天候不順で、今朝は土砂降り。今日から隣りの部屋の浴室の取り換え工事が始まるのに、これでは延期かとすら思った。ところが工事が始まる前に雨は止んでしまった。仕事始めは午前9時でも、準備のために30分ほど前から作業員は働いていたから、土砂降りでなくて本当によかった。
午前9時にピンポーンと責任者が挨拶に来た。「あんなに雨が降っていたのに、心掛けがいいですね」と冷やかしで言ったが、彼は早く仕事がしたい様子で聞き流されてしまった。長女のところの孫娘や仙台に住む次女たちから、「お泊りするので、浴室をキレイにして」と言われていた。
決して壊れているとか汚れている訳では無いが、長い間使っていなかったから古さは否定できない。最近、私は付き合いが無くなったので、貯金通帳にお金が残るようになった。お金を残しておくことは無いと思い、「そのお金はパパちゃんが持つ」と格好付けて椀盤振る舞いしている。
洗面所と浴室を改修し、エアコンも大型のものを取り付け、子どもたちや孫たちが何時でも宿泊出来るようにしておけば、たとえ、今回のようにコロナ禍で実現できないかも知れないということになっても、ジイジとしては役割を果たしたことになるだろう。
娘たちも子どもの頃はパパを大事にしてくれた。そのうち、「部屋に勝手に入らないで」と言うようになり、「パパは自分の考えを押し付ける」と避けるようになった。子どもが自分の価値観を持つようになったのだから、当然、親と対立する。頼もしくなったと思いながらも、親は寂しさを感じるのは、どこの親も変わらない現実だろう。さて、今日の予定の工事は終了したようだから、ちょっと見て来よう。