ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

日本美術の名品がいろいろ。「京都文化博物館」での「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」9月29日まで

2019-09-02 | 博物館・美術館

9月29日まで、「京都文化博物館」では、「百花繚乱 ニッポン×ビジュツ展」が開催されています。


これは、9月1日から7日に開催されるICOM(世界博物館会議)京都大会を記念し、東京富士美術館が所蔵する3万点におよぶコレクションから、まさに日本!を物語る名品を展示するもの。

ちなみに、「東京富士美術館」は、1983年に東京の八王子に開館。その創設者は、池田大作創価学会インターナショナル会長です。美術館は、八王子の「創価大学」正門そばにあります。

「This is Japan in Kyoto」というサブタイトルからもわかるよう、日本の豊かな芸術世界のエッセンスを「カワイイ」「サムライ」「デザイン」「黄金」「富士山」「四季」などをキーワードとして展示しているもの。

入口近くで、ミモロが「わ~ゾウさん~」と声を出したのは、伊藤若冲の「象図」。

なんでも、八代将軍、徳川吉宗の要請で、実物のゾウが日本に運ばれ、若冲は、実際にそれを京都で見物したと思われるのだそう。
「普通、ゾウさん描くときは、横向きだけど、そこは若冲、真正面って斬新だよね~」とミモロ。大きなゾウらしく、画面いっぱいに、はみ出した感じがいっそう、その大きさを感じさせます。

歌川国芳の「相馬の古内裏」は、大きな骸骨が描かれたもの。

廃墟となった平将門が建てた屋敷に妖怪が出没し、それを退治している図です。
「なんかユニーク・・・こういうセンスが日本のアニメなんかにも影響してるみたい~」とミモロ。世界各地で骸骨は描かれていますが、どこか愛嬌すら感じさせる表情があります。

浮世絵の名品もいろいろ展示されています。
「あ、ネコ~」
歌川広重の「名所江戸百景 浅草田圃酉の町詣」 「あ、富士山も見える~」

「サムライ」をキーワードに展示されたのは、刀や甲冑など
「キャ すごい~」
シャチホコがのった兜です。「こんな兜の武将に出会ったら、コワイよね~」とミモロ。

こちらは、幕末、薩摩藩主 島津斉彬が着用したといわれる大鎧です。

日本の甲冑ほど、美術的に優れ、美しいものはないといわれます。戦いの場にも、高い美意識を伺わせるもの。

「デザイン」というキーワードには、

酒井抱一の「白梅図」

また鈴木其一の「風神雷神図襖」などが見られます。
 

「黄金の国」というキーワードでは・・・
「これで、細かいとこまでよく見える~」と、展示物のそばにルーペが置かれ、作品の細部まで観賞できるようになっています。
「さすが豪華~」
天璋院篤姫の婚礼調度の「葵紋牡丹紋二葉葵唐草蒔絵茶碗台」です。
篤姫の婚礼調度は、京都で多くが誂えられ、それを準備したのが、西郷隆盛と言われます。

「こっちも豪華だね~。乗心地どうかな?」と、興味津々のミモロ。
 
「竹雀紋堅三引両紋牡丹唐草蒔絵女乗物」は、仙台藩第七代藩主 伊達重村の娘、順姫が、伊予宇和島藩藩主 伊達村壽に嫁いだときに用いられたもの。
籠の内部にまで、細かく絵が描かれ、また、背もたれのクッションと手を乗せる台もあります。
「え~これに乗って、仙台から四国の宇和島まで行ったの?わ~豪華だけど、エコノミー症候群になっちゃいそう~」と心配するミモロ。
もしかしたら、仙台からは船で行ったかも・・・。また江戸藩邸にいらしたなら、そこからも船かも…。
東海道を歩いて進むよりは、ちょっと楽かもしれません。でも、どこかでかなりの距離を、この籠に乗らないと…・
戸を閉めたら、内部は薄暗い空間。「たまにお外見られても、きっと窓も閉められて、真っ暗・・・ワ~寝るしかないね~」と想像して震えるミモロです。「お姫様じゃなくてよかった~」

さて、今回の展示は、作品の写真撮影が可能です。「フラッシュはダメだけど~」


最近、日本の美術館でも、写真撮影できる展覧会が増えました。SNSの拡散による効果を侮れない状況と認識されたのかもしれません。

最後のキーワードは、「富士山」。葛飾北斎や歌川広重の錦絵など、有名な作品が見られます。


「なんか日本の美術をダイジェストで楽しむって感じ…外国人観光客にはわかりやすいものかもね~」と思うミモロです。

展示は、9月29日までです。

*詳しくは「京都文化博物館」のホームページで


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
コメント