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ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「岡崎桜回廊ライトアップ&十石舟めぐり」。舟から楽しむ琵琶湖疏水の夜桜

2014-04-04 | イベント

ミモロの住む東山岡崎エリアは、今、桜が満開。琵琶湖疏水沿いの染井吉野などが、見事に咲き誇っています。

毎日のように、お散歩に出かけるミモロは、琵琶湖疏水を運航する十石舟に乗りたくて、お散歩のたびにジッと憧れの眼差しを向けています。
以前、昼間に乗ったことがあるミモロ「きっと夜も素敵だと思うなぁー」と。では、久しぶりに乗りましょう。
「わーい、あれに乗るんだよね~」。朝のお散歩のときに、「十石舟めぐり」の乗船券を購入。日が暮れるのを待つことに…。
蹴上の琵琶湖疏水記念館のそばにある乗り場では、すでに大勢の人たちが、出航を待っています。
 
係りの人に券を見せて、救命胴衣を付けますが、ミモロは、小さすぎるのでサイズがありません。まぁミモロは、泳ぎが得意なネコなので、大丈夫かと…。

いよいよミモロの乗船時間になりました。舟の先頭近くの席に座れたミモロ。動き出すのをワクワクしながら待っています。
「十石舟めぐり」は、琵琶湖疏水記念館のそばから出発し、京都市動物園、京都市美術館、京都国立近代美術館、みやこめっせのそばを通り、夷川ダムという広い場所でUターンする、約25分間のクルーズです。
夕暮から、夜に移る時間…桜のライトアップがいっそう際立ってきます。
「わーやっぱりキレイ…」じっと桜に見惚れるミモロ。
舟からの眺める桜は、また違った趣が…。

琵琶湖疏水のコースでは、4本の橋の下を通過します。
 「うわー橋の下ってこうなってるんだー」と、通過するたびに歓声をあげるミモロ。舟は、橋をギリギリに通過するので、なかなか迫力があります。「はい、今から屋根が下がりますよ~」と、舟を操縦する係りの方の声。「え?屋根が下がるの?」そう、4本の橋のうち、2本の橋は、橋脚が低いため、そのままでは、舟の屋根がぶつかってしまいます。そこで、電動式で、屋根が下がる仕組みになっているんです。
「あ、下がってきた~」橋と舟の屋根の隙間は、わずかです。橋の下側では、鳩の姿が…「ここ、鳩さんのおうち?桜の時期は、何度も舟が通るから、寝てられないねー」と、同情します。

 
舟は、ゆれることなく、滑るように疏水の上を進みます。ライトアップされた桜が、次々にミモロの前を過ぎて行きます。
岸では、舟を眺める人の姿…ミモロは、「こんばんわー」と言いながら、手を振ります。でも、岸の人は、手をふってくれません。「前に昼に乗った時は、みんな手を振ってくれたのに~」と、ちょっと淋しそうなミモロ。実は、ミモロからは、岸の人が見えるのですが、照明の関係から、岸からは、舟に乗る人の姿が見えません。ミモロの姿も見えていなかったのです。

「こんな町中で、舟に乗りながら、夜桜見物ができるって、いいよね~」と、ホント、京都ってスゴイ…。

まもなく、疏水の桜もち始めるはず…。花吹雪の舞う中での舟も、趣はいっそう。水面に花びらが散り、その中を舟が進みます。

「散り始めたら、また見に来ようね~」
そうね、舟に乗らなくても、ただ疏水のまわりを歩くだけで、楽しいものねー。京都に暮らして、3回目の春。なんど見ても、決して飽きることがない景色です。

*「十石舟めぐり」の詳しい情報は、ホームページで。乗船券の予約もインターネットで可能です。

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コメント (3)
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