5月15日は、京都三大祭のひとつ「葵祭」が行われます。それに先立ち12日に、比叡山の麓にある「御蔭神社」から、ご神霊をお迎えする「御蔭祭」が行われます。
朝、「下鴨神社」を出発するお迎えの一行は、そこから比叡山の麓、八瀬の山中にある「御蔭神社」へと向かいます。
昔は、歩いていった行程も、今は車やバスで向かいます。そこで神事を行ったのち、一行は山を下り、再び車やバスに乗って、北大路の北側にある摂社の「賀茂波爾神社(かもはにじんじゃ)」通称「赤の宮」に立ち寄り、神事を執り行います。
ミモロは、下鴨のお家から自転車で、「賀茂波爾神社」へと12時半ごろ向かいました。


人影もまばらな境内。まもなくここに行列の一行が到着します。「今のうちにお詣りしよう…」


拝殿のそばには祭りの準備が整っていました。
「ここ名水でも有名なんだよね~ペットボトル持って来ればよかった~」

そして境内には、ベビーカステラやたこ焼き、ヨーヨー釣りなど露天が軒を連ねています。「夜、みんな集まるらしいよ~」さすが平日の昼間は、子供たちも学校でいないので、夜店は、開店休業状態。お店の人に「また、夜においで~」と言われたミモロです。
さて13時すぎたころ、行列を先導する黒塗りの乗用車が到着。


そこには、下鴨神社の宮司様などがのっていらっしゃいました。
その後を追って、次々に装束姿の行列が到着です。



ミモロ、そんな道端にいると、お邪魔ですよ~。


一行が境内に入ると、いよいよ神事が本殿で始まります。
「ここからなら見えるかも…」燈籠の脇に見つけたスペースから拝殿が見えます。


本殿を遠く見つめていると、ミモロの前にトラックが…。「う~これ神様が乗ってるもの?トラックから降ろさないんだ~」

でも、神事が終わり、舞楽の奉納の時は、拝殿のそばまで行けることに。


人の隙間から、見物できたミモロです。「でもこの舞楽は、神様に奉納するものだから、舞う人がずっと背中を向けてる~まぁ、神様のためだからしょうがないね~」
トラックの荷台にいらっしゃる神様。

ここでの神事の後、一行は、宮司様たちと神様が乗ったトラックは、氏子町の中を御蔭橋を通り、下鴨神社へ。そしてバスの一行は、宝ヶ池から下鴨本通を経て神社へと戻るそう。

「今年、節分にもお詣りしました。近所なんでよくお詣りしてます~」と、神職さんにご挨拶。「そう、またお詣りにいらしてくださいね~」と笑顔で…

さて、この日、ご町内の神輿も登場します。
「賀茂波爾神社」の神輿


小ぶりながら、京都の神輿らしく豪華な飾りがつけられた神輿です。でも、平日のこの日。神輿を曳くのは、地域の年輩の方々10人ほどが、「わっしょい…わっしょい…」と言いながら、神輿の台車をひいて行かれました。「子供たち、学校だもんね~」と言いながら、後姿をそっと見送るミモロでした。
下鴨の家で遅いお昼ご飯を食べていると…
「あ、自動車が来たよ~」と道に出てみると、車が勢いよく進んできます。


「あ、行っちゃった~」まさにあっという間…拝む暇もありませんでした。
いよいよ15日は、「葵祭」雅な斎王代の行列が、御所から、下鴨神社を経て、上賀茂神社へと進みます。

*「賀茂波爾神社」京都市左京区高野上竹屋町36 境内参拝自由

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大和言葉の【ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と】からの自然数のシンタックスとセマンテックスを十進法の基における桁表示の西洋数学の成果の符号などをウマクウマク纏め上げている数の言葉ヒフミヨ(1234)の世界は、
【 式に、数式の数式たる、魂が宿り、数式が光ると思えたのである。 】 との記事から、
[荒魂]と[和魂]の融合が、数の[1]の存在量化であるとのコト。
この物語の淵源は、絵本の力で・・・
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