保健福祉の現場から

感じるままに

変異株に対する診療ガイドラインを

2021年03月16日 | Weblog
R3.3.15NHK「埼玉 変異ウイルス患者対応の病院は」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20210315/1100011063.html)。<以下引用>
<変異したウイルスへの感染が60人確認されている埼玉県で、新型コロナの患者の対応にあたる埼玉県羽生市の病院では、変異ウイルスに感染した患者専用の病棟を設けて患者ごとにガウンを取り替えるなど、感染防止対策により厳重な注意を払いながら患者の治療にあたっています。埼玉県羽生市の「羽生総合病院」では、敷地内にプレハブの病棟を設け新型コロナウイルスの患者の治療にあたってきましたが、病院では県内で変異ウイルスの感染が初めて確認されたことし1月下旬以降、4つある病棟の1つを変異ウイルスの感染患者専用にあてて対応しているということです。専用の病棟には15日現在、イギリスとブラジルで感染が広がっている変異ウイルスの患者あわせて14人が入院していて、病棟の入り口は感染防止対策として透明のシートで仕切られているほか、廊下と病室を仕切るドアはウイルスが外に漏れないよう常に閉じた状態です。変異ウイルスの患者専用の病棟では、患者を診る際、医師らは患者ごとにガウンやフェースシールド、それにマスクなどを取り替え、従来の新型コロナの患者よりも厳重に管理しているということです。羽生総合病院は「感染力が強いとされる変異ウイルスを、他の病棟に持ち込まないよう感染対策を徹底したい」としています。>

R3.3.8「新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及びSARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000751759.pdf)p10「変異株PCR 検査が陽性だった者については、当面の間、法第19 条第1項に基づく入院措置を行うこととしていることを踏まえ、入院の調整をお願いいたします。」とあるが、日本環境感染学会「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について」(http://www.kankyokansen.org/modules/news/index.php?content_id=328)、日本感染症学会「新型コロナウイルス感染症」(https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31)、あるいは、R3.2.19「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第4.2版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000742297.pdf)の改訂で、変異株に対する診療ガイドラインが示されても良いように感じる。R3.3.15NHK「変異ウイルス患者対応の病院は」(https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20210315/1100011063.html)のような対応は不可欠なのであろうか。R3.3.16「新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及びSARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000754411.pdf)p8「原則として、個室での対応をお願いしております。ただし、同じ株であることが明らかな場合等については、同室としていただくことは可能です。感染対策については、標準予防策に加え、必要に応じて接触・飛沫予防策を講じて下さい。」、p9「入院先については、新型コロナウイルス感染症に対応可能な医療機関であればよく、感染症指定医療機関である必要はありません。」とある。R3.3.2「新型コロナウイルス感染症の軽症者等に係る宿泊療養の考え方について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000747661.pdf)でも変異株の言及があっても良いかもしれない。R3.3.16「新型コロナウイルス変異株流行国・地域に滞在歴がある入国者の方々の健康フォローアップ及びSARS-CoV-2 陽性と判定された方の情報及び検体送付の徹底について」(https://www.mhlw.go.jp/content/000754411.pdf)p8「患者の症状が落ち着いており、自治体の病床確保状況、患者の療養環境、その他特別な事情なども考慮して、必要と判断される場合には、十分な感染拡大防止の取り組みを実施した上での宿泊療養や自宅療養としても差し支えありません。」とある。

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