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友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

朝日新聞と中日新聞が同じ店を取材していた

2020年07月04日 17時57分27秒 | Weblog

 東京で新型コロナウイルスの感染者が増えているとテレビは伝えている。東京だけでなく、地方でも増えているところもある。東京では「夜の街の関係者」が多く、その感染者は症状が出ていないという。新型のウイルスなのだから、よく分からないのが実情のようだ。

 感染したら、みんながすぐに死ぬという訳でもないのに、コロナに対して「怖い」という思いだけが蔓延している。分からないものは仕方ない。感染しないように、あるいは感染していたなら他の人に移さないように、気を付けるしかない。巣ごもり生活が嫌でも、それが出来る人はそうすべきだろう。

 世の中には医療従事者のように、巣ごもりしたくても出来ない人たちがいる。生活していくために、危険を承知で働かなくてはならない人も大勢いる。今朝の中日新聞と朝日新聞を見て驚いた。3面記事といわれる社会面が、事件でもないのに同じ記事が載っていた。しかも、写真の女性は同じ人で、洋装と和装だった。

 休業要請が解除されて1ヶ月経った名古屋の繁華街「錦三」を、朝日の記者は1日、中日の記者は3日、歩いた記事である。記者はふたりとも同じ店のオーナーママを取材している。朝日が3日に載せていたなら、中日は別の店を取材したはずだが、両社は4日に掲載する約束が出来ていたのかも知れない。

 ママは両社の記者に同じ話をしたようだが、記事は微妙に違っている。中日は「『これだけ対策していても、東京であれだけ【夜の街】と言われると、ひとくくりに危ないと思われてしまう』と声を落とす」。朝日は「『行政はガイドラインを作り、従えば営業してもいいと言っています。でも【夜の街】全体がウイルスの発生源のように言われている』『今週は予約が入っても、キャンセルです』と表情が曇る」。

 コロナ禍はまだ収まりそうにない。両社の記事に注目している。

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