郎君と萌美ちゃんのペアルックみたいな
水着を作って、不思議なデザインの布や和風柄の布ばかり選んでいた。
しかし、それじゃだめなんだ。
このリゾートタウンにいる友人も憂慮している。
「知世さん、私も友達、萌美ちゃんも友達。友達のことを考えれば、きっとうまくいく。」
と友人はささやいた。
「ありがとうございます。」
知世は、そういう言葉しか出てこなかった。
無心に手を動かしていたら、もう夜だった。
「できました。そして、xxさんのビキニも作っていました。」
と、ヤシの木柄とイルカ柄の水着と、その布で作った友人用のビキニを見せた。
「頑張ったわね。そして、私の水着も作ってくれたんだ。実はね。
あなた向きの水着を昼間に購入した夢二の椿柄を使ってビキニの水着を作ってみた。
こんどこのリゾートタウンに来たとき、私と一緒に海やプールに行きましょう。
そして、蓮次君も連れて来てね。」と
友人は言う。
「そうですか。わかりました。それじゃあ假眠と取ります。」
と知世は友人が作った水着を手にしながらベッドで横になっていた。
目が覺めた時・・。
「しまった。羽田行きの飛行機に乗り遅れた。」
と、知世は開いた口が塞がらない状態になっていた。
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