ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

歴史は変わるのか?

2018-08-20 16:54:03 | 逆襲の藤隆
「もしかしたら歴史の潮目が変わるかもね。」
どこかの高速道路のサービスエリアで読んだ出来杉英才博士に関する記事を
読んだ僕、朝岡蓮次の恋人平賀知世はそう言う。
「どうして?」
僕は知世に聞いてみる。
「あの男とは以前小学生時代にあったが、何も遮るものがなく自分の巨大な力を
ふるえるだけ奮って、逆に人を恐れさせる人だとは思ったよ。
あの死んだ嫁さん目当てで出来杉を憎んでいた男が、あの男のことを考えるのをやめ
別な道を歩んだ時、あいつは自分の力によって音もなく崩れる。」
と知世は言う。まるで見てきたよう言う。中学校時代からそこら辺は怖いけれどもね。
「そうなのかー。」
僕は毎度毎度だけれどもこういう言葉しか出ない。
「僕には到底あの人の世界には至らないだろうね。」
僕は苦笑している。
「そうだねぇ。彼の近くに子供の頃からいて、あの人のプレッシャーを超えようと思う人にとっては
超えることが成長なのかも。」
と珈琲を口にしながら知世は答えた。
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時間を操る者

2018-08-17 10:03:51 | 逆襲の藤隆
出木杉君、君が時間と歴史を操ることができることがどのくらいわかっている?
現在研究を続けている大事故の自分の処理をしている時に、感じたことだ。
なんともなしに、君の嫁さんはなんともなしに君と結婚した。
研究を続けている時思った。
「もし、僕と彼女が結婚したら出来杉は手負いになるな。ひょっとしたらもっとひどいことになるな。」
と、僕は考えたんだ。
だから、尚更君には介入して欲しくない。
君はいいやつだが、君の行動が人を傷つけることがわからない。きっとあの雨の夜
君の嫁さんを殺害したのは、君が知らずに傷つけた人かもね。
どこまで君は考えているかわからない。
君はどこまで歴史を動かせるのかわかる存在かな。わかっていないようにも思える。
君を追い詰めて破滅させることは新しい歴史を作ることだと考えているのだ。
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冬のジョギング

2018-08-02 18:13:50 | 逆襲の藤隆
冬のジョギング。
河川敷をジョギングしている。
いつも自宅を過ぎて近くのコンビニの近くを通りかかる
ゴーダマートだったけれども、大手のつるきが乗っ取ったのか
ゴーダ・ツルキマートになっていた。
以前、このゴーダマートの経営者について、私の共同研究者は言う。
「出来杉と同じくらい曾て恐れた男だ。」
と言っていた。
私もインターネットなどでゴーダマートのことを聞くけれども、
かなり業績が悪化していると言う。
このゴーダマートの社長のこと、
出来杉同様、
「自分の力によって滅びる生き物だ。」
と言いそうだよね。
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