【折々の花だより】

”季節の花だより”
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伏見神宝神社(ふしみかんだからじんじゃ)

2024-01-12 | デジカメ紀行
伏見稲荷大社の千本鳥居を抜けていく途中の丘に鎮座しています。

1月8日訪れました。

=伏見稲荷大社=


一の鳥居をくぐります。


本殿から千本鳥居を通り・・・


奥の院(奥社奉拝所)から熊鷹社へと向かう途中にある「根上がり松」の手前右側に案内看板があります。



階段状の山道を上がって行きます。


 






着きました。
=伏見神宝神社=

<鳥居>


<扁額>


<狛犬>
  







天照大御神を主祭として稲荷大神を配祠、十種の神宝(とくさのかんだから)を奉安。創祀 は平安時代初期。かつては稲荷山上に祀られていました。
仁和年間(885~89)宇多天皇は、大神宝使を発遣するなど、皇室の信仰も篤かったが、政変などにより中世以降は廃れていきました。1957年(昭和32)に今の場所に再建されました。

社名の「神宝」は奉安の十種の神宝、別名「天璽瑞宝十種(あまつしるしみずたからとくさ)」とも呼ばれる天孫の証となる10種類の宝物で、三種の神器のルーツとされています。物部氏の祖神、饒速日尊が天上よりもたらしたとされます。

十種神宝
沖津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)、八握剣(やつかのつるぎ)、生玉(いくたま)、死返玉(まかるかへしのたま)、足玉(たるたま)、道返玉(ちかへしのたま)、蛇比礼(おろちのひれ)、蜂比礼(はちのひれ)、品物之比礼(くさぐさのもののひれ)

境内の摂社・末社には、龍頭社、八大龍王大神、白龍大神が祀られ、龍神のパワースポットです。
4月18日神宝大祭鳴動神事、 7月土用中の日鎮魂大祭、11月3日御火焚祭。


<拝殿>


<神寶宮の扁額>


<狛龍>

  




    
向かって左が「地龍」右が「天龍」。あらゆる願いをかなえる力があるとされる、金色の「如意宝珠」を持ち拝殿を護っています。この2頭の龍は、天照大御神の神使(しんし)=神様の使者とされており、天と地を行き来しているそうです。


<稲荷山遥拝所>

霊山である稲荷山を遥拝する場所。朱塗りと竹製の2つの鳥居の真下には、磐境(いわさか)があり、神社の御神石とされる、降臨石「たけのこ石」が祀られています。
稲荷山の一の峰の直線上に遥拝所は位置し、稲荷山の神様の気が集まる場所で境内で随一のパワースポットとされています。

<おもかる石>





<正一位稲荷大明神の扁額>

かつてあった井戸の神様が祀られているそうです。


<祖霊社>

歴代の伏見神宝神社の神主、神官たちが祀られているそうです。


境内で。







<龍頭社(りゅうずしゃ)>摂社

稲荷山の地主神とされる龍頭大神が祀られています。西陣織の金具の龍頭にちなみ“衣の神様”とされています。

伏見神宝神社は「竹取物語」発祥の地とされています。龍頭社に祀られている龍頭大神は、かぐや姫が求婚者のひとりである大納言大伴御行(だいなごんおおとものみゆき)に出した難題、龍の首にある五色の玉の持ち主なのだそうです。

祠の横にあります。
水の中から姿を表す<龍頭像>

龍が口にくわえている宝珠を回しながら祈ると願いが叶うとされています。


<御朱印>



説明文は公式サイトを参考にしました。

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