白川沿いの桜を眺めたあと、ミモロの桜散歩は、まだ続きます。「そうだ円山公園のしだれ桜見に行こう！」と、神宮道から円山公園につづく道へと入ります。
まず通るのは、青蓮院。ライトアップなどがされている門跡寺院です。ここは、天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡のひとつ。ほかは、三千院と妙法院です。浄土真宗の開祖、親鸞聖人が得度した寺院でもあります。「秋の粟田神社の大祭には、ここのお寺にお神輿が入るんだよねー」と。神仏習合の歴史を物語る神事です。
この前を通ると、いつもすごく気持ちよくなるというミモロ。その訳は、門の脇に聳える大きなクスノキにパワーを感じるためとか…。
横に枝をのばした堂々とした姿には、神々しささえ感じます。「絶対ここパワースポットだと思うよー」と。この前を通るたびにクスノキに手を合わせるミモロでした。青蓮院の東門は、皇室関係者と粟田神社のお神輿以外通れない門。
その脇に、桜がそっと色を添えていました。
まだ若木でしょうか、細い枝に咲く花が、控えめです。
そこから知恩院方向には桜が続きます。
知恩院の黒門に到着。
ここは、粟田神社の秋のれいけん祭に、知恩院の僧侶がしずしずと階段をくだり、下にある瓜生石の前で、粟田神社の神職と神事を行います。「きっと知恩院の中にも桜たくさんあるだろうけど、今日は先を急がなくちゃ…」と、中には入らず、三門から円山公園へ急ぎます。
「なんか雨が降りそう…」どんよりとした雲が京都の町にかぶさっています。
知恩院では、三門脇の友禅苑が、枝垂れ桜の美しい庭で有名。ぜひ、こちらもおすすめです。ミモロは、以前、お友達と訪れています。「ミモロ、友禅苑」で検索を…。
さぁ、円山公園までもう少し…「しだれ桜咲いてるかなぁー」。少し前まで、おしろいを塗ったように白かったしだれ桜…さぁどんな花が咲いてるかな？
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