最近、誰それが入院したとか、診断を受けて3ヶ月で亡くなったとか、あまりいい話を聞かない。私の年齢なら当然なのだが、自分ではまだ若いつもりでいるのだから誠に勝手である。親しい人であっても何も知らずにいることもある。後になって、亡くなられたと聞かされてもどうしようもない。不義理な奴だと言われても仕方ないが、いい気持ちはしない。ある人が病院へ行ったところ、「すぐ入院してください」と言われ、次から次へと検査が続き、その間は食事も食べられずごっそり痩せてしまったそうだ。そこで友人は「3つの病院で診察を受けて、3つの診断が同じだったら、それから入院先を決めた方がいい」と言う。
これは極端な気がするけれど、病気が気になるようならそれくらいな慎重さがあってもいい。私の友だちは70歳前後が多いけれど、「ここまで生きてくればどこか1つや2つ、悪いところがあっても当然だ」と言う。「だからと言って、酒をやめるとか、あれを止めるとか、そんなにまでして長生きするつもりはない」とまで言う。「本人が好きなように生きるのは勝手だけれど、そこでコロリと逝ってくれればいいが、もし何年も意識のないままで寝かされていたらどうするの」と野次が入る。「意識がなければ、そんなの知らん!」と開き直って大笑いとなった。
笑っていられるうちならいいが、そのうちこれが現実になるだろう。生産に何もタッチしていない私たちのような年金生活者はできるだけ速やかにこの世からおさらばしなくてはならない。本当はそれが残された子どもや孫にとって一番の贈り物だ。そんなことを書いていたら、韓国の西海岸で北朝鮮と韓国軍との間で砲撃戦が起こっているとテレビが報じている。北朝鮮は核開発を見せびらかしたり、軍事挑発を行なったり、「断固とした強い意志を持った国家」であることを示そうとしている。
私のブログに度々コメントを寄せてくれる40代の若い人々には申し訳ないけれど、私はこの「断固とした強い国家」が嫌いだ。国家が存在すること事態が気に入らない。どうして人間は自分たちを縛り付ける国家を作り出してしまったのだろう。いや何時か、人間は全ての人々が自由に暮らせる国家のない社会を作るだろう、そう思ってきたけれど、それにはまだ時間がかかりそうだ。それでも、人間が行き着く先は互いの食べ物を分け与える社会だと私は信じている。
40代の若い皆さんは「軍事力が拮抗することで国家の安全が保たれる」と考えている。しかしそうなら軍備は拡大するしかない。攻められないためには他国よりも強い軍事力を維持しなければならない。武力を行使しなくても相手が手を出さないためには絶対的な軍事力を持つことになる。絶対的な軍事力を持っているからアメリカは世界の警察を自認している。アメリカを軍事力で攻めようとする国家はない。けれど力がなければゲリラやテロで自分の命も捧げて戦う。
どうして戦争が起きるのだろう。戦争が起きないためにはどうすればいいのだろう。今、社会を支えている皆さんだからこそこの問題に取り組んで欲しい。年金生活者のたわごとなんかどうでもいいと思わずに、人生の先輩からの願いと思って欲しい。
これは極端な気がするけれど、病気が気になるようならそれくらいな慎重さがあってもいい。私の友だちは70歳前後が多いけれど、「ここまで生きてくればどこか1つや2つ、悪いところがあっても当然だ」と言う。「だからと言って、酒をやめるとか、あれを止めるとか、そんなにまでして長生きするつもりはない」とまで言う。「本人が好きなように生きるのは勝手だけれど、そこでコロリと逝ってくれればいいが、もし何年も意識のないままで寝かされていたらどうするの」と野次が入る。「意識がなければ、そんなの知らん!」と開き直って大笑いとなった。
笑っていられるうちならいいが、そのうちこれが現実になるだろう。生産に何もタッチしていない私たちのような年金生活者はできるだけ速やかにこの世からおさらばしなくてはならない。本当はそれが残された子どもや孫にとって一番の贈り物だ。そんなことを書いていたら、韓国の西海岸で北朝鮮と韓国軍との間で砲撃戦が起こっているとテレビが報じている。北朝鮮は核開発を見せびらかしたり、軍事挑発を行なったり、「断固とした強い意志を持った国家」であることを示そうとしている。
私のブログに度々コメントを寄せてくれる40代の若い人々には申し訳ないけれど、私はこの「断固とした強い国家」が嫌いだ。国家が存在すること事態が気に入らない。どうして人間は自分たちを縛り付ける国家を作り出してしまったのだろう。いや何時か、人間は全ての人々が自由に暮らせる国家のない社会を作るだろう、そう思ってきたけれど、それにはまだ時間がかかりそうだ。それでも、人間が行き着く先は互いの食べ物を分け与える社会だと私は信じている。
40代の若い皆さんは「軍事力が拮抗することで国家の安全が保たれる」と考えている。しかしそうなら軍備は拡大するしかない。攻められないためには他国よりも強い軍事力を維持しなければならない。武力を行使しなくても相手が手を出さないためには絶対的な軍事力を持つことになる。絶対的な軍事力を持っているからアメリカは世界の警察を自認している。アメリカを軍事力で攻めようとする国家はない。けれど力がなければゲリラやテロで自分の命も捧げて戦う。
どうして戦争が起きるのだろう。戦争が起きないためにはどうすればいいのだろう。今、社会を支えている皆さんだからこそこの問題に取り組んで欲しい。年金生活者のたわごとなんかどうでもいいと思わずに、人生の先輩からの願いと思って欲しい。