はるかが目が覚めたとき、友輝はすでにBed にいなかった。
少し前からつきあい始めた、あゆみちゃんがうるさいので
基本的に寝坊で、たたき起こさないと行けない男が、女の子一人で変わるのかな。
はるかはそう思っていた。
通行服に着替え、ランドセルを背負って。いつもの通学路。
同じような男女の小学生が歩いていく中、一人のいがぐりを見つける。
逹彌だ。
「おう。ねぇちゃん。」
はるかに声をかける。
「友輝は?」
逹彌に言う。
「俺たちの遙か前。おおかたアユミといちゃついてあるいているんじゃねえのか。」
皮肉そうな顏で逹彌はそう答えていた。
「それもそうね・・・。」
はるかは逹彌と並びながら歩いていった。
「あの・・・。」
逹彌は言葉を言い出しかねていた。
「なんなの・・・。」
はるかが答えた。
「あのとき、俺は怖かった・・・。自分のやりたいことがとんでもない事みたいで。」
逹彌は話すのがもどかしかった。
「其れも経験。」
はるかはくすりと答えた
つづく
少し前からつきあい始めた、あゆみちゃんがうるさいので
基本的に寝坊で、たたき起こさないと行けない男が、女の子一人で変わるのかな。
はるかはそう思っていた。
通行服に着替え、ランドセルを背負って。いつもの通学路。
同じような男女の小学生が歩いていく中、一人のいがぐりを見つける。
逹彌だ。
「おう。ねぇちゃん。」
はるかに声をかける。
「友輝は?」
逹彌に言う。
「俺たちの遙か前。おおかたアユミといちゃついてあるいているんじゃねえのか。」
皮肉そうな顏で逹彌はそう答えていた。
「それもそうね・・・。」
はるかは逹彌と並びながら歩いていった。
「あの・・・。」
逹彌は言葉を言い出しかねていた。
「なんなの・・・。」
はるかが答えた。
「あのとき、俺は怖かった・・・。自分のやりたいことがとんでもない事みたいで。」
逹彌は話すのがもどかしかった。
「其れも経験。」
はるかはくすりと答えた
つづく
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