ブルーシャムロック

此処はtomohiroのオリジナル小説サイトです。
小説主体ですので、小説に興味の無い
人は、退出下さい。

少しこぼれ話

2022-04-23 16:20:31 | 逆襲の藤隆
ホスローとシーリーンは、自分の家の隣に住む錬金術師が
あらゆる時空を飛べる道具を作っているらしい。
しかし、魔法の発展が、人間を発展させるか疑問だと述べていた。
故郷の街から逃げてきたホスローとシーリーンも同感だった。
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錬金術師が住むとなりに

2022-04-08 16:55:41 | 逆襲の藤隆
ホスローとシーリーンは、故郷の街から逃れるためにある錬金術師
が住む街にやってきた。錬金術師の住栖兼、研究所の部屋のすぐとなりに
家として使える小屋が存在したので、その小屋を使わせてもらった。
ホスローは鍛冶屋を行っていたので、農機具や劔を作り始めた。
シーリーンは、故郷の街でも、錬金術師が住む街でも生えている
雑草を使って布を作っていた。
錬金術師は二人のものの出來映えに目を見張つたが、
こう呟いた。
「この、オリハルコンとミスリルの合金は私の錬金術を使えば簡単に作れる。
雑草を使って作った布は見事なものだ。ひょっとしたら、私の錬金術
の技術を使えば、つきあいのある人のために水着用布ができるかもしれない。
ここ最近考えるのは、魔法の発展が、人類の幸福につながるのかどうか
全くわからない。だから、彼らのためにも、私は目を細めて待っている。」
とである。
錬金術師が手に取つたのは、修理中の異世界に行ける道具だった。
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えっくすしに忠告はできるのだろうか

2022-04-03 05:50:24 | 逆襲の藤隆
ここだけの話、私はタイムリーパーである。
あのえっくすしとyちゃんが結婚を成功させ、出来杉がソレを眺めている
世界から、えっくすしがyちゃんとの結婚を諦め、
出来杉と結婚することを認めた時代にタイムリープに成功した。
私は元いた時代、ピアニストを諦めて、歴史家の道を
歩んだのだけれども、
その中で、科学者として成功した出来杉英才と会談した
ことが多かった。
彼は勝利者の余裕のようなものを感じた。
歴史家である私はなにか怖いと感じた。
ヘラヘラして、出来杉と友達ごっこをしているえっくすしは
悲しかった。
彼の監視のもと、yちゃんと夫婦として、そして生まれた子供のため生きるのは
悲しい。丁度その時、歴史家かピアニストかと思っていた時代にタイムリープし、
えっくすしに忠告したとき・・。
「僕も未来を見る機械で、あの男の軛の下生きるのは悲しいと思っていた。」
と言い始めた・・・。
彼が生き方を変える事故にあったのは私がタイムリープしてすぐだった・・。
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ある町に向かう

2022-04-02 05:53:43 | 逆襲の藤隆
「シーリーン、夢見のおばばが言っていたが、僕たちは悲戀に終わった
遠い国の王女と王子の生まれ変わりなのだろうか。」
ホスローというある男性が、ヒトコトのべた。
「ホスロー、そうだったら嫌だな。私達が故郷の町を逃げ出したのは
そういう生まれ変わりとか言うのが嫌で、逃げてきたんでしょう。」
と、シーリーンは言う。
「ああ、僕としてはどこか逃げられる場所ってないのかなぁ・・。」
一週間前、夢見のおばばが述べた言葉は、
「前世の王子と王女は、悲戀の末同じ墓に埋まっている。」
と述べていた。
「同じ墓に埋葬することが、念願だろうか。もしかしたら愛し合っていても
離れ離れになることだってあるじゃないの。」
と、シーリーンは言う。
「確かにそうだね。」
ホスローは自分の親族の一族の墓に入りたくないという言葉を思い出す。
「でしょう。死んでから隣同士の墓に葬られるのは嫌だなぁ。」
と言いつつ二人はある町に向かっていた。

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