今年の春にオープンした「京都経済センター」の1階に「京都織物卸商業組合」が、着物の魅力を発信する場所として開設した「きものステーション京都」。
そこには、着物を楽しむためのさまざまなワークショップも開催されています。
ふらりと訪れたミモロは、「え?茶道体験できるんですか?」と、たまたま訪れたのが開催時間だったため、飛び入り参加させていただくことに。
「あの~参加してもいいですか?」とミモロ。
「はい、どうぞお上がりください~」と迎えてくださったのは、、茶道裏千家の講師の米田昌夫先生。
「やさしそうな先生~」と思うミモロです。
「あの~ミモロ、お茶の練習するためのもの何にも持ってないんですけど~」と心配そうに尋ねます。
「はい、大丈夫ですよ。何にもいりません。必要なものは、こちらで全部用意してますから…」と。そう、手ぶらで参加できるお教室です。
「では~」と靴を脱いで、畳のスペースに。
「では、さっそく始めましょう~」。ステーションのスタッフの方もひとり参加なさいました。
「まずは、ご挨拶から…」礼儀作法も教わります。
「あの~ミモロ、正座ができなんですけど…いいですか?」と強縮しながら伺いミモロ。
「はい、どうぞそのままで・・・」懐紙がミモロに配れました。
「もうすぐお菓子いただけるんだ~」と、踊る心を抑えるミモロ。
「では、お菓子をどうぞ~」「頂戴したします」その様子をじっと見つめます。
「わ~おいしそうなお菓子~」とお菓子に目が釘付に・・・この日は、老舗「老松」のお菓子です。
「頂戴します~」ミモロも、ひとつお菓子を懐紙にトリ、黒文字でいただきます。
「では、これからお茶を点てていきます」と米田先生。
参加者の前には、盆点前のようにお盆に茶碗、茶器、茶筅、茶杓、そして袱紗がのったお盆が運ばれました。
「お茶、いただくだけじゃないんだ~自分でお茶点てるだ~わ~こういう経験、初心者にはうれしいね~」とミモロ。
「お茶体験」は、お茶をいただくだけが多いもの。でも、ここは自分で点てることができるのです。
初心者が、袱紗や茶杓、茶筅を触る機会は、ほとんどないもの。でもここは違います。
「はい、袱紗をたたんで、茶器と茶杓を清めましょう~」と米田先生。
「こういう感じだよね~」と、ミモロは、見よう見まねで…
「え~こうかな…」
真剣に取り組むミモロです。
「はい、上手にできました。では、さっそくお茶を点てましょう」
茶器から抹茶を茶杓ですくって、茶碗の中へ。
それからポットからお湯を茶碗に注ぎ、茶筅で、抹茶を溶かすように…
「シャカシャカシャカ」
「もういいかな~できた~」
「では、頂戴しましょう~」いただき方を教わって、自分で点てたお茶をいただきます。
「自分で点てたお茶をいただくってうれしいね~」と。
「ありがとうございました~」とキチンしたご挨拶で締めくくります。
「きものステーション京都」には、ほかに「みんなのいけばな教室」「京くみひも教室」をはじめ、さまざまなワークショップがあります。ぜひ1度ホームページ「きものステーション京都」を覗いてみてください。
「楽しかった~、ありがとうございました」ふらりと訪ねた場所で思いがけずの体験にうれしそうなミモロです。
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