【折々の花だより】

”季節の花だより”
花たちとの出会いを楽しんでます

元伊勢三社(皇大神社、豊受大神社、天岩戸神社)

2019-09-07 | デジカメ紀行
京都の自然200選 元伊勢三社(皇大神社、豊受大神社、天岩戸神社)
元伊勢神宮(もといせじんぐう)とは、伊勢神宮が伊勢の現在地に着座するまでに遷座した時に各地に分祀して残された元伊勢と云われる神社群。
丹波国(後に丹後国、現京都府福知山市大江町)に着座した皇大神社と豊受大神社はそれぞれ元内宮と元外宮と伝わり、大江町の二社を総称して元伊勢神宮ということがあります。
また、同地内の岩戸山という異称を持つ日室ヶ嶽の麓には天岩戸神社があって、これらで元伊勢三社とも言います。
ご利益は、家内安全と交通安全。

まずは外宮、元伊勢三社の一つ、豊受大神社へ。

元々は丹後地方の祖神。
古の時代、丹後には強大な王国がり、崇神天皇の時代、天照皇大神が巡行した時、真っ先に立ち寄ったのが豊受大神のもとだったといいます。豊受大神宮(伊勢神宮外宮)の元宮と伝承される神社です。

参拝順路


参道の階段を上がると
鳥居

黒木鳥居といい、皮を剥がずに原木をそのまま使用した原始的な手法のもの。
黒木の鳥居は全国でここと京都嵯峨野の野々宮神社以外には例がないそうです。




手水舎


鳥居をくぐり右に進むと、見えてきました。

右手に


左手には


境内に入ります。
社殿は、神明造り。

本殿


本殿の両側に
 


本殿を囲むように4所別宮があり、末社が37あります。

お参りをしながら、ぐるっとまわります。

本殿の後ろのほうへ・・・。



付近に

左側が龍燈の杉、右側が龍登の桧。





末社が続きます。















続いて皇大神社へ向かいます。







鳥居をくぐると、見えてきます。



天皇神道授与所・社務所


杉の巨木に覆われた参道、階段を登って行きます。



階段の上に見えているのが麻呂子スギ。





参道を左手にそれると。

御門神社


金のなる石




参道に戻りさらに階段を上がって行きます。



手水舎





皇大神社説明



ここにも木の鳥居が。


鳥居をくぐると、正面に拝殿がみえます。



その横には「龍灯の杉」と呼ばれる樹齢4000年と言われる御神木。






拝殿、本殿(祭神は天照皇大神)


本殿の左右には摂社があり、本殿をコの字に囲むように83の末社があります。

拝殿の右隣に天手力雄社(あめのたぢからおのみことしゃ)


拝殿の左隣に栲機千千姫社(たくはたちぢひめのみことしゃ)


ずらりと末社がならんでいます。





御若叡の森(みわかえのもり)



さざれ石







「豊かな自然環境が太古から保全されている元伊勢内宮の地にふさわしく、環境保全におよせになる大御心を詠まれた、平成八年歌会始(御題・苗)の御製を謹刻したものです」とのこと。







本堂裏手にやってきました。









天皇神道・岩長姫命社





和泉式部歌塚



写真は、6月19日のものです。

説明文は、一般社団法人 京都府北部地域連携都市圏振興社(海の京都DMO)サイト
公式サイト、Wikipedia、を参考にしました。



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