八幡市の「石清水八幡宮」を訪れたミモロ。お友達によると「すぐ近くに桜の名所があるから、行ってみたら…」と。
そこで、ミモロは、石清水八幡宮から、「さざなみ公園」という木の橋とお蔵がある場所のそばを通り、桜を見に…。
「なんか太秦映画村みたい…」この橋は「安居橋(あんごばし)」という名前。「あんこばし?」アンコじゃなくて、アンゴ。
もともと江戸時代に放生川に掛けられたアーチ橋。歩行者と自転車が通行できる趣ある橋で、八幡の名所のひとつです。ちなみに八幡の読み方は、ヤワタで、ヤハタではありません。あしからず…。
そこら、ミモロは、木津川へ。 御幸橋の上から、対岸を眺めると、ピンク色の筋が続いています。「あれ、桜並木なの?長いね~」
木津川沿いになんと1.4キロも続くんです。ここ辺りは、桂川、宇治川、木津川の合流地点。ということは、昔は、かなり水害が多く、そのため、1910年に河川工事が行われ、この堤防が作られました。その堤防の背の部分を平らに割って、長い舗道を作ったことから、背割という名がついたとか。この堤防の上は、車の通行はできません。
木津川にかかる御幸橋を渡ると、次第に対岸の桜が近づいてきます。
「わーキレイ…」でもこの日、とても風が強く、特に橋の上は、強風が吹き抜けて行きます。「わー飛ばされちゃう…」体の小さなミモロは、風にあおられ、歩みもフラフラ…橋の欄干につかまりながら、進みます。
堤には、約250本のソメイヨシノが植えられて、まさにピンク色の帯…。かつては松並木だったそうですが、害虫などの被害から、桜に植え替えられたと…。
桜の咲く期間は、「八幡桜まつり」が行われます。
「うわー桜のトンネル…」堤を覆うように、両脇から桜が枝を伸ばします。
「これがずーっと1.4キロ続くんだ~」なかなか歩きでがあります。河川敷では、お弁当を広げる家族連れやカップルの姿。「ミモロもお弁当もってくればよかった~」と、羨ましいそうに眺めます。
「えーなに?この看板…」まむしに注意…「えーここにまむしがいるの?」と、ちょっと怖がるミモロ。
ここは、「全国お花見1000景」のひとつで、関西地区では、2014年6位にランクされた名所です。
ちなみに2014年の1位は、宮城県の白石川堤、こちらの桜並木の全長は、8キロ、1200本の桜だそう。関西地区の1位は、奈良の吉野山、こちらは3万本の桜が山を彩ります。京都で、1位は、醍醐寺の桜が、ランクされていました。
「あ、さっきまでいた石清水八幡宮のある男山だー」対岸から、仰ぐ男山です。
ミモロが訪れたのは、4月上旬のこと、すでに桜並木の桜は散っています。
「わー桜吹雪、きっと迫力あったんじゃない…」と、想像するミモロです。
この春の京都の桜も、もう見納め…かも…。「なんか淋しいねー」さぁ、新緑の季節が始まります。
「きっと気づくと祇園祭になってるんだよねー」京都の暮らしは、あっという間に1年が過ぎる感じ…。
ミモロの京都暮らしも、4年目に入りました。
*「背割堤」八幡市八幡在応寺先 京阪「八幡市駅」から徒歩10分。
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