友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

社会人の孫娘が水泳大会に出るという

2018年11月03日 17時51分59秒 | Weblog

  社会人2年目の孫娘が、子どもの頃通っていたスイミングスクールの先輩として大会に出ると言う。大学生になってからは全く泳いでいないし、社会人になって母親と同じ看護の道に進み、不規則な生活なのに、いきなり泳いで大丈夫なのかと心配になる。孫娘は泳ぐことが好きなようだが、身体が小さいから選手になるほどの基礎体力はない。

 孫娘がスイミングスクールに通って一番よかったのは、友だちにも恵まれたかも知れないが、私は「成果は必ず付いてくる」という体育の人たちの考えを身に付けたことだと思う。練習しなければよい結果は生まれない。努力は決して裏切らない。「諦めず、ベストを尽くす」。私のような怠け者にはなかなか出来ないことだ。

 しかしまた、人生には、「こんなに努力しているのに、どうして報われないのだろう」ことに出会う時もある。そんな時に、「成果が出ないから止める」などと、短絡的にならないで欲しいと思う。残念ながら人生には「どうにもならない」時がある。それでも、自分のいいところは「元気で頑張る」ことだと気付いて欲しい。ビックリするくらい楽天的で前向き、それが孫娘の長所なのだから。

 シリアで人質となったフリー・ジャーナリストの安田さんがテレビで袋叩きにされている。安田さん自身は「紛争地に行く以上は、責任は自分にあり、自分の身に起きることは自業自得」と覚悟している。しかしテレビの専門家でないコメンテーターと言われるお笑い系の人たちは、まるで巷の人たちのレベルと同じだ。そんなに言うなら自分が紛争地に行ったらと思うが、「政府が禁止しているから行けない」と開き直るだろう。

 仕事の中には、命を懸ける、そういう仕事がある。生きて帰れたのだから本当に良かったと思う。予期せぬことが生まれた時、それをどれだけ冷静に受け止められるかである。3年余の長い間、生きることを諦めたりせずに、じっと耐え続けた精神力は凄い。安田さんもまた「諦めず、ベストを尽くす」タイプの人なのかも知れない。

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