保健福祉の現場から

感じるままに

自殺者11年ぶり増

2021年03月16日 | Weblog
R3.3.16朝日新聞「2020年の自殺者2万1081人 11年ぶり増」(https://www.asahi.com/articles/ASP3H6T2HP3HUTFL00S.html?iref=com_apitop)。<以下引用>
<2020年の自殺者数の確定値が2万1081人と、前年より912人増えて11年ぶりの増加となった。厚生労働省が16日発表した。女性や若い世代の自殺者が特に増えており、厚労省は新型コロナウイルスによる生活の変化などが影響した可能性があるとみている。厚労省によると、男性が1万4055人(前年比23人減)、女性が7026人(同935人増)だった。年代別では40代が3568人で最多だが、増加幅では19歳以下が前年比17・9%増の777人、20代が同19・1%増の2521人と、若い世代が目立つ。自殺者数が増えるのは、リーマン・ショックの翌年の09年以来となる。原因・動機別にみると、健康問題が334人増の1万195人で最も多く、経済・生活問題は179人減の3216人だった。人口10万人あたりの自殺者数を示す「自殺死亡率」も16・7人で、11年ぶりに増加した。都道府県別では、岩手県が最も多い22・7人で、山梨県が22・4人、宮崎県が21・2人と続いた。>

R3.2.3現代「【三浦瑠麗】リベラルの限界…人類は新型コロナに「過剰適応」している」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79830)の「どんなに新型コロナウイルスの死者を防いでも、総体としての死者数をかえって増やしてしまえば意味がない。」(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/79830?page=2)は全く同感である。「データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-」(https://covid19.mhlw.go.jp/)の基本統計にある「性別・年代別死亡者数(累積)」は、自殺統計と比較検討されても良いかもしれない。今後、「V-RESAS(新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響の可視化)」(https://v-resas.go.jp/)、人口動態(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html)の「人口動態統計月報(概数)」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html)、被保護者調査(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/74-16.html)の月次調査(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/74-16b.html#link01)、自殺統計(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsutoukei-jisatsusyasu.html)などの推移も評価する必要がある。

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